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楽天の田中とロッテの佐々木も野球漫画を超えてる

 

 

 

今は嫌な暗いニュースが多いですが、今日も前回と続いて明るいプロ野球に関する話題を書こうと思います。

 

 

千葉ロッテの佐々木朗希投手がパーフェクトを達成して、もう少しで2試合連続パーフェクトを達成しそうだったが、この記録はあらゆる野球漫画を超えている。現代の野球では考えられない偉業である。

 

 

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が4月10日に、1994年の槇原以来28年振りの完全試合を達成した。そして、その次の登板の4月17日にも8回までパーフェクトというもう少しで2試合連続パーフェクトという快挙は続いた。本当にすごいことである。

 

もし野球漫画の「ドカベン」で佐々木ではなくて、主人公のキャッチャー山田の相棒のピッチャー里中が2試合連続パーフェクトという話があったら、「いくらなんでもそんなことが今のプロ野球で起こるわけがないだろう?水島新司は年をとって頭がおかしくなったのか?」というふうに思う読者は多かっただろう。もちろん、水島新司は既に故人だがまだ生きていた時に10年以上前に里中が2試合連続パーフェクトという話を書いていたら、「いくら『ドカベン』が架空の話でも、現実離れしすぎている」と思って呆れた読者は多かっただろう。でも、佐々木朗希はそれを現実で達成しそうになった。正に「事実は小説よりも奇なり」である。

 

 

2013年に楽天田中将大が24勝0敗2セーブという記録を残したが、これもあらゆる野球漫画を超えている。昭和40年頃の金田ならあり得たかもしれないが、21世紀の野球でこんな大記録は予想すらできない。

 

2013年には楽天田中将大が、24勝0敗2セーブという凄まじい年間記録を残した。この時も漫画「ドカベン」で田中ではなくて里中が24勝0敗で、「ドカベン・スーパースターズ編」での所属チームである東京スーパースターズを、日本一に導く大活躍をするという話が2013年以前にあったら、「いくら水島新司が里中山田のバッテリーを日本一にしたいと言っても、20勝以上して0敗という設定は漫画でも無理がある。昭和40年頃の金田正一ならあり得るかもしれないが、21世紀の高度に科学科された野球では20勝以上して1敗もしない投手はあり得ない。0-1でも負け投手になるから打線の援護にいつも恵まれないといけない。だから、この設定には無理がある」と思って、水島新司の頭を疑った野球ファンは多かっただろう。僕も仙台人だから楽天ファンだが、2013年のシーズン前に「今シーズンの田中は20勝以上して1回も負けない」と言われたら、「お前はプロ野球の難しさを知らないだろう?」と言って失笑しただろう。でも、実際に田中はそれを達成した。これも正しく「事実は小説よりも奇なり」である。

 

最近は田中、佐々木、大谷のような怪物級の投手が増えたのは、まだ育成段階である高校野球で投手を酷使しなくなったのが大きな理由だろう。だいたい、高校野球はアマチュアだから優勝して高校は有名になっても、高校球児は賞金などは貰えないので大して得をしない。

 

 

なぜ、最近は田中、佐々木、大谷のような奇跡の大投手が増えてるのかというと、やはり一つの大きな原因は高校野球に球数制限を設ける話が出てきて、高校野球も延長15回制をやめて12回までやって後はタイブレーク制度にして、球児の過酷な酷使を止めるようにしたお陰だろう。だいたい、高校野球大学野球などのアマチュア野球は試合に勝っても選手たちはあまり得をしないで、高校と大学、特に私立高校と私立大学が有名になるだけである。最近は高校野球で甲子園で優勝する高校は関東か関西の金持ちの私立野球学校ばかりであり、とても条件が平等で試合をしてるとは思えない。高校野球で全国大会で優勝した高校球児にしても、プロ野球にスカウトされるのは多くても4人くらいで、他の球児は大学にスポーツ進学するか、普通に大学受験か就職活動をしないといけない。だから、高校野球で優勝しても学校はすごく有名になるが、球児たちはアマチュアの規定で賞金ももらえないから大して得をしない。ここがまだ若い野球選手の育成過程である高校野球の大きな問題だ。

 

 

僕の住む東北地方はまだ春と夏の高校野球で優勝したことがないが、岩手県出身の大谷と佐々木の活躍を見ればそれで充分である。別に東北地方の高校が高校野球で優勝していなくても、そんなに嫌な気持ちはしない。高校野球という育成段階では特に投手は肩を壊さないように慎重に育成をして、高校卒業後にプロ野球メジャーリーグで大活躍をしてくれれば、それでとても満足できる。