ハイデルベルク付近にあるシンスハイムという町に、「シンスハイム自動車・技術博物館」がある。ムンスター戦車博物館はちょっとアクセスが悪いが、ここの博物館は観光地、大学町として有名なハイデルベルクの近くにあるので、まあまあアクセスが良い。この小さな町にはTSG1899ホッフェンハイムというブンデスリーガ1部に所属するサッカーチームもあるので、サッカー観戦もすることができる。
シンスハイム自動車・技術博物館の説明。
上の写真はパンターA型。この戦車は3ユーロ(多分。約400円)を投入することで、1分間動かすことが出来る。戦車の前に小さなハンドルがあって、それで、砲塔をラジコン操作で上下左右に動かすことが出来る。また、同時にキャタピラも動く。その動画がこちら。
上の写真はⅣ号戦車。北アフリカ仕様で展示されてるから多分G型だと思う。
3号戦車に10.5センチ砲を搭載した10.5センチ突撃榴弾砲。
パンター戦車に88ミリ砲を搭載したヤークトパンター駆逐戦車。
3号戦車に短砲身75ミリを搭載した3号戦車N型。
38(t)軽戦車。ナチスドイツがチェコを併合した時に手に入れた戦車で、初期の電撃戦発動時に戦車不足だったドイツ陸軍を救った。
38(t)軽戦車に75ミリ砲を搭載したヘッツアー駆逐戦車。軽戦車に75ミリ砲を搭載したので、居住性はかなり悪かった。
Ⅳ号戦車に37ミリ対空砲を搭載したメーヴェルヴァーゲン対空砲戦車。
Ⅳ号戦車の車体に150ミリ砲を搭載したフンメル自走砲。
3号戦車に75ミリ対戦車砲を搭載した3号突撃砲G型。
38(t)軽戦車に75ミリ対戦車砲を搭載したマルダーⅢH型対戦車自走砲。
元は対空砲として開発されたが、水平射撃で使用することで連合軍戦車多数を撃破した88ミリ対空砲。短砲身75ミリ砲装備のⅣ号戦車以外は、英仏軍のマチルダ、ルノーB1戦車などと戦う時に不利だったドイツ軍機甲部隊を救った。
これらの陸軍兵器以外にもドイツ空軍の軍用機、連合軍の兵器も展示されているが、それらの写真は後のブログ記事で紹介する。