Deutschland-Lab

Deutschland-Lab

歴史や文化、スポーツなどドイツに関する情報まとめサイト

大谷のメジャーでの二刀流大成功は想像を超えてる

 

 

ウクライナ戦争とか、有名人の自死とか暗いニュースが多いですが、今日は少しは明るい話題を書こうと思います。大谷選手のメジャーでの大活躍についてです。

 

 

大谷がまだ高校生だった頃に、「将来はメジャーで二刀流で大活躍して、投手として10勝してホームラン40本以上打つだろう」と言っても誰も信じなかっただろう。

 

 

10年前、つまり大谷翔平がまだ高校野球選手だった頃に、「大谷の才能はすごい。彼は10年後にはメジャーリーグで1シーズンで投手と打者の二刀流で大活躍をして、投手としては10勝して、打者としてはホームランを40本打って、盗塁も30くらいするだろう」などと誰か野球解説者が言っても、「何を言ってるんだ?たしかに大谷の才能はすごいが、100年前の若い頃のベーブ・ルースじゃあるまいし、そんなことができるわけないだろう。この野球解説者は本当に野球を知っているのか?頭がおかしいのではないか?」と言って大笑いをして、誰も信じなかっただろう。

 

また、水島新司の書く野球漫画「ドカベン」の中に大谷が二刀流の選手として登場して、日本ハムファイターズ時代に1番ピッチャー大谷で出場して、投げては完封勝利をおさめて、打っては決勝ホームランを打つという話があっても、大谷がプロにデビューする前なら誰も信じなかっただろう。「そんなことは絶対にありえない。だいたい『ドカベン』は明訓高校の5人衆(山田、岩鬼、里中、殿馬、微笑)の活躍でも現実離れしているのに、今のプロ野球で二刀流でプレイをして大活躍なんてありえない。イチロー、桑田、松坂、新庄などの天才選手も二刀流の話はあったが、やはり無理だった。

 

 

大谷が日本のプロ野球にいた時に「1番ピッチャー大谷」で出場して先頭打者ホームランを打って、ピッチャーでも投げて勝利投手になった試合があったが、「漫画『ドカベン』でもあり得ない選手だ」と思った。

 

 

21世紀の高度に科学的になったレベルの高い野球で、高卒ルーキーの選手が二刀流で大成功なんてありえないと思う。『ドカベン』にはかなり現実離れをした活躍をする選手がよく描かれるが、さすがに大谷が1番投手で出場するという話はメチャクチャだ」と思っただろう。だが、大谷は確か2016年7月のソフトバンクとの首位争いという大事な試合で、実際に1番ピッチャー大谷で出場して初球先頭打者ホームランで、投げては勝利投手という「ドカベン」の上を行くような活躍を見せている。これを見た時は僕は、「漫画『ドカベン』を越える選手が、現実の世界で出てきた」と思って驚いた。

 

大谷がプロ野球日本ハムファイターズに入団して大活躍をして、僕のように思った野球ファンは多かったと思う。実際に大谷が日ハムで二刀流で大活躍を始めた頃に、「大谷は『ドカベン』の山田太郎を超えてる。打者の山田と投手の里中を合わせたような選手だ」とネットで僕がコメントを書いたら、「大谷を『ドカベン』という水島新司の妄想の世界と一緒にするべきではない。野球漫画の登場人物と同じにするのは失礼だ。彼はリアルに存在する選手だから」というコメントを返してきた人がいた。まあ、確かにそれはその通りであり、「ドカベン・スーパースターズ編」は2012年3月で終わっているのだが、その時は大谷が高校3年生の時だった。「ドカベン」ファンの一部では「大谷の出現が『ドカベン』の全てのシリーズを終わらせた。大谷の出現で『ドカベン』に出現する全ての選手が陳腐にすら思えるようになった」という話がある。

 

 

今の大谷のメジャーでの活躍は既にベーブ・ルースを超えてるので、これからもっと大活躍をして、野球ファンに多くの夢を見せてほしい。

 

 

とにかく、これからも大谷翔平の大活躍に注目である。アメリカ人の野球ファンですら、「大谷はベーブ・ルースを超えている。100年前というまだ野球黎明期なら二刀流の選手は何人かいたが、全てのスポーツが高度に科学的になった2020年代に、二刀流でメジャーでプレイができるというのは奇跡としか言えない。どういう環境でどういう育成をしたらこんなすごい野球選手ができるのか、大谷から学ぶ点は多い」と言っている。イチローがメジャーのシーズンMVPとオールスターMVPを受賞して、松井秀喜が2009年のワールドシリーズMVPを受賞した時も、「『ドカベン』を始めとする野球漫画を超えている」と思ったが、今の大谷の活躍はいつも野球漫画を超えてるので、我々野球ファンにもっと夢を見せてほしいと思う。