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僕が初めてスキーをしたのは広島県だった

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最近はロシアとウクライナ戦争関連の暗いニュースばかりについてブログ記事を書いてましたが、ちょっとこの記事では明るい話で僕が子供の頃の記事を書こうと思います。今は北京で冬季パラリンピックをしてますが、

 

 

島県北部にある「芸北国際スキー場」で、僕は生まれて初めてスキーをした。広島県北部にある天然雪のスキー場は恐らく日本で最も南にあるスキー場だと思う。

 

 

上の写真は広島県北部にある「芸北国際スキー場」だけど、僕は生まれて初めてここでスキーをした。当時は小学校4年生だった。恐らく広島県のことをよく知らない人は、「中国地方の広島県にスキー場なんてあるのか?広島県に天然雪のスキー場があるなんて初めて聞いた」と思ってビックリした人が多いだろう。実際、20歳くらいの時に仙台の友達数人に「広島県でスキーをしたことがある」と言ったら、「広島県にスキー場なんてあるわけない。変なことを言うな」と言って笑っていた。でも、中国地方に住んでる人なら中国地方でも島根鳥取という山陰地方は冬はけっこう雪が降ることを知ってるだろう。広島県でも瀬戸内海沿いの広島市内は朝に雪が降っても夕方には雪は解けているが、北部の山間部は12月から3月まで雪が残るのである。

 

それで、今は東北地方の仙台市に住んでる僕が広島に住んでいた理由は、僕のブログを何度も読んでいる人ならわかると思うが、僕の父が東北大学法学部卒で大手銀行に勤務していたので、僕が中学校入学した時に両親が仙台にマイホームを建てて住むまでは父は全国各地を転勤しており、それで、僕が小学校3年生から5年生の時までは父は銀行の広島支店勤務だったので、広島に住んでいたのだった。父が転勤族だとこういう生活をしていた人が多いだろう。

 

 

芸北国際スキー場には父の銀行のツアーで行ったが、東北の宮城県出身の両親は雪を見ると喜んでいた。でも、子供の僕は雪に慣れてなかったから雪の上では不安だった。

 

 

芸北国際スキー場に行った時は父の勤務する銀行のツアーで行った。だから、日帰りだったが一緒に行った人はみんな父の銀行の同僚だった。父は課長だったので家族を連れて参加したのだったが、若い職員の方々の中には独身のスポーツマンの方も多かった。父が勤務していた銀行は大手銀行なので、父が東北大学卒なのに広島支店で勤務していたように、他の職員も日本全国で採用された方々だから必ずしも広島出身者ではなかったので、スキー場に着くと大喜びで「懐かしいな」とか言いながら慣れた手つきでスキーを装着していた。

 

僕の家族は両親は東北地方の宮城県出身だから、やはり両親はスキーが上手だった。特に父は宮城県北の田舎町出身だから、実に慣れた手つきでスキーを装着してボーゲンでスキーを滑らせていた。僕はやはり初めてでまだ小学校4年生だったから、スキーの板が長すぎてなかなか上手く滑ることができなかった。父にスキーの初歩であるボーゲンを教えてもらったが、思ったように滑ることができなかった。

 

やはり、スキーの初心者にとって怖いのは、自分が想像しているよりも早くスキー板が滑ってしまうことである。それで、スキー板が滑り始めると怖いから座り込んでしまうということの繰り返しで、1日だけでは上手くボーゲンをしてシュプールを描きながら滑ることはできなかった。でも、今では初心者用の短いスキー板もあるというから、それをスキー場で貸してもらえば数時間の練習ですぐにボーゲンくらいはできるようになると思う。

 

 

父に教えてもらって2時間ほどスキーをしたが上手くスキー板で滑れなかったので、スキーは諦めてそりで滑って遊んだ。初めてのスキーはトラウマになっただけだった。(苦笑)

 

 

スキー板で滑ることを2時間ほど挑戦してみたが何度やっても上手くいかないので、その後は同じ社宅のアパートに住む男の友達とそり滑りをやってゲレンデで遊んだ。そり滑りはそりに乗って滑るだけだから、スキーと比べると簡単に出来るようになった。スキー場に行ってなかなかスキーで滑れない人は、まずはそり滑りをやって雪のゲレンデに慣れるのがいいと思う。でも、宮城県の田舎育ちの父は、「スキー場に行ってスキーでなくてそり滑りしか出来ないなんて、みっともないし男らしくない」と言って嫌な顔をしていた。(苦笑)でも、いずれにしてもスキー場に初めて行って、すぐにスキーでボーゲンで滑降が出来るようになる人は、かなり運動神経がいい人だけだと思う。普通の人は2回目くらいで、やっとボーゲンで滑れるようになるのだと思う。