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アメリカの次期大統領はトランプで決まりみたいだ

トランプ氏が早速攻撃、民主党の「プランB」カマラ・ハリス副大統領 候補を差し替えれば「互角」とも 大統領選:東京新聞 TOKYO Web

今日の朝にアメリカのバイデン大統領が次の大統領選挙から撤退して、カマラ・ハリス副大統領が正式に民主党の大統領候補になったというニュースが入ってきたが、選挙まであと3か月半しかないのであまりも遅すぎると思う。

 

 

各地で梅雨明けが報告されていて、日本各地が酷暑になっていて、「この猛暑の中、屋外での激しい運動は控えてください」とニュースの天気コーナーで伝えているのに、なぜか高校野球という激しい運動を真昼に全国で行わている。本当に高校野球は非科学的で不思議なやり方だ。でも、過去に高校野球批判は何度も書いたので、それはスルーして、日本時間の今日の早朝に飛び込んできた、民主党のバイデン大統領が大統領選挙から撤退して、民主党は副大統領のカマラ・ハリス氏を正式に時期大統領候補に決めた。

 

でも、アメリカ人だけじゃなくて世界のほとんどの人が思っていることは、「11月初旬に行われるアメリカ大統領選挙まであと3か月半しかない。今から選挙活動をしても、しかも、アメリカ大統領を決めるという世界最大の選挙戦なのに、あまりにも出馬表明が遅すぎる。既に大統領候補同士が直接に対決するテレビ討論も終わってしまっている。ハリスはどうやって自分をアピールするのだろうか?」ということだろう。

 

しかも、カマラ・ハリスは父はジャマイカ系で母はインド系というアメリカだとマイノリティに属する民族の出身で、女性政治家である。数十年間の人種差別との闘いにもかかわらず、アメリカではけっこう人種差別があってまだ白人男性がアメリカを支配しているというのは、トランプが大統領に選ばれたこと、ハリウッド映画でイケメンの白人男性が人気があることでもわかるだろう。

 

 

一方で共和党のトランプ前大統領は4年前からまた立候補すると宣言しており、しかも暗殺未遂を乗り越えたという幸運もあって共和党はまとまっているようだ。しかし、日本の岸田首相も人気がないが、アメリカも選挙戦でこのようにドタバタしており、どこの国にもカリスマと人気がある政治家はいないようだ。

 

 

しかも、明らかに準備不足のカマラ・ハリス民主党候補に比べると、トランプはサイコパスの若者の狙撃による暗殺未遂の危機があったが、それを間一髪で乗り越えて生き延びたという幸運の持ち主で、この暗殺未遂危機の後に共和党陣営は結束が固まったという雰囲気がある。これもトランプ陣営にとっては幸運となっただろう。

 

だから、明らかに準備不足の民主党のハリス副大統領よりも、性犯罪加害者の疑惑が付きまとうが、トランプの方が今の時点ではかなり大統領に近いと思う。恐らく他の人もそう思っているだろう。

 

でも、大統領選挙の3か月ほど前にやっと正式な候補者が決まった民主党と、一方の共和党は性加害疑惑の付きまとう70代後半のおじいさんが候補者とは、アメリカ大統領はロシア、中国という大国に対抗する旧西側資本主義国陣営のリーダーなのに、こんな候補者しかいないとは、本当に残念な限りである。日本では「増税メガネの岸田は早く辞めろ」という批判の声が大きく上がっているが、世界最大の大国のアメリカも優れた政治家がいないようだ。今、国民からすごく支持される優秀な政治家がいないというのは、日本だけではなくて世界共通の悩みなのだろう。