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まとめ(7)ドイツ語の学習方法について

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ドイツ語の勉強をするなら、まずは自分の興味のある分野から勉強するのがベストである。日本人が英語を中学高校で6年間習ってもしゃべれるようになれないのは、「義務」としてだらだらと勉強しているから。

 

 

ドイツ語の学習方法について、僕が過去に「はてなブログ」に書いた記事の中から

選んで紹介をしょうと思います。まず外国語の学習で重要なのは、自分の興味のある分野から始めることです。日本人が英語を中学校と高校の6年間も勉強をしてもしゃべれるようにならない人が多いのは、学校を卒業するための「義務」として勉強しており、「何が何でも英語をしゃべる職種に就職したい。英語をいつもしゃべるような生活がしたい」というような、勉強をするためのモチベーションが低いからです。

 

僕は1995年1月に兄と一緒にドイツを旅行をした時に、ドイツ人の応対がとてもフレンドリーで、特に第二次大戦で日本と同盟をしていたドイツ人のお年寄りたちは、日本人にはとても親切だったので、「絶対にドイツ語を勉強してしゃべれるようになろう」と思ったのです。もちろん、この背景には僕は子供の頃から第二次大戦で日本軍と同盟をしていたドイツ軍に興味があり、子供の頃から田宮模型のドイツ軍の戦車と戦闘機の模型を作っていた、ドイツ軍が出てくる「史上最大の作戦」「遠すぎた橋」のような戦争映画をたくさん見ていたという事情があります。写真上は観光名所としても有名な、ミュンヘン中心部にある新市庁舎。僕は1995年1月にここにも行きました。

 

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この記事では、僕はドイツ語検定2級(その後、ドイツ語検定試験の級の見直しがあって、2級は準1級に変わった)に1回の挑戦で合格したけど、合格までの勉強方法について書いている。僕は特に第二次世界大戦の時のナチスドイツ軍に興味があったので、まずは、ドイツで訪れた軍事博物館のパンフレットとガイドブックの翻訳など、自分に興味のある分野から勉強を始めた。さらに、ドイツのサッカーに興味があったので、ドイツブンデスリーガのラジオ放送をネットで聞くなどして、ドイツ語のリスニングを練習した。ブンデスリーガのチーム名と選手名をたくさん覚えるだけでも、けっこうドイツ語の勉強にはなる。これが、クラシック音楽が好きな人ならクラシック音楽関係のドイツ語から勉強すればいいだろうし、ゲーテなどのドイツ文学が好きな人ならドイツ文学の勉強から始めればいいだろう。

 

 

僕は特に第二次大戦のドイツ軍にとても興味があったので、西ドイツ映画の「Uボート」を何度も見ることでリスニングの練習をした。ただし「Uボート」のような戦争映画では、水兵がしゃべる軍隊スラングが多いというデメリットもあった。(苦笑)

 

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このブログ記事では、今までのドイツ映画で最もヒットした名作映画「Uボート」の中での会話から、ドイツ語を勉強する方法を説明している。ただし、ドイツ海軍の水兵が使う軍隊スラングが混じっているので、かなり下品な表現もある。僕はこの会話を自分のフェイスブックに記事にして書いたが、それを読んだドイツ在住の20代のドイツ人女性は、「この会話は刑務所の会話のように、ただ下品な会話」とコメントした。(苦笑)でも、この会話はテレビで放送されてる「NHKドイツ語会話」2002年6月号のテキストに、公式に取り上げあげられて、某私立大学のドイツ語講師が詳しい説明を書いている。

 

 

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このブログ記事でも、前のブログ記事と同じように名作ドイツ映画の「Uボート」から、艦長と水兵の会話を取り上げて、その会話の内容を説明している。「Uボート」を見た人ならすぐにわかる、艦長が好きなイギリス軍の軍歌「ティッペラリーソング」を水兵全員で歌うシーンである。このレベルのドイツ語がわからないと、ドイツ語検定2級以上には合格できないと思う。

 

 

以上、今日は効率のよいドイツ語勉強方法について説明しましたが、重要なのはまず自分に興味のある分野から勉強を始めることです。ドイツ語を勉強するのなら、何かドイツに興味はあると思うので、それはサッカーでも芸術でも何でもいいと思います。そして、「絶対にドイツ語をしゃべれるようになりたい」という強いモチベーションを維持することです。自分に合ったドイツ語勉強方法を、早く見つけるようにしましょう。