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ドイツで会ったエッチな女子中学生たち

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●日本には恥の文化があるので、女子学生が公の場所でポルノ映画を見ることはあり得ないが、ドイツを始めヨーロッパ諸国では恥の文化がないので、女子学生たちがニュルンベルクの鉄道博物館で「ポルノ映画の歴史」という展示を見て喜んでいた。

 

●僕はその子たちの様子と、周りの大人たちが注意しないのを見て、「日本の『恥の文化』はドイツにはないんだ。『日本の常識は世界の非常識』なんだな」ということを実感した。

 

 

ドイツのニュルンベルクにある鉄道博物館で、14歳くらいの女子中学生たち数人が「ポルノ映画の歴史」という展示を喜んで見ていた。周りのドイツ人は誰もそれを注意しなかった。 

 

今日も、ドイツであったちょっと面白い話を紹介します。


1999年4月に、ドイツのニュルンベルクにあるドイツ鉄道博物館に行った時のことだった。ここは鉄道の展示がメインだが、それ以外にも逓信郵便などの展示もしていた。写真上はニュルンベルクの鉄道博物館。


そこの「映画の歴史」のコーナー内に、ジョークなんだろうが「ポルノ映画の歴史」というコーナーがあり、ポルノ映画を上映していた。当然ながら(?)僕もそれを見たいと思ったのだが、あいにくと13才~14才ぐらいの3人のドイツ人少女がずーーーーーっとその前にへばりついて見ており、全くよそへと移動する気配はなかった。恐らくその子たちは同じ学校の友達だったんだと思う。

そして、目をウルウルと潤まして、
「ワァー、ワァー、スゴイーー!」
「ほら、ほら、あんなことしてるよ!」
「この2人のセ○ックス、すごいよね」
「私もあんなことしてもらいたいな」
「早く彼氏を見つけて、あんなことしたいな」
などと言って、大喜びしながらポルノに見入っているのだった。

「何を考えているんだ。変なメドヒェン(小娘)どもだ。恥ずかしいとは思わんのか?親がこの姿を見たら、あきれて激怒するだろう」
などと思いながらその様子を見ていると、その子たちの親たちがやって来て、
「まだそのポルノを見てるのか?オレたちは他の階に行くからな。他の人に迷惑をかけるんじゃないぞ」
と言い残すと、よそへと移動してしまった。女の子たちは、

「ここでポルノを見てるだけから、他の人には迷惑はかけない」

と笑いながら言っていた。

「なにっ!親も何も注意しないのか??だいたい、既に他の人たちに十二分に“迷惑”をかけているだろう?民族性が違うとはいえ、我々、日本人には全く理解できないメンタリティだ・・・」
と思った。

 

当時、ホームステイしていた家族にこの話をしても奥さんから、「ドイツ女性は日本女性とは違って『解放された女性』だから、やりたいことをやる」と言われた。 メル友の女子大生にこのことをメールに書いたら、「軍事博物館で武器を見て喜んでるあなたよりはマシなのでは?」という返事を送ってきた。(苦笑)

 

 

その時はシュツットガルトの近くの家でホームステイしていたので、帰ってからこのことを話すと、ホームステイ先の主人と奥さんは笑いながら、
「我々はドイツでも保守的な家庭だからあまりいいこととは思わないが、まあ、少女がポルノを大好きなのは当たり前じゃないかな」
と言われたのだった。
「とんでもない。日本ではありえないことです。ティーンの女の子は、絶対にポルノを喜んで見たりはしません。ポルノの話をしただけで、『セクハラだからやめてよ』と言われます」
と僕が言うと、奥さんが、
「我々、ドイツの女性はEmanzipierte(解放された、独立した女性)だから、日本女性のように恥ずかしがったり尻込みしたりはしない」
とニヤリと笑って言ったのだった。

その後にメル友になったドイツ人女子大生のVにもメールでこの出来事を書いたが、彼女はこういう返事を送ってきた。

「女子中学生がポルノを見て何が悪いの?それよりもあなたのように軍事博物館を見て第二次大戦の戦車、戦闘機を見て喜んでるおじさんの方がよっぽど他人に迷惑をかけてるし、危険なんじゃないの?ポルノは軍事博物館に展示されてる武器よりも、よっぽど愛があって平和だと思うわ」

この返事には僕は一本取られたと思った。でも、Vは僕がドイツ軍ファンでナチスドイツに詳しいことを否定してはいなかった。Vは日本学をドイツの大学で学んでいたので、日独軍事同盟についても詳しいレポートを書く必要があったからだった。

 

 

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ニュルンベルク博物館で見たポルノ映画を喜んで見る女子中学生を見て、「”恥の文化”があるので、恥ずかしがり屋の日本人がおかしいのか、それとも”恥の文化”がないので、恥ずかしがらないドイツ人がおかしいのかさっぱりわからない」と思った。異文化体験は貴重だろうが、「日本の常識は世界の非常識」ということもよくわかった。

 

写真上はサッカーのユーロ(ヨーロッパ選手権)の時のドイツ代表応援の女性モデル。サッカーワールドカップ、ユーロ、オリンピックなどの大きな国際大会の時には、必ずと言っていいほどこういうエロチックなキャンペーンがヨーロッパ諸国では行われる。