
- 2005年夏にドイツに滞在した時に、ダーウィンの進化論は間違っていてキリスト教の聖書が本当の歴史と信じるドイツ人夫妻と交流をした。夫妻は東西冷戦時代にペンパルとして知り合って奥さんはルーマニア出身だったが、西ドイツ(当時)に住む主人が多くの政治家と団体の助けを得てルーマニアから連れ出したのだった。
- ダーウィンの進化論を否定するキリスト教原理主義を信じる人は世界中にかなりの数おり、アメリカのバイブルベルトでは約1億人がキリスト教福音派という原理主義の信者であり、アメリカ社会で大きな勢力になっている。
2005年夏にドイツに滞在した時に、ダーウィンの進化論は間違っていてキリスト教の聖書が本当の歴史と信じるドイツ人夫妻と交流をした。夫妻は東西冷戦時代にペンパルとして知り合って奥さんはルーマニア出身だったが、西ドイツ(当時)に住む主人が多くの政治家と団体の助けを得てルーマニアから連れ出したのだった。
ローマ教皇のフランシスコが亡くなりました。ご冥福をお祈りします。それで、僕はドイツに滞在していた時にキリスト教原理主義を信じる夫妻の家に滞在したことがあるので、その時のことについて書こうと思います。断っておきますが、僕はキリスト教の歴史に興味があってもキリスト教徒ではないです。
キリスト教原理主義を信じる夫妻はWさんといって、ドイツ南西部にあるシュツットガルトの近くにあるロイトリンゲンに住んでいた。この夫妻と知り合ったのは[Japan.Guide.Com]という日本人と外国人が交流するサイトに僕が、「2005年6月から2か月ほどドイツに滞在することになったので、シュツットガルト近郊に住む人は交流しましょう」と書いたら、主人のWさんがドイツ語でメッセージを送ってきたのだった。僕がメインで滞在したのは1999年春にドイツ語を勉強するためにホームステイをしたH家だったので、W夫妻の家に滞在したのは7月上旬に2泊3日の日程だった。
W夫妻は主人はドイツ人だが妻はルーマニア出身であり、まだ東西冷戦が続いていた1970年代に2人はペンパルとなって知り合ってラブレターを交換するようになり、主人はチャウシェスク大統領が支配をする共産主義のルーマニアに住む奥さんをドイツに連れ出すために、西ドイツ首相、チャウシェスク大統領、アメリカのカーター大統領、ソ連のブレジネフ書記長、国連事務総長など多くの政治家と人権団体の幹部に何通も手紙を書いて、その活動が成功して奥さんはルーマニアからドイツに移住することが出来たという、すごい劇的な恋愛をして結ばれたのだった。
それで、W夫妻がキリスト教原理主義を信仰しているとわかったのは、主人の職業について話をしていると聖書の販売などキリスト教関連の仕事をしているとわかったので、キリスト教について話をしていると主人が、「ダーウィンの進化論は間違っている。犬という動物が人間になることはないように、猿という動物が人間になるという説はおかしい。キリスト教の聖書に書いてあることが本当の歴史なんだよ」と微笑んで言ったから。妻も横でうなずいていた。2人は共に熱心なキリスト教原理主義の信者であり、それで手紙を交換するうちに意気投合して恋愛するようになったとも言っていた。
ダーウィンの進化論を否定するキリスト教原理主義を信じる人は世界中にかなりの数おり、アメリカのバイブルベルトでは約1億人がキリスト教福音派という原理主義の信者であり、アメリカ社会で大きな勢力になっている。
日本では聖書が本当の歴史だということはキリスト教系の私立学校以外では教育していなくて、公立学校ではダーウィンの進化論が正しいと教育しているから僕はすごい違和感を感じたが、信教の自由が個人にはあるから僕はW夫妻の信仰を否定するようなことは言わなかった。もし「ダーウィンの進化論が正しくてあなたたちは間違っている」などと言って口論になっていたら、W家から放り出されていただろう。(苦笑)
このW夫妻のようなキリスト教原理主義を信じる人たちはけっこう世界には多くて、トランプ大統領を強く支持するアメリカ南部のバイブルベルトに住む「キリスト教福音派」の人口は約1億人もいて、今でもダーウィンの進化論を否定して聖書に書いてあることが本当の歴史だと信じている。バイブルベルトに住むアメリカ人福音派はプロテスタントであるが、W夫妻はカトリックの保守派だったと思う。
日本でもミッション系の私立学校ではこういうキリスト教原理主義的な教育は行われており、全国的に有名な大学だと立教、青山学院、同志社、関西学院、仙台だと東北学院大学などで聖書を学ぶ講義が必修であるようだ。「僕はダーウィンの進化論を信じているから、聖書の授業は受けない」などと教授に言ったりすると退学になることもあるらしい。だから、キリスト教原理主義を信じる人たちは、変な新興宗教を信じる危険な人たちとは違うようだ。