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今シーズンのパリーグはホームで勝てないという波乱

ソフトバンクが今季2度目の3連敗 単独最下位抜け出せず…6敗は12球団ワーストの屈辱 | Full-Count

 

今シーズンのパリーグはまさかのソフトバンクが最下位という大波乱で始まった。ソフトバンクは怪我人が多いことと、FAで獲得した外様選手頼みのチームになっているのが原因のようだ。

 

 

今年のパリーグはシーズンが始まってから大波乱が続いているということは、野球ファンなら誰でも知っているだろう。一番おかしいのは去年は開幕からずーっと1位を独走してリーグ優勝したソフトバンクが、なぜかホームではほとんど勝てずに最下位に沈んでいるということ。僕は仙台在住なので楽天ファンだが、先週にソフトバンクのホームで行われた楽天戦で楽天が3連勝できた時は本当にびっくりした。今シーズンのソフトバンクを見ているとチームがかみ合っておらず、何かがおかしいとしか思えない。

 

ネットの記事にはこんなことが書いてある。

 

news.yahoo.co.jp

 

では、なぜ、チームがバラバラな印象になっているのか。  

 

近年のソフトバンクは豊富な資金力で他球団の主力選手を獲得し、戦力を補強してきた。22年オフには日本ハムから近藤をFA移籍で獲得、ロッテからオスナ、DeNAから嶺井、米レンジャーズから日本ハムでエースだった有原航平を獲得した。23年オフには西武から山川穂高をFA移籍で獲得。その大型補強した選手たちが投打の柱となって活躍した結果が、昨年のリーグ優勝だったといえる。昨年、山川は本塁打と打点の2冠、近藤は首位打者と最優秀選手、有原は最多勝のタイトルを獲っている。

 

その一方、ドラフト上位で獲得した選手たちが伸び悩んでいる。2015年以降のドラフト1位指名選手で、いま1軍の主力になったといえる選手はいない。ソフトバンクを取材する民放テレビ関係者は複雑な表情を浮かべる。

 

要するにFAで獲得した外様の選手とドラフトで獲得したソフトバンク生え抜きの選手が上手くかみ合っておらず、チームが崩壊状態にあるようだ。でも、やはりケガで離脱している近藤と柳田がチームに復帰すれば打線は破壊力があるので、6月頃にはソフトバンクは首位争いに絡んでくると思う。

 

 

オリックスが首位なのは、広島から九里を獲得して投手層が厚くなったことと打線が好調だから。僕が応援している東北楽天は長打力のある選手が不足しているので今年は3位狙いで、リーグ優勝できるのは2年後だろう。

 

 

他のチームが苦しんでいる中で首位をキープしているのがオリックス。去年は投手不足に苦しんで5位に沈んだが、広島からFAで九里を獲得して投手層が厚くなったのが大きいと思う。また、打線も森はケガで出ていないが、杉本、頓宮などが打ちまくっている。今は投打が上手くかみあっているから、前半戦はオリックス、日本ハム、ソフトバンクが首位争いをするだろう。

 

僕が応援する東北楽天だが、投手は早川、古謝、藤井という左腕の3人はある程度計算できるが、右腕の先発投手が駒不足だ。岸はもう40歳だから好不調の波が激しくて安定感がない。中継ぎの右腕投手は信頼できるが、先発で信頼できる右腕投手がいない。打線は浅村は衰えていて、外国人のフランコもあまり期待できないから、ソフトバンクの山川、オリックスの杉本みたいにホームランを打てる大砲がいないのでチームホームラン数が12球団で最下位だ。小郷、辰巳という去年チームを牽引した2人の主力も不調だから、今はチーム状態がよくない。

 

だから、普通に今のデータを見ると東北楽天はソフトバンク、日本ハム、オリックスに次いで4位に沈んでクライマックスシリーズに出るのも無理ということになるが、ゴールデンルーキー宗山などの新人選手が大活躍をして、首位争いは無理でも3位争いを頑張ってほしい。楽天がリーグ優勝をする可能性があるのは2年後だろうと見ている。