- 所有するNゲージ車両であるフランス国鉄のTGVデュプレックス、ドイツ鉄道のICE3、ICE4を紹介する。フランス、ドイツなどの陸続きのヨーロッパの列車は相互に乗り入れをしている。
- 国際列車であるフランス、ドイツなどの長距離特急に乗っていると、EU域外の国民である日本人は国境、列車内でパスポートの提示を求められることがある。EU域内の国民はパスポートの提示は求められない。
- ドイツの普通列車を紹介するが、ドイツの都市部の普通列車はほとんどが2階建て車両である。2階建て車両の方が多くの乗客を輸送できるというのが理由。
- 製作中のレイアウトについては、これからもたまに製作過程をブログにアップしようと思う。
所有するNゲージ車両であるフランス国鉄のTGVデュプレックス、ドイツ鉄道のICE3、ICE4を紹介する。フランス、ドイツなどの陸続きのヨーロッパの列車は相互に乗り入れをしている。
今日の記事でも、前回に続いて僕が所有しているNゲージの外国車両について紹介をします。
上の写真は、僕が今作成しているNゲージレイアウトの駅に止まる列車で、手前からフランス国鉄のTGVデュプレックス、ドイツ鉄道(DB)のICE3、ICE4である。下の写真は前から写したもの。
このような列車の並びは実際にドイツとフランスであり得ることであり、それはフランス国鉄の車両は何種類かがドイツ国内にも乗り入れているからである。また逆にドイツ鉄道の車両も何種類かがフランス国内に乗り入れている。僕も2015年にドイツのシュツットガルトからアウグスブルクまで移動した時に、フランス国鉄のTGVデュプレックスに乗車した。TGVはパリ始発でミュンヘンまで乗り入れている。
さらにヨーロッパの鉄道を説明するとヨーロッパは陸続きなので、ドイツ、オーストリア、スイス、ポーランド、オランダ、ベルギーの列車は相互に乗り入れをしている。みなさんもユーロスターが、フランス、ベルギー、イギリスの間をドーバー海峡の下をトンネルを越えて乗り入れしていることは知っているだろう。シュツットガルト駅にはいつも北イタリアのミラノ行きの特急列車が止まっていた。これは統一通貨のユーロが、2001年に誕生する前からヨーロッパでは行われていたことである。
国際列車であるフランス、ドイツなどの長距離特急に乗っていると、EU域外の国民である日本人は国境、列車内でパスポートの提示を求められることがある。EU域内の国民はパスポートの提示は求められない。
TGVデュプレックスには2015年5月に乗車したのだが、ちょっと変わったことがあった。それは警察官が車内を見回っており、アジア人の僕を見ると「警察だ。パスポートを見せろ」と言ってきたのである。僕は何のためらいもなくパスポートを見せたが、他の乗客にはそんなことは言わなかった。これは、なんでアジア人の僕にだけ警官が「パスポートを見せろ」と言ったのかというと、これには理由がある。1997年9月にドイツを一人旅した時にも、鉄道員が僕にだけ「パスポートを見せろ」と言ってきて、他のドイツ人の乗客にはそんなことは言わなかった。それで不思議に思って、ドイツのミュンヘンにある日本の旅行会社でこれについて質問をすると、「ヨーロッパ人はEUの加盟国だから、パスポートを見せなくてもいいんです。でも、日本人はEUに加盟してないから、要求されたらパスポートを見せないといけないんです。だから、私たちもパスポートを常に持ってないといけません」という回答だった。たしかに、ドイツに入国する時も入国審査の時に、「EU加盟国」「それ以外の国」と2つのゲートがあった。これは、日本人の場合も日本国内では優遇されてるからお互い様であろう。
このEU加盟国以外の人が列車内でパスポートの提示を求められることは、TGVデュプレックスのような国境を越えて走行する列車には必ずあることであり、2007年7月にポーランドのワルシャワからドイツのケルンまで寝台特急に乗った時にも、僕がコンパートメント(個室)で区切られている客車の2段寝台の下段で眠っていると、恐らく国境の税関員と思われる人に肩を叩いて起こされた。それで、上の段にいたギリシア系ドイツ人の旅行者が、彼とはすぐに同じコンパートメント内で打ち解けて友達になることができたのだが、「この日本人はドイツ語がしゃべれるよ」と税関員におしえると、税関員は「パスポートをお願いします」とニッコリ笑ってドイツ語で僕に言ってきた。その時も僕は「日本人はEU域外の人だから、国境ではパスポートを見せるのか」とわかって、すぐにリュックから取り出して見せた。でも、眠っていたところを急に起こされたから、ちょっと不機嫌になった。(笑)
ドイツの普通列車を紹介するが、ドイツの都市部の普通列車はほとんどが2階建て車両である。2階建て車両の方が多くの乗客を輸送できるというのが理由。
さらに、前回の記事では紹介できなかった僕が所有する他のドイツ鉄道の車両を紹介する。上の写真はドイツ国内を走行するRB(レギオナルバーン・日本でいうと在来線の普通列車)の車両であり、2階建ての車両でドイツ国内の各所で見ることができる。ドイツ、オランダ国内を旅行すればわかるが、僕が知る限りではこの2か国では都市部を走行する普通列車はほとんどが2階建てである。2階建ての方が一度に多くの乗客を輸送できるのが理由である。
製作中のレイアウトについては、これからもたまに製作過程をブログにアップしようと思う。
最後に一番上に掲載したNゲージレイアウトの写真を紹介する。このレイアウトはまだまだ未完成で、恐らく完成までにまだ半年ほどはかかると思うが、レールと建物の配置はだいたいが終わっている。金閣寺と東京タワーは完成品をヤフオクで注文して購入した。東京タワーはNゲージの縮尺が150分の1なのに対して500分の1だから縮尺が合わないが、これからちょっと加工して手直しをしようと思っている。この東京タワーは電源を入れるとライトが光る。これからはこのレイアウトに、さらに山とトンネル、海を工作して足していこうと思ってる。駅前の広場ももう少し手を加えて立派なものにしようと思う。これから、このレイアウトが完成していく様子を動画でもアップしようと思う。動画はYOUTUBEにもアップしようと思う。
以上、僕が所有するNゲージ車両の紹介と、その車両にまつわるドイツでの思い出、sらに、現在製作中のレイアウトの紹介のブログ記事でした。