Deutschland-Lab

歴史や文化、スポーツなどドイツに関する情報まとめサイト

ポーランドが親日な理由とポーランドの軍艦

f:id:novaluewriter:20210922134415p:plain

 

 

 

今日も過去に書いた記事のまとめの記事を書こうと思います。僕は過去にドイツだけでなくてポーランドにも2度行ったことがあり、ポーランドの歴史と観光名所にも行ったことがあります。その中から今日はポーランド人がすごく親日な理由と、ポーランド北部のグジニアという町に展示されていた駆逐艦について、もう一度紹介をしようと思います。

 

19世紀から20世紀の日本とポーランドの関係を見ると良好なものではなかったが、「ポーランド建国の父」のユゼフ・ピウツスキの子孫が日本で日本人として住んでるという事実がある。

 

「ポーランド建国の父」といわれるユゼフ・ピウツスキは陸軍元帥で政治家であり、第一次世界大戦の後の1926年に5月革命を起こして首相になって独裁政権を樹立して、ポーランド共和国を成立させた。ピウツスキは独裁政権なのに国民に人気があったのは、第一次大戦後にソビエトから独立するためのソビエト・ポーランド戦争で大活躍をしたので、選挙をしなくても国民に支持されていたから。写真上が、ポーランドの大統領官邸の近くに建つユゼフ・ピウツスキの銅像。

 

一方で、彼の兄のブロニスワフ・ピウツスキは有名な文化人類学者で、特に北海道、樺太に在住していたアイヌ民族研究で有名なのである。そして、ブロニスワフはアイヌ人の妻と結婚して子供たちは日本国籍を取得した。弟のユゼフの子孫は娘しかいなかったので、子孫は既に娘の結婚と同時に絶えてしまったが、兄のブロニスワフの日本人の子孫は今でも日本人として日本で生活している。つまり、「ポーランド建国の父」の名門ピウツスキ家の唯一の子孫は日本人となって日本で生活を送っている。この事実は、もちろんポーランド建国の英雄の話なので、多くのポーランド人が知っているようだ。

 

「ポーランド建国の父」ユゼフ・ピウツスキの兄のブロニスワフが、アイヌ民族研究に没頭したきっかけは弟と同じように政治活動をしており、19世紀後期にポーランドを占領していたロシア帝国に対する反政府運動を行っていて、それで逮捕されて樺太へと流罪になったことから始まる。そこからブロニスワフのアイヌ民族研究が始まった。流罪の刑期が終わった後もブロニスワフはポーランドには帰らず、樺太、北海道などで民俗学研究に没頭していった。そこで、日本国籍を持っていたアイヌ人女性と結婚したのである。

 

deutschland-lab.hatenablog.com

 

 

f:id:novaluewriter:20210922144320p:plain

 

第二次世界大戦で使用された軍艦は日本国内ではどこにも展示されてないが、ポーランドのグジニアには「ブリスカビィカ」という駆逐艦が保存展示されている。

 

deutschland-lab.hatenablog.com

 

このブログ記事では、ポーランドのグジニア(グダンスク近くの軍港町)に保存展示されている元自由ポーランド海軍所属の駆逐艦「ブリスカビィカ」の写真を紹介する。僕は2007年7月にポーランドとドイツを旅行した時に、ポーランドの都市グダンスクを訪れた時に、ホテルの観光案内パンレットでグダンスクの隣町のグジニアに、第二次世界大戦を戦った駆逐艦「ブリスカビィカ」が保存展示されていることを知った。それで、この駆逐艦を見てみることにした。

ブリスカビィカ」は英語だと「ライトニング」(稲妻)という意味で、1939年9月1日にナチスドイツ軍が攻めてくる直前にポーランドを脱出してイギリスへ逃亡した。理由は当然ながら、ドイツと戦争になるとドイツ海軍に沈められるのが目に見えていたからである。


「ブリスカビィカ」は第二次世界大戦では、ポーランド本国が1939年9月に降伏した後にポーランド人たちがイギリスのロンドンに樹立した、自由ポーランド軍所属の軍艦として多くの作戦に参加して戦功をあげた。ポーランドには日本の左翼のような祖国を嫌うという国民は誰もいないので、「ブリスカビィカ」を訪問して敬意を示すポーランド人は今でも多い。学校の社会科見学で「ブリスカビィカ」を訪問している生徒たちもいた。

 

駆逐艦は想像以上に狭くて小さかったので、「船酔いする俺はとても駆逐艦での勤務は無理で、大型艦での勤務しか出来ない」と思った。(苦笑)

 

deutschland-lab.hatenablog.com

 

上のブログ記事の続きで、この記事でもポーランドのグジニア港に保存展示されている駆逐艦「ブリスカビィカ」の紹介をしている。

 

 

 

以上、今日はポーランドを観光した時に見たことと知ったことについて、まとめの記事を書いてみました。みなさんもいつかポーランドを訪れる予定があったら、このまとめ記事に書いてあることを思い出してください。