Deutschland-Lab

Deutschland-Lab

歴史や文化、スポーツなどドイツに関する情報まとめサイト

ドイツ語のサッカー用語について

f:id:novaluewriter:20210524131054j:plain

 

 

 

このブログ記事ではドイツ語のサッカー用語についてちょっと説明をする。でも、ドイツ語のサッカー用語については他にも多くのサイトで説明されているけど。

 

 

2006年のワールドカップ・ドイツ大会前に僕の他のブログに書いた、ドイツ語のサッカー用語についてのちょっとした説明します。英語とドイツ語のサッカー用語はかなり違うのです。

 

写真上は2005年ー2006年シーズン開幕のハンブルグ対ニュルンベルグの試合。ハンブルグのホームスタジアムで行われた。当時、ハンブルクに所属していた日本人選手の高原も途中出場をした。この写真は当時のハンブルクの主力FWのバルバレスがPKを決めるシーンで、僕が現地で撮影をした。
 
Weltmeisterschaft(F・女性名詞)(ワールドカップ)Fussball(M・男性名詞)(サッカー)、Spiel(N・中世名詞)(ゲーム)、Tor(N)(ゴール)、Mannschaft(F)(チーム)、Schiedsrichter(M)(主審・女性の場合は最後に女性を表す-inが付いて女性名詞)。Linienrichter(M)(副審・女性の場合は最後に女性を表す-inが付いて女性名詞)
 
Torwart(M)(キーパー)、Verteidiger(M)(ディフェンダー)、Mittelfeldspieler(M)(ミドルフィルダー)、Stuermer(M)(フォワード)
女性の場合は、Stuermerinのように-inが付いて女性名詞。ただし、キーパーは、Torfrauという
 
Elfmeter(M)(ペナルティキック;11メートルという意味)、Freistoss(M)(フリーキック)、Eckstoss(M)(コーナーキック)、Gelbe Karte(F)(イエローカード)、Rote Karte(F)(レッドカード)、Erste Halbzeit(F)(前半)、Zweite Halbzeit(F)(後半)、Abseits(M)(オフサイド)、Uniform(F),Torikot(N)(ユニフォーム)、Schwalbe(F)(元は”ツバメ”という意味だが、サッカーではシュミレーションのこと)
 
実際のアナウンスでは、次のように言う。
[Oh, nein, der hat vor dem Tor die "Schwalbe" gemacht!! Das war, ganz und gar, klar und deutlich!! Schiedsrichter muss ihm jetzt gelbe Karte zeigen!]
 
「おっと、彼はゴール前で“シュミレーション”をやりやがった!!明らかに完全に、“シュミレーション”だ!!レフェリーは、彼にすぐにイエローカードを出せ!」

 

 

f:id:novaluewriter:20210524135338j:plain

 

ブンデスリーガのホームゲームでホームチームがゴールを決めた時には、独特の場内アナウンスがある。そのドイツ語と和訳をここで紹介する。でも、アウェイチームがゴールを決めた時には普通のアナウンスしかない。

 

 

次にホームチームがゴールを決めた時の場内アナウンスを紹介する。ドイツ流のサッカーの盛り上げ方がある。例えば、今、アイントラハト・フランクフルトにいる鎌田大地がゴールを決めた場合。

 

(Ansager)Das war, meine Damen und Herren, unser Tor von dem Nummer 15,
*Daichi-,
(観客)Kamata!!*(*-* X 3 MaL)
(A)Und neuer Spielstand ist jetzt Eintracht-!?
(Z)Eins!!
(A)Bayern!?
(Z)Null!!(immer "Null". Falls Gegner schon 1 Tor hat.)
(A)Danke,Danke!!
(Z)Bitte,bitte!!

(場内アナウンサー)みなさん、我々のゴールだ!!決めたのは、背番号15番、
*ダイチ~、
(観客)カマタ!!* (*~*を3回繰り返す)
(アナ)新しいスコアは~、アイントラハト~(フランクフルトのこと)!?
(客)1点!!
(アナ)バイエルンは!?
(客)0点!!(ここは常に0点。たとえ、相手がすでに1点取っていても0点と叫ぶ)
(アナ)ありがとう、ありがとう!!
(客)どういたしまして、どういたしまして!!

当然ながら、敵のチームがゴールを決めてもこのような掛け合いはない。だから、アウェイチームは心理的に断然に不利になる。

 

ドルトムンドで長年活躍した香川真司の場合は、日本人は家族名、名前という順番で呼ぶとわかったので、ドルトムントのファンはアナウンサーが「カガワ~」、観客が「シンジ~」というふに叫んでいた。写真上は香川真司が長年所属していたドルトムントのホームスタジアム。この写真も僕がドルトムントに行って撮影した。

 

 

 以上、今日はドイツ語のサッカー用語について説明してみました。もちろん、ドイツ語のサッカー用語をもっと詳しく説明しているサイトはいくらでもあります。ここでは、特に「はてなブログ」ユーザーのために記事にしました。