昨日(9月24日日曜日)は、仙台市苦竹にある陸上自衛隊東北方面隊創隊63周年記念行事を見てきた。メインは10時20分から行われた観閲式とその後の演習展示だったのだが、それが広い敷地内のどこで行われるのか、パンフレットには小さくしか掲載されておらず、また、場内でアナウンスもされていなかったので、僕が観閲式が行われてる会場に着いたのは既に式が始まって10分も経っている10時30分だった。だから、会場内の座席の端っこの方の式典が見づらい席にしか座れなかった。式典がメインだったら、場内アナウンスをするとか、「式典は10時20分から〇〇で行われます」という場内アナウンスをするなどの、初めて訪問したお客に対する配慮がもっと欲しかった。
観閲式から訓練展示までの東北方面隊創隊記念行事には、宮城県の村井県知事を始めとして、宮城県選出の国会議員がほぼ全員来場しているというそうそうたる大式典だった。また、当然ながら岸田首相を始めとする有名な多くの国会議員からの祝辞も届いていた。しかし、その式典の司会進行をしていたのが女子高生のような萌え声の若い女性自衛官というのが、時代の変化を象徴していたと思う。それで、政治家の肩書とか自衛隊用語というのはすごく難しい漢字が多いから、彼女はたまにつっかえたり噛んでしまったりしながら読み上げていたのがちょっと愛嬌だった。(笑)
それで、これが訓練展示の様子を動画で撮影したものをYOUTUBEにアップしたもの。端っこの席から撮影したから、あまりよく撮影できていないが、24倍ズームのビデオカメラで撮影をしたので、訓練展示である模擬戦闘の様子はなんとか撮影できた。
訓練展示というのは、赤軍と青軍に分かれての模擬戦闘が行われた。訓練展示自体は、動画内の女性自衛官のアナウンスを聞いていればわかると思う。まず初めに会場の左側に赤いマークの表示が現れて、それが仮想の敵軍であり、それに対して会場右側に青いマークの部隊が現れて、それが攻撃側の日本の自衛隊である。 訓練展示は、まず、ヘリコプターと松島基地から飛来したジェット戦闘機による制空権の確保から始まり、その後、偵察用大型ドローンが上空に現れて敵の状況を味方に知らせる。その後、陸上部隊が会場内に進入してきて模擬戦闘が始まった。演習なので当然空砲ではあるが、155ミリ榴弾砲と74式戦車の105ミリ砲の発射音を聞けたのはとても嬉しかった。来場していた観客たち、特に子供たちは「すげえ!かっこいい!」と騒いで喜んでいた。
軍事マニアの僕としては、こんなにカッコいい自衛隊の訓練展示が毎年仙台市内の苦竹で行われているとは、仙台に1980年代から住んでいるが今まで知らなかった。これからは毎年、この観閲式と訓練展示を見に行ってカッコいい陸上自衛隊の装備が模擬戦を行っている様子を見て楽しもうと思う。