
これもかつて一度書いたことがあるネタだと思うが、日本の標準語(共通語)はどのように作られたのかをAIに質問してみた。平成初期に京都出身のお笑い芸人の上岡龍太郎が「笑っていいとも!」に始めて出た時に、「君たち東京人は僕のしゃべっている「京都弁のことを方言と言うが、東京都という漢字を見てみい。東の京都と書いて東京都やろ?そやから、自分たちで東の京都と認めとるやないか。だから、明治維新に東京に都を移すまでは、京都弁こそが日本の首都の言葉だったんやで」と言ったことがあった。僕も会場にいた人たちも、この上岡の話には説得力があると思った。
江戸時代まで日本には標準語というものはなかったが、明治時代に欧米のような中央集権国家を作ることになり標準語が必要になったので、東京の山の手言葉を基礎として標準語が政府によって作られた。これは東京に政府を作るのに役人と国会議員がバラバラな方言をしゃべっていたのでは、政府が機能しないからである。
AIに質問。日本の標準語はどのように決められた言葉なのか?
日本の標準語は、主に明治時代に「東京の教育ある層の言葉」を基盤とし、国民国家統一のための共通言語として形成されました。江戸の言葉を土台に、山の手言葉などの洗練された表現が取り入れられ、学校教育や放送を通じて、日本全国で通じる「共通語」へと磨き上げられていきました。
1. 標準語の形成過程と背景
- 起源は「江戸の言葉」: 徳川家康の江戸開府以降、江戸の言葉がベースとなり、東京の教養層の言葉として成熟しました。
- 明治維新と「国家語」: 明治時代、近代化と国民国家の形成(国力強化・統一)のため、国全体の統一された言葉が必要となり、「標準語」の概念が誕生しました。
- 「山の手言葉」の洗練: 東京の山の手(教育ある層)で話されていた言葉を規範とし、分かりやすい言葉へと磨き上げられました。
2. 普及と「共通語」への変遷
- 教育と放送の力: 学校教育、教科書、そしてNHKのラジオ・テレビ放送のアナウンサーの言葉が、「正しい標準語」として全国に普及しました。
- 共通語への移行: 厳密な「標準語(規範となる言葉)」から、現在では全国で理解・使用される「共通語(日常の公的な言葉)」という認識が強まっています。
3. 標準語の定義(補足)
- 厳密には、日本には明確に法律で定められた標準語は存在しません。
- 現在使われている標準語は、あくまで「東京の言葉」をベースにした、全国共通の意思疎通ツールとしての実用的な言語です。
AIに質問。僕が子供の時には広島と西宮に住んでいたが、広島弁と関西弁にはあまり男言葉と女言葉の差がなかった。
おっしゃる通り、広島弁や関西弁(特に阪神エリア)には、共通して「男女の言葉の境界が緩やか」という特徴があります。これにはいくつか面白い背景があります。
1. 広島弁の「男言葉」に見える中性さ
広島弁といえば「〜じゃ」「〜のう」といった力強い表現が思い浮かびますが、実はこれらは女性も日常的に使います。
- 「〜じゃ」: 標準語では男性的な響きですが、広島では女性が「そうなんじゃ(そうなの)」と言っても全く違和感がありません。
- 語尾の「〜けえ」: 「〜だから」という意味の「けえ」も、男女問わず使われるため、標準語のような「〜だわ」「〜かしら」といった性差が明確な語尾が発達しにくかったと言えます。
2. 関西弁(西宮・阪神間)のフラットさ
西宮を含む阪神間は、商人の街・大阪と港町・神戸の中間にあり、もともと言葉が非常に合理的でフラットです。
- 「〜やん」「〜しとん?」: こうした表現は男女共通で、女性が使っても「きつい」というよりは「親しみやすい」ニュアンスになります。
- 敬語の崩し方: 相手との距離を縮めるために、あえて少し崩した言い方をする文化があるため、男女で言葉を使い分けるよりも「相手との親密さ」で言葉を選ぶ傾向が強いです。
3. なぜ「差がない」と感じるのか
東京などの標準語圏では、歴史的に「女房言葉」や明治以降の「てよだわ言葉」など、女性専用の言葉が意識的に作られてきました。
一方で、広島や関西の言葉は、生活に密着した現場の言葉がベースになっているため、格好をつけたり性別で役割を分けたりするよりも、「テンポ良く伝えること」が優先された結果、男女差が少なくなったと考えられています。
一方で、広島や関西の言葉は、生活に密着した現場の言葉がベースになっているため、格好をつけたり性別で役割を分けたりするよりも、「テンポ良く伝えること」が優先された結果、男女差が少なくなったと考えられています。
子供時代の思い出の中で、男の子も女の子も同じような熱量で喋っていた風景は、まさにその地域の言葉の豊かさを表している気がしますね。
つまり、今、首都圏の人たちが標準語といってしゃべっている言葉は、明治時代に東京の山の手言葉を基礎として日本政府が意図的に作った言葉であり、だから、男は男らしい言葉使い、女は女らしい言葉使いということが作られたのである。