ウクライナ戦争について書いてはいけないこと

「はてなブログ」の運営から、「ウクライナ戦争について記事を書く時はウクライナ政府の発表を否定する記事、戦争を煽るような記事は書かないように注意してください」という通知があった。

はてなブログの運営からウクライナ戦争についてブログに記事を書く時は、慎重に記事を書いてほしいというお知らせがありました。恐らく、皆さんのところにもこの通達は届いていると思います。具体的に書いてはいけないのは、ウクライナ側発表のニュースはフェイクだと安易に否定するようなこと、プーチンが率いるロシア側を支持するような意見を書くこと、戦争を面白おかしく茶化すような記事を書くことです。もちろん、ロシア側を支持してウクライナ側を否定する記事を書くというのは、これだけロシア軍がウクライナ市民を虐殺しているという事実が出ているので、言論、政治的主張の自由の前に公序良俗というモラルの違反になるので、そういうことを書いてはいけないということです。

他のブログ、個人放送サイトでも、「ウクライナ政府の発表は全部嘘だ。プーチンのロシア側の主張をもっと聞くべきだ」という記事を書いたり放送をしている日本人が多数いる。

ところが、ここ「はてなブログ」ではこのような注意ブロガーに通達されているが、他のサイトでは今でも「ウクライナ市民の犠牲ニュースは全部フェイクで、ロシア側の主張が正しい」などと書いてる変な連中がいる。また、「そもそもウクライナのゼレンスキー大統領が国民に武器を取って徹底抗戦をするように命令したので、正規のウクライナ軍兵士ではない民兵とゲリラが増えており、ロシア兵が市民と兵士の見分けがつかなくなっており、ロシア兵が市民も殺害するのはやむを得ない」などとブログに書いたり、ニコ生、ふわっちなどの個人ライブ放送で放送をしている人もいる。まあ、ウクライナの一般市民がゲリラとなって都市部で戦っているのは、イラク戦争の時もイスラムゲリラとかベトナム戦争の時もベトナム市民がゲリラとなって戦った例があるから、見分けがつきにくいのだが、そもそもロシアが適当な言いがかりをつけて国際的な非難が多い中でウクライナ侵略を進めていることに問題があるのだから、正当化できることではない。

「ウクライナ政府の発表が嘘で、ロシア側の発表の方が正しい」とネットに書いている日本人は目立ちたがり屋であり、現実生活が上手くいってないのでネットで勝手なことを言ってる「荒らし」である。

こういうことを書く日本人はどういう連中かというと、だいたいがモラルの低い目立ちたがりだろう。ふわっちという個人でライブ放送ができるサイトでロシア側を支持するという、恐らく２０代の女性の放送を見てみたが、別に英語、ロシア語がしゃべれてロシア、ウクライナ情勢に詳しい専門家というわけではなくて、ウィキペディアだとかニュースサイトを見ながら思い付きでウクライナ側は嘘の情報を流しているとか、勝手なことを言っていた。この放送で「そんな思い付きでウクライナ側の発表はフェイクだとか言ってると、運営からＢＡＮされるぞ」とかコメントしてみたが、放送主の取り巻きのリスナーから、「ウクライナ側の発表が絶対に正しいということを証明してみろ。日本ではウクライナ側の情報しか入ってこないから、一方的にロシアを悪者にするのはおかしいと思わないのか？」などと返しのコメントをされて、全く聞く耳を持たないようだった。こういう連中はモラルの低いネトウヨとネトサヨとか、ウクライナ戦争が始まる前から特に２ちゃんねるなどに生息していた。絶対に自分のリアルの生活があまり上手くいってないので、ネットで勝手なことを言ってうさ晴らしをしている変な連中だろう。こういう連中とは、絶対に現実社会でも付き合いたくない。

 

「日本の岸田首相の対応が悪い。もっと強い態度に出るべきだ」と書いてる人もいるが、日本は戦後はずっと憲法第九条を基本に平和外交しかしてこなかったので、そのツケが今の日本政府と日本人に重くのしかかっている。

あとは、日本政府の対応が後手後手に回っているとか、日本政府は欧米諸国に比べると大して強い対応に出てていないという批判があって、「岸田首相のウクライナ戦争への対応はあまりにも弱気だ」という批判が一部の左翼活動家からあるが、そもそも日本は戦後ずーっと憲法九条を基本として弱気な平和外交ばかりしてきたのだから、このような有事に強気な外交に出れるわけがない。北朝鮮工作員によって多くの日本人が拉致されたという事実が平壌宣言で明らかになってから今年でもう２０年が経つが、まだ北朝鮮という国は生き残っていて大陸間弾道ミサイルを日本に向けて発射してきている。ウクライナ戦争によって、北朝鮮の背後にはロシアと中国がついていることが明らかになったが、日本はまだ憲法第九条を基本とした平和外交しか出来ていない。これは、今の岸田首相だけの責任ではなくて、戦後の日本政府がずーっと弱気な外交ばかりしてきたツケが回ってきているのだから、憲法第九条を廃止して正規軍の保持を憲法に明記して、これからはもっと強気の外交に出れるようにしないといけない。