Deutschland-Lab

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僕がドイツ軍マニアとなった切っ掛け

僕がドイツ軍マニアになったのは小学校4年生の時に、「日本はヨーロッパでドイツ軍が勝つと思ったから第二次大戦に参戦したんだ」と父から教えられたからだった。「ドイツ機甲軍団」という本を父に買ってもらってからドイツ軍マニアになった。

 

 

僕が第二次大戦のドイツ軍マニアになったのは、確か小学校4年生の1学期の時だったと思う。それまではやはり日本人の子供だったから、日本軍のゼロ戦、戦艦大和、真珠湾攻撃を行った空母機動部隊などの日本海軍に興味があったが、東北大学法学部卒で大手銀行に勤務していて知識人だった父から、「日本軍が第二次大戦を戦った理由はヨーロッパでナチスドイツ軍が勝つと思ったから」という事実などを知らされて、段々とナチスドイツ軍の方に興味を持つようになっ

 

それで、小学校4年生の1学期に父に上に掲載されている「ドイツ機甲軍団」という本を買ってもらい、そこから大のドイツ軍マニアになった。また、その頃に戦争映画「史上最大の作戦」を見たことも、ドイツ軍マニアにはまる切っ掛けとなった。残念だが当時映画館で封切りされていた「遠すぎた橋」は映画館で見ることはできなかったが、数か月後にテレビ放映で見た。

 

 

ドイツ軍マニアになると同時にタミヤ模型の戦車などのドイツ軍兵器の模型をたくさん父に買ってもらい、また、第二次大戦の映画でドイツ軍が出てくる映画は必ず見るようになった。僕と同じようにしてドイツ軍マニアになった軍事マニアの人は多いと思う。

 

 

また、ドイツ軍マニアになると同時にタミヤ模型のミリタリーミニチュアシリーズのティガーⅠ型戦車、88ミリ砲の模型なども買ったけれど、当時は広島に住んでいたのだが、同級生の男子でもドイツ軍マニアが多かった。彼らはけっこう頭が良くて、「日本軍なんて、真珠湾攻撃をやってアメリカと戦争を始めた時点で既に敗戦が決まっていたんだ。それに比べるとドイツ軍は、モスクワまであと少しの地点まで侵攻しているし、イギリス本土も爆撃していたから、ひょっとしたら連合軍に勝てたかもしれない。日本軍よりもドイツ軍の方がカッコよくて魅力的だな」と言っていた。

 

僕の父も、「ドイツ軍の方が日本陸軍とは違ってちゃんと性能のいい戦車、戦闘機とか作って、合理的な戦い方をしていた。ただ、ヒトラー総統が変な人種論者だったから、ユダヤ人、スラブ人を虐殺したりして、敵を増やしたから最後は負けるべきして負けてしまった」などと言っていた。

 

僕はこれらのナチスドイツ軍に関する説明に非常に興味持って、ナチスドイツ軍の勝利の可能性などについて調べるようになった。また、それと同時にタミヤ模型のドイツ軍戦車のコレクションも増えていった。もちろん、ドイツ軍の戦車、兵器だけではなくて、連合軍の戦車、兵器の模型も作るようになった。

 

さらに、映画「史上最大の作戦」を見て以来、それ以外の戦争映画も必ず見るようになった。だが、当然ながら第二次大戦の戦争映画はいつもドイツ軍が悪役で最後は負ける映画ばかりだから、やはりそれにはがっかりした。「なぜ、最後はドイツ軍が負ける戦争映画ばかりなのか?」と聞いたら、「それが歴史的事実だから仕方がないだろう。ドイツ軍が最後に勝って喜んでる映画を作ると、ヒトラーとナチスを讃えているということで、クレームがつくんだ」と教えられた。まあ、軍事マニアの人なら一度は戦争映画について、この点は疑問に思ったことがあるだろう。

 

ただし、僕は「日本軍は白人からアジア解放を解放するために戦った」と唱えているネトウヨとは違う。日本はドイツ、イタリアと同盟を結んで、他の枢軸国と協力をして連合国と戦ったという冷静な意見である。

 

 

このようにして、小学校の高学年からは日本軍に対する興味はゼロになったわけではないが、段々と失われて行ってドイツ軍に対する興味の方が大きくなっていった。だから、僕は日本軍はナチスドイツ軍とイタリア軍と同盟を結び、その軍事同盟を軸として米英との戦争に勝とうとしたと思っているから、「日本軍はアジアを欧米白人から解放しようとして戦争を始めた」などと信じているネトウヨではない。僕のような濃い軍事マニアと日本軍のことしか知らないネトウヨはここが違う。

 

以上、今日は僕がドイツ軍マニアになった切っ掛けから、僕のような軍事マニアとネトウヨの違いについてブログ記事に書いてみた。