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日本が台湾に負けたのは世界の野球の差が縮まってるということ

台湾、プレミア12で優勝 日本を4-0で下す 三大国際大会で初めて頂点に - フォーカス台湾

日本が台湾にプレミア12で負けたことは悔しいが、これは世界中で野球が盛んになって、日本アメリカ以外にも野球が広まっているということだろう。

 

 

昨日の野球プレミア12で日本が台湾に負けて、2019年に続く連覇はならなかった。日本人としては本当に残念な結果だったが、素直に台湾の優勝を祝福しようと思う。台湾としても同じ日本相手に台湾の球場と日本の球場で3連敗もするのは、あまりにも情けなかったので意地を見せたということだろう。

 

台湾が日本に勝って世界大会であるプレミア12で優勝したということは、ポジティブに捉えれば世界全体で野球をプレイする国の差が縮まっているということだろう。日本が負けたのは残念だが、いつまで経っても日本、アメリカ、韓国、キューバなどの一部の国ばかりが野球の世界大会で優勝するよりは、参加国のうちのどこが優勝するかわからないという方が大会的には面白くなるだろう。

 

最近はオランダ、イタリア、オーストラリアなどもかなり野球が強くなってきて日本、アメリカなどの野球王国を苦戦させることがよくあるし、日本、アメリカが少し代表のメンバーを落としたりすると負けることもある。これは野球の国際化ということを考えるとけっこういい傾向といえる。

 

 

ドイツ人の友達は「日本でアメリカ発祥のスポーツの野球が人気があるということは、日本がまだ戦後にアメリカに占領されているということ。多くのドイツ人はアメリカ政府が嫌いだから、アメリカ発祥のスポーツは好きになれない」と言っていた。これが野球がヨーロッパでは人気がない理由らしい。

 

 

ヨーロッパ、南米などはサッカー、バレーボールなどがすごく人気があるから野球人気が伸びるのはかなり難しいと思う。ドイツ人の友達が言う野球を嫌う理由というのは、「超大国でわがままなアメリカが嫌いだから、そのアメリカ発祥の野球はどうしても好きになれない。日本はアメリカのスポーツである野球が人気があるということは、まだ第二次大戦後にアメリカに占領されていると思う」という理由だった。

 

まあ、日本が昭和20年にアメリカに敗戦した後に占領軍の中心だったアメリカはすぐに高校野球、プロ野球などの大会の復活を認めたから、アメリカのお陰で戦後の日本では野球がすごく人気になったというのは事実ではある。でも、それを言い出して戦後の日本人の娯楽だった野球を否定したらキリがないので、アメリカに後押しされた野球人気の否定はできないだろう。

 

とにかく、世界の野球王国といえばアメリカ、日本、キューバ、韓国などしかあげられなかったが、台湾とかその他の国が世界大会で優勝することで野球人気が世界中に広がることを強く望んでいる。