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無理だろうが選挙後に石破首相は長期政権になってほしい

21日の石破首相の動静 - 日本経済新聞

 

今回の衆議院選挙では野党が躍進をして自民が議席を減らすと報道されているが、野党は自民党の批判をしているだけで自民党よりもマシな政策をほとんど出してない。そんな野党には選挙で投票する気にはなれない。

 

 

今は今週末に行われる衆議院総選挙に向けて選挙戦が行われているが、自民党は裏金問題などの問題が多いので議席を減らして、一方で野党が議席を伸ばすと報道されている。でも、僕は個人情報になるが選挙では小選挙区は自民党候補者に入れて、比例区は自民党に入れようと思う。

 

立憲民主などの野党に投票する気になれないのは、単に自民党政権の批判をしているだけで具体的な対案を出していないから。消費税をゼロにするとか5%に戻すなどと公約している野党候補者がいるが、その公約を達成した場合は代わりの財源はどこから持ってくるのだ?消費税を10%にしたことで後期高齢者医療制度、公立学校の無償化、充実した社会福祉制度、赤字国債の返済ができているというのに、消費税を5%以下に戻してしまったら、巨額の赤字国債の返済すらできなくなる。だから、妥協案として自民党の石破政権の方が具体的な対案を出してない野党よりはマシだということになる。

 

 

石破政権が長期政権であってほしいと思うのは、5年位は首相を続けてもらわないと海外の人たちに日本の首相の名前を覚えてもらえないから。ドイツ人に日本の首相の名前を質問しても、短期政権が多いので知らない人が多かった。

 

 

僕が石破首相だけでなくて日本の首相は最低でも4年~5年間は続けてほしいと思う理由は、安倍元首相が辞任した以後の政権は岸田でも2年半くらいしか首相の座にいなかったので、世界の人たちに日本の首相の名前を覚えてもらえないからだ。僕は19999年春にシュツットガルト近郊に住むドイツ人家族にホームステイをしてドイツ語を勉強したことは既に何度も書いたが、その時は小渕首相だったが「日本の首相を知ってますか?」とドイツ人家族に質問をしても、誰も小渕首相を知らなかった。

 

それで、「だったら日本の首相を誰か知ってますか?」と質問をしてもドイツ人家族が知っていたのは、日独軍事同盟を結んだ時まで遡って近衛、東條という名前が出てきたという有様だった。一方で僕はドイツの首相は戦後の首相のアデナウアー、シュミット、ヴィリー・ブラント、コールという名前がすぐに出てきたが、それはドイツの首相は最短でも8年間は続けるという長期政権ばかりだったこと、また、ドイツは東西ドイツに分裂をしてベルリンの壁が出来て東西冷戦の最前線になったので、西ドイツの首相は日本のニュースで報道されることが多かったからだろう。

 

一方で戦後の日本の首相は吉田茂、佐藤栄作、中曽根、小泉、安倍という一部の首相を除くと2年くらいですぐに辞任するという短命政権が続いているので、海外の人たちも日本の首相を知らない人が多い。だから、外国人に首相の名前を覚えてもらうためにも、今の石破首相か次の首相は5年ほどは続ける長期政権でなければならない。