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GWなどの長期休暇の過ごし方で家族で大ケンカになることがある

自宅で喧嘩した後の4人家族 | 無料の写真

GWなどの長期休暇での家族旅行から子供が旅行好きと嫌い分かれて、そこから家族がバラバラになる場合がある。僕の家族がそうだった。

 

 

ゴールデンウィークが終わりましたが、みなさんはどのように過ごしたでしょうか?僕は1月初めから3月初旬までに東京方面に3回、広島と関西方面に1回も旅行をしたのでお金があまりなかったから、多賀城の自衛隊駐屯地創設行事を訪れて、東北楽天対千葉ロッテの試合を楽天モバイルパークに見に行っただけでした。だから、GW中の出費は2万円未満で済みました。

 

それで、GW中には家族旅行に出かけた家族も多いと思うけれど、この家族旅行というのが実はいうとけっこう難しい。特に子供の数が3人以上になると、子供のうちの1人が「学校が休みの時は学校の友達と家か近所で遊んでいる方が楽しい。人がたくさん乗っている電車に乗って、人がたくさんいる観光地に出かけていく家族旅行は疲れるだけだから嫌いだ」などと言って、特に泊まりがけで遠くに行く家族旅行をすごく嫌う子供が1人はいる。

 

 

僕の家族は兄が中学生になったら吹奏楽活動が忙しくなって家族旅行に来なくなり、妹も休みの日には家で楽器を演奏したり、近所の友達と遊ぶのが好きだったので、僕が小学校高学年の頃には家族旅行に行きたがるのは僕だけになった。

 

 

僕の家族の場合は一番下の妹が家族旅行に行って人混みの中に行くのを嫌う性格であり、一方で僕は鉄道マニアだったから家族で旅行に行って色んな鉄道に乗るのが大好きな性格だった。だから、2人がまだ小学校低学年の頃から僕と妹はずーっと仲が悪かった。さらに、兄が中学校に入ってから吹奏楽部で活動を始めると、「市と県の吹奏楽コンクールで入賞するために練習をしているから、平日も休日も練習があるから家族旅行には行けない。吹奏楽部が全国大会に出れるように頑張りたいから」と言って家族旅行には来なくなった。

 

だから、最後に家族5人で旅行をしたのは、僕が小学校5年だった9月に広島に住んでいた時に鳥取の大山と島根の出雲大社に1泊旅行をしたのが時であり、それ以後は家族5人が揃って旅行をすることは無理になった。理由は先に書いたように妹は旅行で人混みの中に行くのが嫌いで、兄は吹奏楽部の活動が忙しくなったからである。それで、家族で旅行に行って色んな鉄道に乗ったり色んな観光地を訪れるのが好きな僕は、小学校5年生で早くも家族の中で孤立することになった。

 

僕のブログ記事を1年以上前から読んでいる人なら、僕の父が全国に支店がある大手銀行勤務なので、両親が仙台育ちだけど僕が小学校を卒業した時に仙台のマイホームに引っ越すまでは、家族で日本各地に住んだことは知っていると思う。それで、広島の後に大阪の近くの西宮に住んだが、その時にある日母と2人で天王寺方面まで出かけたのだが母に電車の中で、「うちの家族はお兄ちゃんは吹奏楽部が忙しくて、Yちゃん(妹のこと)は旅行が嫌いだから旅行に行くならあなたが1人で行きなさい」と、まだ僕は小学校6年なのに母にそんなことを言われたことがある。

 

その後、兄が高校に入学して妹が小学校6年生になって僕が中学校2年生になる春休みに、仙台から父が単身赴任している大阪まで兄妹3人で旅行をしたことがあったが、3人揃って旅行をしたのはそれが最後で、その後は兄と妹は吹奏楽部活動が忙しいから、どの長期休暇の時にも家族旅行には行かなくなった。中学校2年の時は僕は1人で仙台から父が単身赴任している大阪まで旅行したし、中学校3年の時は僕と母の2人だけで、父はその時は銀行の秋田支店で単身赴任をしていたので秋田まで旅行に行った。高校に入ってからは、僕は高校の友達と一緒に旅行をするようになった。その間、兄と妹はすっと休暇中は吹奏楽活動ばかりをしていて、それで、吹奏楽部の合宿、東北大会などで旅行ができるから、家族旅行は行きたくないといっていた。

 

こんなふうに僕が小学校高学年のころから家族全員が揃って家族旅行に行けなくなったので、当然ながら僕は家族に大いに不満があり、高校3年の時に精神科に通院をしてカウンセリングを受けて、「吹奏楽活動が中心の家族の中で自分だけが孤立していると感じる」と精神科医とカウンセラーに相談をしたことがある。先生は緊張した顔でカルテに僕の話を書き込んでいて、聞き終わると緊張した顔で頷いていた。

 

 

しかし、家族旅行は年に1回か2回しかない家族の絆を強める機会だから、学校の部活動よりも家族旅行を優先させるべきだと思う。1年間のうちに1週間ぐらい家族で旅行をして家族で会話をするべきだろう。

 

 

このように始めは、家族旅行に行く行かないという些細な兄妹間のケンカと思えたことが、ダムが小さな割れ目から段々と割れ目が大きくなって最後には決壊してしあうよ8うに、些細な兄妹と家族内でのケンカと思われたことが、最後には修復がかなり難しい家族崩壊につながることがある。だから、家族旅行から家に帰ってきた時に、「家族旅行は単に人混みの中に疲れるだけで面白くなかった。2度と家族で旅行に行きたくない」と言っている子供がいたら、その子の不満をよく聞いて、家族旅行は家族の絆を強めて楽しいことだと思えるように、両親がちゃんとフォローをしないといけない。昭和時代の僕の家族では特に父が銀行の仕事に集中しており、あまり家族と会話をしなかったから、僕が兄と妹と対立していることに両親は気づかなかったようだ。