Deutschland-Lab

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歴史や文化、スポーツなどドイツに関する情報まとめサイト

ドイツの歴史

ベルヒテスガーデンのヒトラーの別荘跡地

ドイツ南東部のドイツアルプス山中にある、ヒトラーの山荘があったベルヒテスガーデンについて記事を書く。ヒトラーの山荘だったベルグホーフは、ネオナチなどの聖地になることを恐れて、今では何の案内板もなくて見つけづらい。一方で、ナチスドイツ時代の…

ニュルンベルクにあるナチス党大会会場の廃墟

ドイツ南東部のニュルンベルク市は旧市街が世界遺産に登録されているが、市の南東部にあるツェッペリン広場では、ナチスドイツ時代はナチス党大会が行われていた。ここには今では、ナチス時代の恐怖政治を伝える博物館がある。しかし、広大な敷地のほとんど…

アメリカ軍がライン川を渡ったレマゲン鉄橋を訪問した

1945年3月にアメリカ軍がライン川を渡った「レマゲンの奇跡」で有名なレマゲン鉄橋を、2012年10月に訪れてきた。橋はアメリカ軍の主力が渡った後に崩れて、今では橋の袂の廃墟しか残っておらず、西側の袂の廃墟が「レマゲン平和博物館」になって…

ヒトラー総統大本営のあったヴォルフスシャンツェの写真(2)

ポーランドのケントシンにある、ヴォルフスシャンツェ(”狼の巣”という意味のヒトラー総統大本営)の跡地を写真と共に紹介する。映画「ワルキューレ」でトム・クルーズが演ずるシュタウフェンベルク大佐が、ヒトラー暗殺のために爆弾を爆発させた跡地が、ヴ…

ヒトラー総統大本営のあったヴォルフスシャンツェの写真(1)

ポーランドのケントシンにある、ヴォルフスシャンツェ(”狼の巣”という意味のヒトラー総統大本営)の跡地を写真と共に紹介する。映画「ワルキューレ」でトム・クルーズが演ずるシュタウフェンベルク大佐が、ヒトラー暗殺のために爆弾を爆発させた跡地が、ヴ…

米英と開戦するよりもソ連をドイツと共に攻める方が良かったのでは?

日本は12月8日に真珠湾攻撃を行って第二次世界大戦に参戦して、米英などの連合軍と戦って負けた。そこで、もしも日本が米英と開戦せずに、ナチスドイツと共にソ連を攻撃した方がマシだったのはないかと考えてみる。もちろん、この「IF」は仮想戦記並み…

「坂の上の雲」に書かれているように乃木大将は無能だったのか?

司馬遼太郎が書いた有名な歴史小説「坂の上の雲」では、日露戦争で秋山兄弟を英雄として持ち上げる一方で、乃木大将を無能な将軍と描写して貶しているが、果たして乃木大将と彼の参謀は本当に無能だったのだろうか?「坂の上の雲」での司馬による乃木の描写…

ドイツ国歌と日本国歌。第二次世界大戦後の違い。

ドイツ国歌と日本国歌は第二次世界大戦に負けた国の国歌なので、戦後に他国からクレームがついた。ドイツでは「ドイツの歌」の1番から3番に、国歌を変えることになった。その理由は、このブログ記事に書いてある。一方で日本は連合国から国歌を変えるように…

2007年7月のポーランド旅行の感想

僕は2007年7月にポーランドに旅行をしたけど、その時の感想を書いてみた。ポーランドは日本とドイツのように第二次大戦で侵略した国とは逆で、ヒトラーのドイツとスターリンのソ連によって侵略をされた可哀そうな国である。ポーランドが本当の独立と自由を手…

グダンスクにある「ポーランド郵便局攻防戦」があった場所を訪問

1939年9月にナチスドイツ軍がポーランドに侵攻した時に、グダンスクのポーランド郵便局で、ドイツ軍と郵便局員との間で激しい戦いがあった。この戦いの様子は、有名な西ドイツ映画「ブリキの太鼓」に詳しく描かれている。その戦いがあった郵便局を、2007年7…

第二次世界大戦が始まった場所のグダンスクを訪問

2007年7月にポーランド北部にある都市グダンスクを訪れた。ここは、現代史に詳しい人ならすぐにわかると思うが、第二次世界大戦が始まった場所として有名である。最初の戦闘が始まったグダンスク北部のヴェステルプラッテ要塞の跡地には、記念塔、記念碑、破…

イタリアの悲しい恋愛映画「ひまわり」はありえない話

イタリア・ソ連合作の映画「ひまわり」はとても人気のある悲しい恋愛映画だが、この映画はドイツでは全くヒットしなかった。理由は戦後のスターリンのソ連政府によるドイツ人への仕打ちがとても厳しくて、「旧枢軸国の捕虜とロシア人女性が、幸せな結婚生活…

日本史上で最高の首相だったのは加藤友三郎海軍大将である

ヒトラーのナチスドイツと軍事同盟を結んで、第二次大戦に日本が枢軸国側で参戦するのを阻止する方法はなかったのか?極めて難しい課題だが、加藤友三郎、山本権兵衛を草分けとする海軍条約派の提督たちの言う通りにしていれば、ナチスドイツとの軍事同盟、…

ポーランド人が親日な理由は、ポーランド建国の父の子孫が日本人だから。

僕が5年ほど前にネットで知った、日本とポーランドの関係の驚くべき事実がある。それは、「ポーランド建国の父」と言われているユゼフ・ピウツスキの子孫が、日本で日本人として生活していることである。この事実は、日本に興味のあるポーランド人なら誰でも…

ヒトラー総統に隠し子がいたという事実を知った!!

2005年7月にヒトラーの山荘があったベルヒテスガーデンに行った時に、「ヒトラーには隠し子がいたのです」と教えてくれた現地のホテルのオーナーがいた。その方は既に高齢のおばあさんだったが、若かった頃にベルヒテスガーデンでナチス幹部と何度も会って話…

ナチスドイツの戦犯が裁かれたニュルンベルク裁判所を訪問

ドイツ南西部にあるニュルンベルク市はニュルンベルク裁判が行われた街として有名だが、ニュルンベルク裁判が行われた裁判所は今でも保存されてあり、誰でも見学することが出来る。裁判所の建物は今でも簡易裁判所として使われている、けっこう小さな建物だ…

映画「遠すぎた橋」の舞台となった街を訪れた(2)

映画「遠すぎた橋」の舞台となった、アルンヘムの街を訪問した時のことについて書いたパート2。このブログ記事では、戦争中の英第1空挺師団の司令部の建物をそのまま使用している、「空挺博物館」を訪れた時の様子について書いている。「空挺博物館」を訪れ…

映画「遠すぎた橋」の舞台となった街を訪れた(1)

有名な戦争映画「遠すぎた橋」の舞台となったアルンヘムに行った時の話について、ブログ記事に書いた。「遠すぎた橋」を見たことのある方は是非読んでみてください。ただし、やはり、「解放軍」だった連合軍関係の展示物が圧倒的に多かったです。

サッカー・戦争映画「勝利への脱出」

1981年に日本で封切られたサッカー・戦争映画の「勝利への脱出」というハリウッド映画について説明する。第二次大戦中にフランスのパリで、連合軍捕虜とドイツ軍のサッカーチームが試合をしたというフィクションの話だが、この試合にはモデルとなった試合が…

ドイツでマンシュタイン元帥のお墓を訪れた

このブログ記事では2006年7月に、エーリッヒ・フォン・マンシュタイン元帥のお墓を訪れた時のことについて執筆する。マンシュタイン元帥のお墓はドルフマルクというドイツ北部の小さな町にあるので、英語とドイツ儀のサイトをよく見て、十分に下調べをしない…

ドイツでグデーリアン将軍のお墓を訪れた

ドイツのハノーファーの近くにあるゴスラーに、ハインツ・グデーリアン上級大将のお墓があり、2005年7月にそこを訪れた。ゴスラー市営墓地にグデーリアン一家のお墓が建っているが、市営墓地はかなり大きいので現地の人に質問して教えてもらわないとい…

ドイツ空軍の撃墜王ハルトマン少佐のお墓を訪れた

僕は2005年6月に、ドイツ空軍の撃墜王エーリッヒ・ハルトマン少佐のお墓を訪ねた。第二次大戦に詳しい人なら知ってると思うが、ハルトマンの撃墜スコアは352機であり、これは世界記録であり、今のジェット戦闘機の空戦の時代では、絶対に破られるこ…

ナチスドイツドイツ海軍の電気潜水艦「UボートXXⅠ型」

ナチスドイツが終戦直前に開発した多くの[Wunderwaffe](奇跡の兵器)があるが、そのうちの一つであるUXXⅠをブレーマーハーフェンで見た時の話。この潜水艦は世界で初めて実戦に投入された電気潜水艦であり、戦後の米ソ海軍の潜水艦開発に多くの影響を与えた…

ドイツ博物館に展示されてる軍用機

僕はミュンヘンにあるドイツ博物館には3回行ったことがある。この博物館は第一次大戦後に設立されて、ドイツの科学技術の進歩を展示している。軍事マニアにとってとても興味深いのは、ナチスドイツ空軍の本物の軍用機が展示されていることである。もちろん、…

シンスハイム自動車技術博物館に展示されている第二次大戦の兵器(2)

シンスハイム自動車技術博物館に展示されてる、第二次大戦時のドイツ空軍軍用機を紹介するブログ記事。

シンスハイム自動車技術博物館に展示されてる第二次大戦の兵器

ドイツ国内にはけっこう多くの軍事博物館がある。今までにブレーメン東部にあるムンスター戦車博物館を写真と共に紹介したが、今回はハイデルベルク近郊にあるシンスハイム自動車技術博物館を写真と共に紹介する。シンスハイムにはホッフェンハイムというブ…

ベルリンのナチスドイツ軍が降伏した場所に建つ博物館(2)

ベルリンのナチスドイツ軍が降伏した場所に建つ博物館(1)

ドイツ博物館で海戦の歴史の説明を聞いた

ドイツのミュンヘンにあるドイツ博物館の海軍展示室で、博物館のガイドのおじさんが、僕一人のためだけにドイツ語のガイドをしてくれた。30分ほど続いたガイドだったので、恐らく本来は20人ほどのグループに行うものなんだろうけど、僕がドイツ軍の戦記を数…

元ナチスドイツ軍戦車兵のおじいさんと会話をした