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ドイツ人と一緒にプロ野球観戦に行った(2)

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今回はオーストリア人の大学教授Wと一緒に、楽天対オリックスの試合を球場に観戦に行った時のことについて書く。

 

 

今日もまた、ドイツ人の友達と一緒に楽天の試合を見に行った時のことについて書きます。今回記事に書くのは、前回に書いた弁護士で東北大学に勤務していたドイツ人友達Sとその家族と一緒に楽天のスタジアムに観戦に行った時のことではなくて、アメリカの大学の教授をしていて、6月から8月の夏の期間だけ東北大学で研究活動を行ってる他の友達Wと一緒に観戦した時のことです。

 

Wと野球の試合を観戦に行った時は、入場料金は確かうちが家の修理を依頼した時に、修理をした工務店から招待のチケットを2枚もらったので、そのチケットで観戦に行ったのだと思う。Sと彼の家族と一緒に見に行った時は入場料金はSに奢ってもらった時もあるし、割り勘だった時もある。球場内でのビールなども奢ってもらった時があった。

 

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アメリカのテキサス州で大学教授をしているWは、すごいイケメンで身長2メートル近くあるカッコよい男だった。僕も初めて会った時に彼のカッコよさにちょっとびっくりした。

 

 

写真上が夏の期間だけ東北大学で研究活動をしているWだが、彼に初めて会った時は2009年6月初めのことだった。初めて仙台城の近くで彼に会った時、Wはハリウッド映画男優のメル・ギブソンみたいな顔をしており、身長が2メートル近くて足も長かったので、まるでハリウッドのスター男優かモデルみたいな男だと思った。「こんなイケメンのカッコいい男が、身長164センチでイケメンでもない俺の新しいドイツ人友達なのか?」と思ってちょっとビックリした。(苦笑)

 

Wとその後に話してみると、彼は本当はドイツ人ではなくて国籍はオーストリア人なのだとわかった。彼はオーストリア人の父とドイツ人の母の間に生まれたハーフであり、オーストリアのヴィーン生まれだが、子供の頃にドイツ西部のカールスルーエ引っ越して、その後はずっとそこに住んでいて、大学院までカールスルーエで過ごしたと言っていた。

 

 

Wと一緒に球場に見に行った試合は楽天対オリックス戦だったが、両チームともエラーと采配ミスが多くて低レベルな試合だった。僕はアメリカでメジャーの試合を見ているWが「日本のプロ野球はレベルが低い」と誤解してしまうことが心配だった。

 

それでWと一緒に楽天の試合を見に行った時は、2009年7月中旬だったと思う。対戦相手はオリックスであり、楽天の先発投手はエースの岩隈だった。試合展開は始めは楽天がリードしていたが、野村監督がエースの岩隈を早めに交代させてしまったので、救援陣が打ちこまれて終盤に追いつかれて同点で延長戦になり、最後はたしか外国人選手のリンデンがサヨナラヒットを打ってやっと勝ったという試合だった。

 

試合のレベルは、とてもプロ野球とはいえないミスの連発だった。楽天、オリックスともにつまらないエラーが多くて、さらに野村監督も好投していた岩隈を6回くらいで急にリリーフに代えてしまうという不可解な采配をした。観客からは「野村監督、ボケてんじゃねえよ!なんで岩隈を代えたんだよ?!」というヤジが当然ながら飛んだ。

 

僕も試合のレベルが低かったので隣にいたWに、「この試合は平均的な日本のプロ野球の試合じゃない。いつもの楽天の半分以下のレベルの試合だ」と英語で伝えた。Wはアメリカのテキサス州の大学の教授なので、当然ながらメジャーリーグの試合もスタジアムで観戦したことがあり、テキサス・レンジャーズとヒューストン・アストロズの試合をスタジアムに友達と一緒に観戦に行って、当時メジャーで活躍していたイチロー、松井秀喜などの日本人選手も試合で見たことがあると言っていた。だから、メジャーの試合をよく見ているWに、「なんだ、日本のプロ野球はこんなにレベルが低いのか」と思われてしまうことを心配した。

 

 

試合は最後は延長戦で楽天が勝ったけども、たとえ負けてもよいからレベルの高い試合が見たかった。外国人と一緒に日本のプロスポーツを観戦する時は、やはりレベルの高い試合が見たい。

 

 

それで、楽天が勝った後でもレベルの低い試合に本当に腹が立った。帰り道で、「今日の試合は勝ったけども高校野球地方予選レベルの試合だった。大金を払ってみるようなプロ野球の試合ではなかった。払ったお金を返してほしい!」などと言って怒ってると、Wは「高校野球レベルだったか?」と言って笑っていた。「オーストリア人のWと一緒に日本のプロ野球を見ていだろ?だから、外国人に『日本のプロ野球はレベルが低い』とか誤解されたくないんだよ」と言ったら、Wも「まあ、今日の試合は確かにいつもテレビで見てる日本のプロ野球よりはレベルが低いと思ったよ」と言って、苦笑いをしていた。

 

 

以上、今日は再びドイツ系オーストリア人の友達と一緒にプロ野球観戦をしたことについてブログ記事を書いてみました。外国人とスポーツ観戦をする時は、プロ野球の楽天の試合にしろJリーグのベガルタ仙台のサッカーの試合にしろ、レベルの高い試合を見たいと思うのが当然でしょう。「日本のプロスポーツはレベルが低いんだな」などと彼らに思われるのは、本当に悔しいですから。