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JR東日本の東京~品川間には8本の線路が通っている。

これは浜松町駅改築工事の様子の絵だが、見ればわかるように浜松町では8本の線路が通っている。東京~品川間はずーっとこの8本の線路が平行して走っている。

 

 

東京駅から品川駅の間には線路が8本も敷いてある区間がずーっと続いてる。山手線と京浜東北線複々線東海道本線、新幹線の線路を全部合わせると8本の線路になる。

 

 

先週の連休で東京に行った時に浜松町にあるホテルに泊まった。それで、2泊3日だったのだが、2泊目の夜7時頃に夜に走行する電車たち、特に新幹線の動画を撮影しようと思って、浜松町駅ホームの南端に行った。ここはとても狭くなっていてあまり人が来ないので、絶好の撮影ポイントだった。

 

それにしても驚いたのは、浜松町では8本の線路が狭い空間に敷いてあることである。

上の浜松町駅の絵を見るとわかるが、この絵は浜松町駅を東から見た絵だが、まず手前に東海道新幹線が複線で2本敷いてある。その隣には浜松町駅を通過する上野東京ライン横須賀線などが通る東海道本線の線路が複線で2本敷いてある。そして、その隣には浜松町駅に停車する山手線と京浜東北線複々線で4本敷いてある。恐らく、地方都市にしか住んだことがない人はわからないだろうが、東京、大阪では朝夕のラッシュ時に対応するために、走行しながら停まる駅が少ない急行、快速電車が普通電車を追い越すことができるように複々線というのがある。普通の地方の鉄道では普通電車は駅に停まって快速、急行、特急電車の通過を待たないといけないが、東京大阪のラッシュ時はそんなことをしてる余裕するないので、快速以上の速い電車は走行しながら各駅に停まる普通電車を追い抜けるように複々線というのがある。

 

 

僕が浜松町駅で電車の動画を撮影した時には、7分30秒の間に8本の電車が通った。これほどひっきりなしに電車が通るのは恐らく、東京の品川~田端の区間だけだろう。山手線と京浜東北線複々線だから、上下線を合わせると1分に1本の間隔で電車が来ることになる。

 

 

下の動画は僕が午後7時半から午後8時の間に浜松町駅で電車を撮影した動画だが、7分30秒の間に8本の電車が浜松町駅に停まるか通過するかしている。つまり、このエリアでは帰宅ラッシュアワーである午後7時半頃には、1分間に1本の電車が通るのである。周りに住んでる住民は騒音がひどくて落ち着いた生活が出来ないだろうと気の毒に思う。

 

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この動画を見るとわかると思うが、もちろん、一番多い電車は浜松町駅に停まる通勤電車の山手線と京浜東北線だが、横浜などに住む人にとっては同じく通勤電車扱いの上野東京ラインも7分間に上下1本ずつが走っている。そして、午後8時頃までは東海道新幹線は10分に1本の割合で東京~新大阪間を走ってるから、新幹線も上下1本ずつが7分間の動画の中に映ってる。だから、合計すると8本の電車が7分30秒の間に映ってるのである。

 

僕のこのブログの愛読者の方々なら知ってると思うが、僕の父は大手銀行勤務の転勤族だったので、僕は小学校低学年の時と大学生の時に東京に住んだことがある。でも、僕が住んだのは新幹線が通ってない目黒と吉祥寺で、しかも、電車の線路からは少し離れた所に父の銀行の社宅アパートがあったから、午後7時のラッシュ時にはこんなにひっきりなしに電車が通るとは知らなかった。今は山手線目黒駅も湘南新宿ラインが通るようになったから、目黒駅もかなり電車の本数が多いと思うが、果たして首都圏は本当にそんなにたくさんの電車が必要なのかと不思議に思うこともある。

 

 

僕の高校時代の友達で証券会社の部長で高輪に住んでいて自転車で通勤してる人は、「この国と東京都は土台からして作り方を間違えてるから、俺は子供たちが独立したら妻と一緒にポルトガルでワイン農園をやるつもりなんだ。別にワインが売れなくても生活できるように、お金も十分に貯めてある」と2019年に会った時に行っていた。

 

 

僕の友達で大手証券会社の部長をしていて品川区の高輪に住んでる人は、「この国と東京都は土台からして作り方を間違えてる。有名大学を卒業して住宅ローンを20年かけて組んでも、都心から満員電車で1時間近くもかかる所にしか家を建てられないなんて、絶対に都市計画を間違えてる。俺はもう東京に住むのは嫌だから、60歳くらいになったら、嫁さんと一緒にポルトガルがスペインに移住をしてワイン農園をやるつもりなんだ。別にワインがそんなに売れなくても生活に困らないほど貯金はあるし、嫁さんはスペイン語学科卒業でしゃべれるから、何も心配することないからな。60歳というのは、3人の子供たちが就職するまでは働いて援助しないといけないから」と笑って、老後は海外で過ごすと言っていた。

 

まあね、最近は60代で定年になったら、老後は妻と一緒に田舎でのんびりと過ごしたいという首都圏に住む人が増えてるのは確かなことだ。老後も騒音と公害だらけのゴミゴミした東京で暮らすのは嫌に決まってるから。(苦笑)