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各自衛隊駐屯地には戦前の軍隊の歴史を展示した博物館がある。

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先週の日曜日に、仙台市の苦竹にある陸上自衛隊東北方面隊創隊63周年記念行事を見てきたことは既に前回のブログ記事に書いたが、実はいうと各自衛隊駐屯地には、旧日本陸海軍の歴史と戦後の自衛隊の歴史を展示したちょっとした軍事博物館がある。仙台の苦竹にある仙台駐屯地にも、「防衛館」という名前の明治時代からの旧日本陸軍の歴史と、戦後の陸上自衛隊創設後の歴史を貴重な資料と武器を展示して説明しているちょっとした軍事博物館がある。

 

仙台市の苦竹にある駐屯地には、かつて旧日本陸軍の第2師団が駐屯していたので、この第2師団と日中戦争後に編成された第13師団の武器と資料を展示している「防衛館」という軍事博物館がある。でも、この軍事マニアにとっては貴重な博物館を見学するためには2週間前に仙台駐屯地に申し込んで、それで見学の時も自衛官がガイドして説明することになる。僕が先週日曜日に防衛館を訪れてガイドさんの話を聞いていたら、「写真撮影、動画撮影もOKですが、YOUTUBEなどのSNSに動画を上げる際には許可が必要です」と説明していた。上の写真は防衛館の前に展示されている74式戦車と61式戦車である。

 

それで、こちらが僕が防衛館の前に展示されてる戦車、榴弾砲、多連装ロケットシステム(MLRS)である。

 

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それで、これは青森県にある大湊海上自衛隊基地に行った時にも思ったのだが、こんな軍事マニアが喜ぶような貴重な軍事博物館が各自衛隊の駐屯地にあるのなら、できればそれらの軍事博物館をまとめて大きな軍事博物館を作って、いつでも、別に事前に申し込まなくても入場料を払えば見れるようにしてほしい。特に展示資料が多い陸上自衛隊の軍事博物館は、茨城県土浦にある陸上自衛隊武器学校の軍事博物館である。

 

ここには旧陸軍の八九式中戦車、本土決戦のために温存されていた三式中戦車を始めとして、陸上自衛隊創設時に米軍から陸上自衛隊に与えられたM24チャーフィー、M4シャーマン戦車などが展示されてる。また、旧陸軍が使用していた各種火砲、機関銃、小銃なども展示されてる。

 

僕は一度、1998年8月にこの土浦の自衛隊武器学校に行ったことがあり、その時は行ったその日に入口で受付に名前と住所を書けば誰でも見学可能だった。しかし、今は恐らく2001年9月の同時多発テロ以後、自衛隊駐屯地も警備が厳しくなったので、土浦の武器学校を一般開放日以外に見学するためには、2週間前に申し込んで身元を証明しないといけない。しかも。見学は他の駐屯地と同じように自衛官がガイドをして行われる。僕が1998年に行った時は自衛官のガイドはいなくて、戦車も武器類も自由に見学ができた。

 

次の土浦武器学校の一般開放日は11月12日の武器学校・土浦駐屯地創設記念日なので、自由に見学できるのはそれまで待たないといけないが、できれば、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪などの大都市の近くに大きな軍事博物館を作って、入場料さえ払えば旧陸海軍と自衛隊の武器、資料が見れるようにしてほしいと、僕を含む多くの全国の軍事マニアは思ってるだろう。