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ヘリコプター護衛艦ひゅうがとイージス艦みょうこうを仙台港で見た。

 

 

 

9月23日24日は仙台市苦竹にある陸上自衛隊苦竹駐屯地で東北方面隊創隊63周年記念行事があり、それに参加するために舞鶴海上自衛隊基地からヘリコプター母艦ひゅうがとイージス艦みょうこうも仙台港に来て参加した。

 

9月23日土曜日と9月24日日曜日は、仙台市苦竹にある陸上自衛隊東北方面隊創隊63周年記念行事があり、日曜日に苦竹駐屯地内で行われた観閲式と訓練展示の模擬戦闘を見て、動画撮影をしてYOUTUBEにアップしたことは、既に前のブログ記事に書いた。

 

この2日間には海上自衛隊舞鶴基地所属のヘリコプター搭載護衛艦ひゅうがとイージス艦みょうこうも参加していて。苦竹駐屯地から数キロ離れた仙台港に2日間停泊して、ひゅうがは自由に見学が出来た。みょうこうの方は海上自衛官リクルートの一環として、16歳~32歳の若者しか艦内を見学できなかった。

 

こちらの動画が、ヘリコプター護衛艦ひゅうがの外観と艦内を撮影したもの。

 

youtu.be

youtu.be

動画を見ると広い飛行甲板を備えるヘリコプター母艦であるひゅうがは、空母化してジェット戦闘機の運用も出来るように見えるのだが、ひゅうがの後継型であるいずも型は空母化してジェット戦闘機の運用はできても、ひゅうが型は絶対に空母化はできないと軍事専門家は言っている。

 

 

この動画だけ見ると、「ひゅうがはヘリコプター母艦だけでなくて、ジェット戦闘機も運用できるのではないか?」と思う人が多いだろう。僕もその1人だった。しかし、海上自衛隊の幹部、軍艦に詳しい軍事評論家が言うには、ひゅうがでジェット戦闘機を運用するためには、エレベーターの位置を配置し直す、飛行甲板をもっと頑丈にするなどの大改修が必要なので、ほぼ不可能なのだという。一方でひゅうがの後継艦のヘリコプター母艦のいずも型はジェット戦闘機の運用も考慮して建造されたので、実際に何度かF35がいずもと同型艦のかがの飛行甲板で離着陸訓練を行っている。

 

ja.wikipedia.org

これが、ヘリコプター護衛艦ひゅうがのウィキペディアの説明だが、ヘリコプター母艦としての運用は書いてあっても、ジェット戦闘機の運用については何も書いてない。また、将来に大改造をしてジェット戦闘機を搭載して運用できるようにするということについても、何も書かれていない。僕は旧日本海軍の軍艦については子供の頃から戦記を読んだり模型を作ったりしていたからまあまあ詳しいが、戦後の海上自衛隊の軍艦については最近興味を持ち始めたばかりなので、海上自衛隊の専門家の方々がひゅうがは空母としての運用は不可能というのなら、やはり不可能なのだろう。