- このブログでは、第二次大戦のドイツ軍戦車を後方から撮影した写真を紹介する。マフラー、エンジン部分などがよくわかると思う。
- ムンスター戦車博物館に展示されているドイツ軍戦車は走行可能な車両が多いのだが、エンジンがオリジナルではなくて戦後の戦車のものを使用しているので、後部の排気管などには若干の変更があるかもしれない。
このブログでは、第二次大戦のドイツ軍戦車を後方から撮影した写真を紹介する。マフラー、エンジン部分などがよくわかると思う。
今日はムンスター戦車博物館に展示されてるドイツ軍の戦車と戦闘車両を後方から撮影した写真を紹介します。第二次大戦のドイツ軍戦車と戦闘車両を撮影した写真はたくさんありますが、後方のエンジン部分を撮影したものは少ないと思います。
上の写真はケーニクスティガー戦車を後方から写した写真。排気管などのエンジン部分が良くわかると思う。しかし、ムンスター戦車博物館の係員をしていた元ドイツ軍戦車兵のおじいさんの話だと、オリジナルのエンジンは既に交換する部品がないので取り外したという。
ムンスター戦車博物館に展示されているドイツ軍戦車は走行可能な車両が多いのだが、エンジンがオリジナルではなくて戦後の戦車のものを使用しているので、後部の排気管などには若干の変更があるかもしれない。
この写真はパンターA型をベースとした指揮戦車を後方から撮影したもの。後方の工具箱、排気管の様子がよくわかると思う。しかし、先ほど書いた戦車博物館係員の元戦車兵が言うには、このパンターは走行可能で、毎年9月中旬の[Stahl auf der Heide](草原の鋼鉄という意味)という博物館のお祭りの時に大勢の観客の前で走らせるのだが、エンジンはオリジナルのものを使っておらず、戦後のレオパルド戦車のエンジンを工夫して組み込んでいるという。だから、排気管なども若干変わっているかもしれない。
これは、Ⅳ号戦車G型を後方から写した写真。排気管、マフラーがよくわかると思う。これも、パンター指揮戦車と同じように走行するのだが、先に書いた元ドイツ軍戦車兵のおじいさんが言うには、エンジンはオリジナルのものを使っておらず、レオパルドか他の戦後の戦車のエンジンを組み込んでいる。だから、やはり若干変わってるかもしれない。
これは、50ミリ長砲身のⅢ号M型戦車を後方から撮影したもの。やはり、マフラー・エンジン部分がよくわかると思う。しかし、この戦車もやはり走行可能だが、エンジンはオリジナルのものを使っておらず、戦後の戦車のエンジンを組み込んでいる。だから、やはり若干変わってるかもしれない。
これは、チェコ製の38(t)G型戦車を後方から撮影したもの。この戦車は走行可能かどうかは忘れてしまった。走行可能でなくてオリジナルのものを展示しているだけなら、エンジン、排気管などは第二次大戦当時のままということになる。
以上、今日はドイツ北部のムンスター戦車博物館に展示されてるドイツ軍戦闘車両の中から、5種類の戦車を後方から撮影した写真を紹介しました。ムンスターを始めとして多くの軍事博物館では、戦車などの展示物は前方だけでなくて全体が見れるように展示されてます。靖国神社遊就館のゼロ戦などの展示物が、全体を見れるように展示されてるのと全く同じです。