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小林陵侑がスキージャンプで2連勝をしたのは本当にすごいこと

スキージャンプW杯 札幌大会 小林陵侑が今季初優勝 | NHK | スキージャンプ

 

小林陵侑が札幌開催のスキージャンプワールドカップで連勝をしたが、これは本当にすごいこと。日本では野球とサッカーのニュースがメインであまりスキージャンプは大きく報道されていないが、ドイツ、オーストリアなどでは大ニュースになっているだろう。

 

 

土曜日と日曜日にスキージャンプのワールドカップ札幌大会があり、日本の小林陵侑が大ジャンプを連発して連勝をした。そして、日曜日の優勝で小林はワールドカップ通算34連勝にまで記録を伸ばして、ドイツ人の伝説的ジャンパーだったヴァイスフロクを抜いて通算単独7位になった。これは本当にすごいことであり、ヨーロッパ、特にスキージャンプ大国のドイツ、オーストリアなどでは大ニュースになっているだろう。でも、日本ではそんなに騒がれていない。

 

僕は過去にもウィンタースポーツが盛んなヨーロッパでは、日本のスキージャンプ選手はとても人気があるということをブログ記事に書いたことがある。

 

deutschland-lab.hatenablog.com

 

1999年春にシュツットガルト近郊に住むH家にホームステイしてドイツ語を勉強していた時に、H家の家族と一緒にスキージャンプをテレビで見たが、その頃は日本人は船木と葛西がすごく強くて、その試合では葛西が優勝をした。H家の人たちは日本人と一緒にスキージャンプをテレビで観戦したことをとても喜んでいた。さらに、H家の人たちが驚いたのは、スキージャンプは11月末から3月末までに約30戦を行うが、日本ではシーズン中に2回か4回しか試合をしないという、完全に日本人選手にとってはアウェイゲームが多いのに日本人は何度もワールドカップで勝って、オリンピックでは金メダルも取っていることだった。しかも、小林陵侑はワールドカップ30戦以上をして年間王者になるという偉業を2回も達成している。それでも、小林陵侑、高梨沙羅などのスキージャンパーが日本で注目されるのは、冬季五輪の頃だけである。

 

 

このブログでもかつてスキージャンプについて書いたことがあるが、ドイツなどのスキージャンプ大国では、スキージャンプ選手は全盛期の香川、長谷部などのサッカー選手と同じくらい有名で人気がある。冬季オリンピック以外の時でも、スキージャンプは大きなニュースになっている。

 

 

一方のヨーロッパ、特にスキージャンプが盛んなドイツ、オーストリア、ポーランドなどでは日本の有名なスキージャンパーたちは、サッカー選手の香川、長谷部、本田などと同じくらい有名であり、ニュースでも大きく取り上げられている。スキージャンプが好きなのはH家の人々だけではなくて、東北大学に6年間勤務していたドイツ人弁護士のSとMの夫妻も、2007年にクリスマス季節に一緒に食事をした時に、「最近、船木、葛西といった日本人スキージャンプ選手の話をあまり聞かないが、なんで調子が悪いんだ?」と質問をしてきた。それほど、ドイツではスキージャンプの選手たちは人気があって有名なのである。

 

まあ、先週末からJリーグが始まり、メジャーもキャンプインして大谷、佐々木の様子など、スポーツニュースで他にも報道することがあるけど、スキージャンプ選手たちにも冬季五輪の時だけではなくて、ワールドカップで活躍していることもヨーロッパのマスコミのように大きく報道してほしいと思うのである。