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サッカー日本代表のW杯での目標はベスト8以上

 

日本代表対オーストラリア戦 三苫選手のゴールシーン

 

 

 

最近はウクライナ戦争の暗い話題が多かったけど、3月24日にサッカー日本代表がアウェイの地でオーストラリア代表に勝って、7大会連続のW杯出場を決めたのでそれについての記事を書きます。

 

サッカー日本代表が3月24日にアウェイでオーストラリアに勝って7大会連続のW杯出場を決めた。とても嬉しいことだけど、サッカー日本代表は空中戦に弱いという致命的な弱点がある。

 

僕はDAZNに入ってないから、試合は中継で見れなかったけど結果をネットで知って、その後にYOUTUBE三苫の2ゴールで勝ったことを知った。88分とロスタイムにやっと三苫が2ゴールを決めたというのは問題だったと思う。全般的にオーストラリアは引き分け狙いなのか引き気味だったようで、そのオーストラリア相手に終了間際にやっと2ゴールを決めたという決定力不足は、いつもいつも日本代表の課題だと思う。でも、平均身長が高いオーストラリア相手に、空中戦で失点しなかったのは収穫だっただろう。日本代表が空中戦に弱いというのは、身長が高い相手のFWにヘディングでゴールを決められることである。日本代表はいつも平均身長が180以下なので、オーストラリアのように大柄な選手が多いチームには、いつも空中戦で失点をすることが多いのが課題である。

 

この日本代表が空中戦に弱いということは、僕は過去にこのブログで書いたことがある。これは、ドイツ人の友達から言われたアドバイスである。彼も身長が180センチだったが、ドイツ人男性の平均身長が180センチだからドイツ人の中では普通だった。

 

https://deutschland-lab.hatenablog.com/entry/20201014/1602665189

 

サッカー日本代表は「ドーハの悲劇」でも、2002年日韓W杯のトルコ戦でもヘディングで相手にゴールを決められている。そして、最近でもヘディングで失点することが多い。まだ、空中戦対策は十分でないと思う。

 

サッカー日本代表は、とにかく重要な試合で空中戦で失点をすることが多い。1993年の「ドーハの悲劇」の時も、イラクの選手に空中戦で負けてヘディングで同点ゴールを決められた。2002年の日韓W杯の時もグループリーグは突破したが、決勝トーナメント1回戦のトルコ戦で、身長190センチの大型FWハカン・シュクールを意識して、トルコのコーナーキックの時にシュクールにマークが集まり、それでフリーになったウミト・ダバラにヘディングで決勝ゴールを決められた。2006年のドイツW杯の時は柳沢のQBKもあってグループリーグで敗退したが、第3戦のブラジル戦でもブラジルのロナウドにヘディングでゴールを決められている。

 

その後も2014年のブラジル大会のグループリーグ第1戦では相手はコートジボアールだったが、身長が190センチ以上あるFWドログバが途中から入ってきて、ドログバにマークが集まった途端に、他の選手にヘディングで勝ち越しゴールを決められた。2018年のサッカーW杯ロシア大会でもグループリーグは突破できて、決勝トーナメント1回戦でも強豪ベルギー相手に途中まで2-0でリーグして勝ちパターンのゴールだった。だが、身長が高いベルギーにゴール前でセンタリングを上げられて、やはり身長が190以上ある長身選手のフェライニに同点ゴールを決められた。その後はベルギーに90分後のロスタイムに電撃的反撃を喰らって、結局2-3で敗れた。だから、空中戦対策を何とかしないと日本代表に明るい将来はない。プロ野球にいるような大柄の選手をもっとサッカー界でも集めないといけない。

 

 

11月に行われるカタールW杯では日本代表にはこれまで以上の成績、つまり、準々決勝以上に行ってほしい。今の日本代表ならこの目標を達成できると思う。

 

 

それで、僕はそして恐らく他の日本人も、11月に行われるサッカーW杯カタール大会では大いに日本代表に期待をしてると思うが、ロシアW杯では強豪ベルギーに決勝トーナメント1回戦で惜敗をしたので、今回のW杯では決勝トーナメントの上、つまり準々決勝以上に行ってほしいと思う。日本代表がアジアで強いことはもうよくわかったので、次はサッカーワールドカップで上位に進出することが目標だ。ドイツ、フランス、イングランド、ブラジル、アルゼンチンなどのサッカー大国では、準々決勝まで進出しないと国民からすさまじいブーイングを浴びるという。日本もそのレベルに達しないといけない。