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南米ボリビアで天使のような子供たちと遊んだ

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南米ボリビア農園で、2人の5歳の女の子とスペイン語で会話をして遊んだ。南米人の子供は人見知りをしないのですぐになついてくれた。2人は天使のようにかわいかった。

 

僕がまだ25歳の時、1993年秋に3か月ほど南米のボリビアの農園に行ったことは、前回と前々回のブログ記事から書いてるけど、今回の記事では現地で5歳くらいの子供たちと遊んだことについて書こうと思います。南米ラテン系の子供というのは天使のようにかわいくて、上の写真のようなかわいい子供がたくさんいました。日本の子供も確かにかわいくて、僕も妹の2人の娘(姪)がまだ子供の時に遊んだ時はとてもかわいいと思いましたが、やはりラテン系の子供の方がかわいいと思います。僕はスペイン語がしゃべれたので、子供たちはすぐになついてくれました。

 

 

ボリビア第2の都市のサンタクルス郊外にある農園の事務所で、一緒に行った30歳の日本人職員Aと一緒に朝飯を食べてると、上の写真に写ってるようなかわいい5歳の女の子が好奇心旺盛な顔で、近くで新しい日本人職員の僕たちを見ていた。一緒に行ったAはスペイン語がしゃべれなかったけど、僕は一般会話はしゃべれたのでスペイン語で、

「君、名前はなんていうの?何歳?」

ときいてみると、

「ノルマ。5歳」

と笑って答えた。それで、Aはフリーの写真家もしていたので、その子の写真を撮った。ノルマは嬉しそうに笑っていた。その時の写真がどこかにあるはずだが、今は見つからないので、見つかったらアップしようと思う。ノルマは上の写真の子供のように黒い髪で黒い瞳であり、スペイン語でいうと[Negra](ネグラ)の女の子だった。

 

 

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農園からサンタクルス市に移動する時に、5歳のロサマリアは激しく揺れるジープの荷台に、手すりにつかまって立っていた。でも、ジープは1台しかなくて病人と半身不随の日本人社長がいたから、ジープの座席に子供は座れなかった。

 

農園にはかわいい女の子がもう1人いた。ロサマリアという名前で、こちらは上の写真の女の子のように金髪で青い瞳の子だった。スペイン語では[Rubia](ルビア)という。スペイン語がしゃべれる僕とよくしゃべったノルマとは違って、こちらの子は大人しくてあまりしゃべらなかった。でも、写真の子のようにまるで天使のようにカワイイ子だった。

 

それで、農園はサンタクルス市の郊外にあるといっても、200キロほど離れているので、週に2回ほど現地採用のVが運転するジープがサンタクルス市で買い物をして、農園に食料、飲み物、その他の物資を届ける必要があった。ノルマはいつも農園にいたけど、ロサマリアは週に1回くらい家族と一緒に、農園とサンタクルス市にある自分の家とを行き来していた。

 

農園からサンタクルス市内までは片道3時間ほどで、移動したい人はジープの荷台か座席に座るのだが、ある時、ジープで農園からサンタクルス市に移動した時は、18歳の女性が病気だったので、運転手と彼女と農園主である現地の日本人社長が3人座るとジープの座席は満員になった。現地の日本人社長も既に60歳を越えていて半身不随なので、長時間荷台に座ることには耐えれないからジープの座席にいつも座っていた。もちろん、僕は25歳の健康な日本人男性だから荷台に立ったのだが、すごくびっくりしたのは僕のすぐ後ろにまだ5歳のロサマリアが、もみじのような小さな手で荷台の手すりにつかまって立っていたのだった。ロサマリアはちょうど僕の体を風よけにするような感じで立っていて、まだ5歳なのに荷台に立っていても全く疲れたような感じではなかった。

 

当然、途中でジープを止めて休憩した時に、「あの5歳の女の子、荷台に立っていてかわいそうじゃないか?なんとかジープの座席に座させることはできないのか?」と運転手のVに言ったら、「5歳だったらもう荷台に立っても大丈夫だよ。それに、今日は病人もいるから子供が座れるスペースはないね」とVは言っていた。既にボリビアで15年間も仕事をしている半身不随の日本人社長も、「日本ではジープの荷台に人が立つことは違法だけどここでは合法だし、ジープが1台しかないから日本みたいに子供を大切に扱うことは無理なんだよ」と苦笑いして言っていた。日本では信じられないだろうがこの場合は2人の言うことが正しくて、5歳の女の子なら荷台に3時間立つことは耐えられるし、弱い者を優先すると半身不随の日本人社長と病気の18歳の女性がジープの座席に座ることが正しい。その証拠にロサマリアと彼女の家族はその後、何も文句を言ってなかった。

 

農園で結婚式があった日、ノルマがロサマリアに蹴りを入れて泣かした。でも、ノルマは知らんぶりで僕と談笑していた。天使のようにかわいい女の子も悪さをすることがわかって、自分も子供の時に悪さをして大人を困らせたことを思い出した。(苦笑)

 

こういうことを書くと2人ともとてもたくましい少女のように思えるが、そうでもない。ある日、農園で20歳の農夫と18歳の女性の結婚式があった。その夕方に僕が農園の農夫たちの住む住居の中を歩いてると、ノルマが数人の子供を連れてロサマリアと向かい合っているのを見た。すると、ノルマが急に歓声をあげて、ロサマリアの下腹部に蹴りをいれて、ロサマリアは泣き出した。すぐに、農園の世話をしているおばさんが飛んできてロサマリアを抱き上げて、「泣いてしまって、かわいそうに。誰がこんなことをしたの!?」と叫んだ。一方のノルマは知らん顔で農園の事務所のソファーに座っている僕の横に座って、「今日は結婚式があるから、ご馳走も食べれるから楽しみね」ということを言った。「君ね、天使みたいな顔をして、友達を蹴ったのに知らん顔をしてるんじゃないよ。俺が言いつけてやろうか?」などと思って腹が立ったけど、結局、ケンカになると困るので何も言わなかった。

 

それ以外にも農園にいた天使のようにかわいい子供たちが、大人の見てないところで悪さをしているのを見たけど、僕は短期間滞在する日本人職員だったから、あまり厳しく叱ったりしなかった。でも、農園の子供たちを見て、「子供が悪さばかりしていて、大人の大変さがさっぱりわかってない。まるで、子供の時の俺みたいだ。というか、俺も子供の頃は親を始めとして大人を困らせてばかりいたんだな」ということが、よくわかって確認できたのだった。「泣く子と地頭には勝てぬ」という言葉の意味もよくわかった。(苦笑)