これは、ホビージャパンから発売されている「マーケットガーデン作戦」という、シュミレーションボードゲームである。僕は中学校から20歳ころまでシュミレーションボードゲームにはまったことがある。
- 誰でも人生の途中で止めざるを得なかった趣味があるだろうが、僕は中学生から20歳の頃までシュミレーションボードゲームにはまったが、20代前半で止めてしまった。
- まだ、ファミコンなどのテレビでするゲームが主流でなかった頃はシュミレーションボードゲームがけっこう男子の間では人気があった。でも、ルールが複雑でゲームが難しいので終わるまでに数日かかり、その間大きなボードゲームを自分の部屋に維持しないといけないという欠点があった。
- ボードゲームを止めてしまった理由はやはり90年代前半になるとファミコン、プレステ、PCでプレイするゲームが増えたこと。僕も1994年に仕事のためにPCを初めて買った時に「信長の野望」を買って、こちらの方がボードゲームよりも面白いと思ってしまった。
誰でも人生の途中で止めざるを得なかった趣味があるだろうが、僕は中学生から20歳の頃までシュミレーションボードゲームにはまったが、20代前半で止めてしまった。
誰にでも、若い頃はよくやったけれども恋愛、結婚、子供の誕生と共にやめざるを得なかったゲームがあるだろう。僕は結婚はしてないが、中学校から20歳の頃までシュミレーションボードゲーム、特にウォーゲームにはまったがやめてしまったことがある。
シュミレーションボードゲームというのは、第二次大戦の戦い、戦国時代の合戦などをボードゲームで対戦するゲームである。子供用の人生ゲームなどをもっと複雑にしたゲームとイメージすればわかりやすいだろう。上にあげた写真はホビージャパンの「マーケットガーデン作戦」というゲームだが、このゲームは5回以上はプレイしたと思う。マーケットガーデン作戦は映画「遠すぎた橋」で描かれた戦いなので、けっこう人気のあるゲームだった。同じように「、「史上最大の作戦」「プライベート・ライアン」などの映画に描かれたノルマンディ上陸作戦のゲームも人気があった。ただし、僕はライアンが大嫌いで僕がゲームをしていた頃はこんなクソ映画はなかったけれど。(苦笑)
値段は安いものなら2000円くらいで、高いものなら1万円以上はした。マーケットガーデン作戦のゲームの場合は今ではよく覚えてないが駒一つが中隊か大隊を表していて、プレイヤーは連合軍とドイツ軍に分かれて対戦するのである。連合軍の勝利条件は史実では占領できなかったアルンヘム橋の占領で、ドイツ軍の勝利条件はアルンヘム橋の占領の阻止である。僕は連合軍側で何回かプレイしたが、何度やってもやはり史実と同じようにアルンヘム橋の占領は無理だった。今のプレステなどのゲームでもゲーム雑誌で書かれていることだが、「このゲームはクソゲーでプレイバランスが全くなっておらず、プレイしていても全然面白くない」などと辛口の批評が書いてあることがある。このマーケットガーデン作戦のゲームも、やはり、プレイバランスが連合軍側にとってかなり不利であり、ドイツ軍側のプレイヤーがよほど大きなミスをしないと連合軍が史実を覆してアルンヘム橋を占領するのは無理だった。
まだ、ファミコンなどのテレビでするゲームが主流でなかった頃はシュミレーションボードゲームがけっこう男子の間では人気があった。でも、ルールが複雑でゲームが難しいので終わるまでに数日かかり、その間大きなボードゲームを自分の部屋に維持しないといけないという欠点があった。
それで、中学校3年生から20歳頃まで第二次大戦、ナポレオン戦争、戦国時代、架空の第三次大戦などのゲームをプレイしたのだが、問題はシュミレーションゲームはとても難しいので1日では終わらずに長いゲームだと1週間くらいかかることがあったので、ボードゲームを自分の部屋に最低でも2日は維持しないといけないことだった。このゲームの維持が大変であり、母からは「どうやって掃除するの?ゲームしている間は部屋の掃除ができないでしょ?」と怒られたことは何度もあった。(苦笑)また、当時はこういうミリオタ、鉄道オタなどは女子から嫌われるか敬遠される傾向があり、こういう難しいゲームは女子には理解されないので、女子からモテない傾向もあった。(苦笑)
ボードゲームを止めてしまった理由はやはり90年代前半になるとファミコン、プレステ、PCでプレイするゲームが増えたこと。僕も1994年に仕事のためにPCを初めて買った時に「信長の野望」を買って、こちらの方がボードゲームよりも面白いと思ってしまった。
それで、僕は20代前半でボードのシュミレーションは止めてしまったのだが、やはり、その決定的な理由はプレステのゲーム、PCでプレイできるゲームの数がすごく増えたことだった。1994年にまだWINDOWSが発売される前のノートPCを仕事に使うからと買って、「信長の野望」をプレイしてみたらそれがシュミレーションボードゲームよりも面白いと思ってしまい、PCで1人プレイのゲームを始めたことが、シュミレーションボードゲームを止める原因になった。「信長の野望」は週末には寝ないで土曜日の昼間から日曜日の夕方までプレイしたことがあった。まあ、みなさんも、プレステ、ファミコンのゲームをプレイした時は似たような経験があるだろう。(苦笑)
今ではシュミレーションボードゲームをする気にはちょっとなれない。理由はPC、プレステなどのゲームが人気がありすぎるので、ボードゲームをプレイする人がほとんどいなくなったことと、プレイが終わるまで家にゲームを維持するのが難しいことなどが理由である。それに、シュミレーションゲームの対戦ゲームでも今はインターネットがあるのでPCかビデオゲームが主流となり、戦争ゲームなら人気のあるのは「ハーツ・オブ・アイアン」だが、このゲームをネットに繋いで外国人と対戦することもできる。また、1人はドイツ軍、1人は日本軍、1人はイタリア軍、1人はアメリカ軍、1人はイギリス軍、1人はソ連軍を担当するという形でマルチプレイ対戦をすることもできる。英語が出来る人なら外国人とマルチ対戦をして、英語で会話をしながらプレイを楽しむこともできる。
これだけ、PCとネットが普及してネット上で他人とシュミレーションゲームで対戦できるのだから、シュミレーションゲームボードをプレイする人が少数派になったのは仕方がないことだろう。メーカーも今ではシュミレーションボードゲームの新作はほとんど作ってないと思う。