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ドイツでは今週末の総選挙で政権交代が起こるだろう

 

Billboards with election campaign posters showing the three chancellor candidates: co-leader of Germany's Greens (Die Gruenen) Annalena Baerbock; German Finance Minister and Vice-Chancellor of the Social Democratic SPD Party Olaf Scholz; and Christian Democratic Union CDU leader Armin Laschet

 

今週末にドイツでは総選挙が行われるが、ショルツ首相の率いる社会民主党(SPD)の勢力は第3位にまで人気が落ちていて、キリスト教民主社会同盟(CDU・CSU)が1位になって党首のメルツ氏が新しい首相になるのが確実な情勢だ。

 

 

ドイツでは現在首相であるショルツ首相の不信任案が可決されたので、総選挙が今週末に行われる。今のドイツでは難民移民が異常に増えているので、極右政党と見なされているAfD(ドイツのための選択肢)が特に経済的に貧しくて治安が悪い旧東ドイツ地域で力を伸ばしており、ドイツ国内全体でもCDU・CSU(キリスト教民主・社会同盟)に次いで2番目の勢力になっている。ショルツ首相が党首のSPD(社会民主党)は3番目の勢力までに落ちている。

 

www3.nhk.or.jp

 

ドイツでは、今月23日に議会選挙が行われます。
中道右派の最大野党が世論調査で首位に立ち政権交代の可能性が出ているほか、移民や難民に排他的な姿勢を掲げる右派政党が2位となっていて、与党は厳しい情勢となっています。

ドイツではショルツ政権が去年11月に崩壊したことを受けて、今月23日に議会選挙が行われます。

最新の世論調査では
▼最大野党で中道右派の「キリスト教民主・社会同盟」がおよそ30%で首位
▼移民や難民に排他的な姿勢を掲げ、極右だとされる右派の「ドイツのための選択肢」がおよそ20%で続いています。

▼ショルツ首相の与党で中道左派の「社会民主党」や
▼連立を組む、気候変動対策を重視する「緑の党」はいずれも10%台半ばで厳しい選挙戦となっています。

選挙では、最大野党が第1党となって連立協議を主導し、政権交代の可能性が出ていて、新たな首相には党の首相候補のフリードリヒ・メルツ氏の就任が有力視されています。

一方、「ドイツのための選択肢」は、難民認定を申請していた人物などによる襲撃事件が相次ぐ中、移民政策への不満の受け皿となり前回4年前の選挙から得票率を倍増させる勢いです。 

 

 

注目するべきは移民排斥などを訴えるドイツの極右政党のドイツのための選択肢(AfD)が第2位にまで人気を伸ばしていることで、難民移民の増加で治安が悪化しているドイツではこの政党が近年は人気を集めている。選挙後はキリスト教民主社会同盟と社会民主党の大連立になると予想されてるが、AfDの台頭が注目されている。

 

 

こちらがドイツで極右政党と見なされているAfD(ドイツのための選択肢)の説明。 ja.wikipedia.orgAfDはイーロン・マスクオルバーン・ヴィクトルJ・D・ヴァンスなど国外の政治家・実業家からも支持を受けており[68][69][70]民主主義を否定はしないものの[58][59]、ドイツ連邦憲法擁護庁は過激な極右組織との疑いから監視対象に指定する[71]

 

今週末にドイツで行われる選挙ではショルツ首相の率いる社会民主党は第3位の勢力まで順位を落とすことが確実なので、キリスト教民主・社会同盟がおよそ30%で首位だから最大野党の首相候補のメルツ氏が首相になり、極右政党と見なされていて多くの国民から嫌われているAfD(ドイツのための選択肢)が第2位の勢力になっても、この党と連立を組むわけにはいかないので、恐らくキリスト教民主・社会同盟と社民党による大連立の政権になるだろうと予想されている。保守政党のCDU・CSUと中道左派のSPDが連立政権を組むのはおかしいと思う人がいるだろうけど、この大連立は16年続いたメルケル政権の時にも行われたことがある。

 

しかし、この後もドイツで難民移民による犯罪などの問題が何度も起これば、CDU・CSUがAfDと連立を組むことがあるかもしれない。今は、深刻になっている移民問題の影響から他の欧米諸国と同じように、ドイツでもポピュリズム政党が力を伸ばしている。