Deutschland-Lab

歴史や文化、スポーツなどドイツに関する情報まとめサイト

今年の東北楽天は3位でクライマックスシリーズ狙い

BBM東北楽天ゴールデンイーグルス ベースボールカード2025 | BBMスポーツ | ベースボール・マガジン社

 

今シーズンの楽天は去年と同じように3位でクライマックスシリーズ進出狙いだろう。打者、投手ともにソフトバンク、日本ハムとはかなり力の差がある。大物ルーキーの宗山の活躍に期待するしかない。

 

 

プロ野球は今シーズンが始まったが、僕は仙台に住んでいるから当然ながら東北楽天を応援しているけど、オリックスと行われた開幕3連戦を見て感じたことなどを書こうと思う。

 

まず、3連戦でホームランが0本だったので、ホームラン、長打力のある強打者が明らかに不足している。今シーズンの東北楽天でホームランが期待できる強打打者は、浅村とフランコの2人くらいしかいない。去年の成績を見てもホームラン2桁以上打ったのは浅村が14本打っただけだ。その次は阿部の9本。だから、今年もランナーをためてホームランで大量得点というのは期待できない。まあ、今は飛ばない低反発球をプロ野球では使用しているからどこの球団もホームランは出にくいのだが、去年のパリーグホームラン王のソフトバンクの山川が34本もホームランを打っているのと比べると、天と地ほどの差がある。だから、今年も楽天はヒットをつないで得点するしかないから、あまり打線の爆発は期待できない。でも、ドラフト1位で入団した宗山が大活躍すれば、打線の穴は埋まるかもしれない。だから、打線は宗山の活躍に期待するしかないだろう。

 

投手は去年の開幕まではエースは田中将大と思われていたが、田中が去年1試合しか登板できずに巨人に移籍したので、今年からは左腕投手の早川がエース投手になった。でも、楽天の開幕3連戦の先発投手を見ると、早川、古謝、辛島といずれも左腕投手であり、右腕の先発投手は岸、瀧中、新外国人のハワードしかいない。珍しい状態ではあるが、岸もかなり衰えてきているので10勝以上出来そうな右投手がいない。新外国人のハワードに期待するしかない状態だ。

 

中継ぎと抑えは抑えの則本は恐らく万全だと思うが、セットアッパーの宋がケガをして8月ころまでは復帰できない状態なので、中継ぎもかなり苦しい。鈴木翔天、藤平、今野などの他の投手の奮起に期待するしかない。

 

 

楽天の悪い点は梨田監督以後は監督をすぐに代えていること。三木谷オーナーの現場介入が理由だろうが、日本ハムの新庄監督みたいに4年以上チームの指揮を任せて、じっくりと選手を育成させるべきだと思う。

 

 

監督もオーナーの三木谷が現場に介入をしすぎて、1年か2年で監督を代えてばかりなので、去年は今江監督がたったの1年で解任になった。その前に平石監督も三木監督も1年で解任されている。そして、今年は2020年に一度監督だった三木監督が再び指揮を執ることになった。僕が思うには、日本ハムがソフトバンクと優勝争いをできるくらいに強くなったのは、フロントが新庄監督に4年間もチームを任せているからだろう。日ハムはその前の栗山監督には何と10年間も指揮を執らせている。日ハムのように、すぐに監督を代えないチームは強くなる傾向が絶対にあると思う。だから、楽天も三木監督には4年くらいは落ち着いて指揮を執らせてほしい。そうすれば、新庄監督が若手選手を育ててチームを強くしたように、楽天もチームが強くなるだろう。

 

いずれにせよ、今年の楽天はまだリーグ優勝を争えるほどの力はなくて、リーグ優勝争いができるのは早くても2年後以降だと思う。