韓国の大統領は弾劾されて逮捕される人ばかり

韓国の尹錫悦大統領の弾劾が決まったが、韓国の大統領は任期中に暗殺、亡命、弾劾されて逮捕、投獄という問題のある人ばかりである。だから、尹錫悦が戒厳令を出した時も「また、何か変なことをしている」ぐらいにしか思わなかった人が多いと思う。

隣の韓国では１４日に国会で尹錫悦（ユンソンニョル）大統領に対する弾劾が議決されて大統領はしばらくは名ばかりの存在となって、政治は首相が行うことになった。でも、僕は韓国の大統領がどうなろうがあまり興味がない。韓国の歴史教科書は反日のことばかりが書いてあり、「今の韓国人が不幸なのは、過去の大日本帝国による占領時代のせいだ」ということが書いてあるというから。歴史教科書にこんなことが書いてあるのでは韓国の一部の政治家が親日的であっても大して変わらない。

それに、韓国の大統領というのは大統領をしていた時期、あるいは大統領になるまでの政治活動時に大手企業などから多額の不正政治資金を受け取っていたなどの罪で、大統領任期中に弾劾されて裁判で有罪となって、刑務所送りになる人ばかりという本当に変な国である。

韓国の歴代大統領が辞任した後の足取り。他のニュースサイトから抜粋。

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■弾劾された2人の大統領 　

韓国の歴代大統領のなかで、実際に弾劾された人物が2人いる。 　1人は、朴槿恵（パク・クネ）氏だ。2013年から大統領を務めたが、友人の女を国政に関与させたとして16年12月に弾劾訴追され、翌17年3月に失職した。その後、収賄の罪などで懲役22年の実刑判決が確定し、収監された。だが心身の不調をたびたび訴えていたこともあり、21年12月、赦免されている。 　もう1人は、盧武鉉（ノ・ムヒョン）氏。こちらは最終的に、憲法裁判所が弾劾訴追を棄却し、罷免を免れた。ところが退任後の09年、盧氏は自ら命を絶った。不正資金疑惑で検察に取り調べを受けていた時期だった。 　盧氏の後任となった李明博（イ・ミョンバク）氏は、退任後の18年に収賄などの容疑で逮捕・起訴され、20年に懲役17年の実刑が確定。22年末に本人の健康状態の悪化などを理由に特別赦免、残りの刑期を免除された。

44年前に戒厳令を出した人物

　歴史を振り返ると、初代大統領の李承晩（イ・スンマン）氏は在任中に亡命、3代目の朴正煕（パク・チョンヒ）氏は在任中に暗殺という悲劇にみまわれた。 　5代目の全斗煥（チョン・ドゥファン）氏と6代目の盧泰愚（ノ・テウ）氏は、退任後の1995年に逮捕された。79年の粛軍クーデターと80年の光州事件での反乱・内乱罪容疑、在任中の収賄容疑だった。裁判では最終的に、全氏は無期懲役、盧氏は懲役12年の刑が確定した（いずれも97年に特別赦免）。 　なお、尹大統領の戒厳令の宣言は、80年以来44年ぶりだった。その時に発令したのは、軍の実権を握っていた全氏。これにより光州市で学生と軍が衝突し、市民の間で多数の死傷者を出した光州事件につながっていったのだ。

このように、韓国の大統領は任期中に暗殺、亡命したり、国会で弾劾された後に逮捕、投獄という人ばかりなので、尹錫悦（ユンソンニョル）大統領が戒厳令を出した時も、「また、韓国の大統領が何か変なことをやってるな」ぐらいにしか僕は思わなかったし、僕と同じように思った日本人は多かったと思う。

韓国という国は実はまだ北朝鮮との内線中で今も停戦状態で平和を保っているのであり、だから軍事力を背景に強い権限を持つ大統領が多いのだろうが、国内での不満が高まると過去に日本の植民地だったからだと八つ当たりをする政策を繰り返しているから、韓国の政治にはあまり興味がない。

まあ、韓国という国は実は言うとまだ朝鮮戦争の内戦中で今も北朝鮮と戦争をしているが停戦状態だから、国内が色々と混乱しているという気の毒な事情もあるのだろう。僕も韓国の政治情勢についてはあまり詳しくないが、朴槿恵（パク・クネ）大統領の時に大韓航空の社長の娘が機内食として出されたピーナッツが不味いからと苦情を言って、搭乗していた飛行機に空港に戻るように命令したというナッツ姫事件とか、大韓航空、ヒュンダイなどの大手企業と政治家の癒着、闇献金が日本とは比べ物にならないほどにひどくて、この癒着を解消する方法が見つからないという。

それで、韓国国内の不満が高まると怒りのはけ口として反日運動が高まるという悪循環の繰り返しだというのだ。そして日本にとっては不運なことに次期大統領候補といわれている野党、共に民主党の李在明（イ・ジェミョン）代表も大の反日政治家と言われているというので、また反日政策を始めるのだろう。韓国はいつもこんな状態だから、韓国の政治ニュースにはあまり興味がない。