自衛隊朝霞駐屯地にある「りっくランド」に行った。

朝霞駐屯地にある「りっくんランド」の中。ここは陸上自衛隊の広報センターが管轄していて、陸上自衛隊の武器を展示して市民に紹介している。武器の中を見ることもできる。

東京と埼玉の境にある埼玉県の朝霞駐屯地に、「りっくんランド」という陸上自衛隊広報センターがある。ここに今年の1月初めに行ってきたが、最寄りの駅の和光市からの道のりがわかりづらいので、道に迷って無駄な時間を浪費した。（苦笑）

今年の1月初めに自衛隊の習志野空挺団の初降下訓練を見た次の日に、東武東上線に乗って埼玉県朝霞市にある陸上自衛隊の広報センターである「りっくんランド」に行ってきた。埼玉県にあるといっても、東京都練馬区のすぐ隣だから埼玉県か東京都内か微妙なところにある。「りっくんランド」の最寄りの駅は東武東上線の和光市駅だが、この駅も少し前の駅は東京都内だから、ほとんど東京都内と変わらない。

それで、僕はスマホの地図を見ながら東武東上線の和光市駅で降りてりっくんランドを目指して徒歩で行ってみたのだが、ネットには「和光市駅から２キロくらいだから、徒歩２０分くらい」と書いてあったが、なにせ、初めて降り立つ土地だし、「りっくんランドはこちら」という表示板も駅前になかったから、自分の勘を頼りにりっくんランドまで歩いてみることにした。ところが、表示板も何も出てないから迷ってしまって和光市駅からりっくんランドに着くまでに１時間近くかかってしまった。途中で店の店員に「りっくんランドはどこですか？」と質問したりもした。だから、電車で行って和光市駅から歩く人は、初めて行く人はタクシーで行くことをお勧めする。歩いて迷ってしまって、１時間近く歩くよりはマシだろう。（苦笑）

「りっくんランド」には陸上自衛隊の戦車、戦闘車両、攻撃ヘリコプターが展示されている。ベトナム戦争で米軍の主力だったUH１イロコイヘリコプターは、中を見ることができる。

それで、下の動画が僕がりっくんランドを撮影してYouTubeに上げた動画である。戦車、戦闘車両は１０式戦車、９０式戦車、７４式戦車、その他の自走砲などが展示されていて、ヘリコプターは攻撃ヘリのアパッチとUH-1イロコイが展示されてる。イロコイは有名な戦争映画「地獄の黙示録」で米軍のヘリの大群がサーフィンを楽しむために、ビーチにあるベトコンの基地がある村を上空から襲撃するシーンで大活躍したヘリである。このイロコイは中に乗って操縦席、その後ろの兵隊を乗せるスペースを見ることができる。

youtu.be

日本と同じ敗戦国のドイツでもドイツ連邦軍が管理して第二次大戦時の兵器を国内に展示しているので、日本国内でももっと防衛省管理の軍事博物館が増えてほしい。

東京近辺で陸上自衛隊の装備がこれほど手軽に見れる自衛隊駐屯地は、ここが最も有名だと思う。茨城県土浦市にある自衛隊武器学校でも第二次大戦の時に使用された八九式戦車、三式戦車を始めとして、戦後に自衛隊で使用された米軍の戦車なども見ることができる。だが、ここの見学は二週間前に申し込んで身分照会などをする必要があるのでちょっと面倒くさい。

でも、僕はりっくんランドと土浦にある自衛隊武器学校の展示を見たが、大日本帝国陸軍時代の兵器の展示もあるので、自衛隊武器学校の方が気に入った。戦勝国であるアメリカ、イギリス、フランスなどの場合はけっこう軍事博物館が多いし、敗戦国であるドイツの場合もドイツ連邦軍が管理する軍事博物館が国内にあるので、日本も東京か大阪のようなアクセスが良い所に大きな軍事博物館を作ってほしいと、僕は子供の頃からずーっと思っている。