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青森県にある海上自衛隊大湊基地の創設70周年開放日に行ってきた

海上自衛隊 大湊地方総監部で艦船見学(青森県むつ市) : くるま旅でぶらり日本めぐり

 

9月16日土曜日から18日月曜日までは、海上自衛隊の北日本の防衛の要である青森県下北半島にある大湊基地に行ってきた。大湊基地創設70周年記念基地開放があったので、この3日間は事前に申し込まなくても誰でも基地に入って見学をすることができたのである。

 

もちろん、写真に写っているような護衛艦に乗って内部を見学することもできたけど、僕が大湊基地に行った時にどうしても見たかったのは、旧日本海軍の歴史と海上自衛隊の歴史を展示している北洋館という軍事博物館だった。事前にYOUTUBEで動画を見たら旧海軍が使用した軍艦に装備して使用した対空機関銃、昭和18年7月にキスカ島撤退作戦を成功させた第1水雷戦隊司令官の木村昌福少将の軍服などが展示されていた。木村少将は、人気ゲームの艦これで有名になった礼号作戦を指揮して日本海軍を勝利に導いた提督でもある。

 

こちらが僕がYOUTUBEに投稿した北洋館内部の展示物。こちらは旧海軍の機関銃と海上自衛隊の護衛艦の模型など。

 

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ここには、旧帝国海軍と戦後の海上自衛隊関係の物、資料がたくさん展示されていた。特に見たかったのは旧海軍の武器だった。13ミリ対空機関銃、25ミリ対空機関銃、7.7ミリ機関銃2丁が展示されていた。特に25ミリ対空機関銃は、映画「男たちの大和」で戦艦大和の乗組員たちが米軍爆撃機に対して撃っていた機関銃である。 僕は海上自衛隊は最近になってからファンになったので、残念ながら海上自衛隊の装備と護衛艦などの模型はよくわからなかった。(苦笑)

 

こちらは、キスカ島撤退作戦を成功させた木村昌福少将と木村少将の海軍兵学校の同期だった大田実少将と吉川潔中佐関係の展示物。木村少将は太平洋戦争で大湊基地の管轄だった北大平洋で活躍した人物だから、この博物館に展示されてる理由はわかるが、他の2人はほとんど大湊基地とは関係ない人物である。恐らく他に展示する旧海軍関係の博物館がないので、このアクセスの悪い青森県の大湊基地に展示されてるのだろう。できれば、東京の近くの横須賀基地の近くなどに大規模な海軍博物館を建設して、きちん

旧海軍関係の歴史を展示するべきだと思う。

 

youtu.be

 

やはり、青森県の大湊基地の北洋館には期待したとおりの旧海軍に関する貴重な物が展示されていたが、残念なのは青森県下北半島の大湊というとてもアクセスの悪い町にあることである。僕も9月16日の午前8時に仙台駅を出発した東北新幹線に乗って、大湊に着くまでに3時間ほどかかった。やはり、もっとアクセスの良い場所にこういう貴重な軍事博物館を建ててほしい。