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大雪の山形と雪が降らない仙台の違い

雪が降り積もる山形駅前。僕の住む仙台も東北地方だが、こんなに大雪が降るのは冬の

間で5回以下である。なぜ、仙台と山形は100キロも離れていないのに、積雪がすごく違うのかを説明する。




仙台と山形は仙山線の東と西のターミナルであるが、冬の降雪量が全く違う。たった100キロほどしか離れてないのに、なんでこんなに降雪量が違うのか?



2月6日に樹氷を見るために山形蔵王に行ったが、僕は仙台在住の人間だけど、朝仙台を出た時は仙台市内はほとんど雪がなかったのに、山形市内はどこも雪が積もっていて驚いた。仙台駅もほとんど雪がなかったけど、山形駅は駅員が必死に除雪作業をしてプラットホームから除去したであろう雪の塊が、プラットホームの隅にまるで粗大ゴミのように積んであった。絶対に山形駅勤務の女性駅員も除雪作業をしたのだろう。それではなんで仙台と山形は仙山線の東のターミナル駅と西のターミナル駅で100キロほどしか離れてないのに、こんなに積雪量が違うのだろうか?その理由を説明しようと思う。



仙台と山形で降雪量が違うのは小学校5年生の地理で習うことで、真ん中に奥羽山脈があるから1500メートル以上の山が連なるこの山脈を越える時に大陸から来た低気圧が山形県に大雪を降らせて、仙台にはほとんど雪が降らないのである。



簡単に言うとこれは奥羽山脈が山形と仙台の間にあり、中国大陸からの低気圧が山脈を越える時に山形県内にすさまじい雪を降らせて、一方で仙台平野にはほとんど雪が降らないからである。だから、山形では積雪1メートルという時も、仙台では積雪が10センチほどで済んでいる。逆に夏の季節になると、冷たいオホーツク低気圧が太平洋を南下してきた時に、仙台では最高気温が25度以下に抑えられるが、山形はフェーン現象ですごく気温が上がり最高気温が35度近くにまで上がる。正しく、山形盆地、米沢盆地などは夏はフェーン現象ですごく暑くて、冬は雪がたくさん降るというとても暮らしにくい土地だと、山形県出身の同僚の方々が言っている。


下にアップしたのは同じ時期の仙台駅と山形駅の動画だが、仙台駅は特に駅のプラットホームにはほとんど雪が残ってないのに、山形駅には駅員が雪かきをした雪がプラットホームの隅に粗大ゴミのように積んであるのがわかると思う。


こちらが山形駅


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こちらが1週間前の仙台駅。1週間という違いはあるが、その間に少なくとも仙台では大雪は降ってないので比較できるだろう。


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どちらの駅にも雪が残っているが、仙台駅の10倍くらい山形駅の残雪量が多いのがわかると思う。



そして、仙台には東北大学東北学院大学などの有名な大学があるが山形にはそういう大学がないので、大学進学の時に仙台に出てくる山形人が多い。そして、仙台は仕事が多いからというのでそのまま仙台に住む山形人がけっこういる。



このような山形県の夏は暑くて冬は雪が多いという気候を嫌って、大学入学か就職の時に仙台に出てくる人が多い。実際、僕の高校の国語の先生は山形県の高校を卒業してから東北大学卒業だった。まあ、仙台には東北、東北学院、東北福祉などの有名大学があるから、仙台に来る学生が多いのだろう。東北大学宮城教育大学東北学院大学などについていえば、山形にはこれらの大学に匹敵するような大学がないので、進学先として仙台の大学を選ばざるをえないという事情がある。これは、他の東北の県にもいえることである。それで、そのまま仙台で就職活動をして仙台に本社がある企業に就職する若い人が増えてる。僕の仕事の同僚でも青森、秋田、岩手、山形、福島出身の人など、他の東北5県に実家はあるけど仙台で就職した人がいる。まあ、これは仙台が東北唯一の100万都市で、日本政府も東北は仙台を中心として行政をしてるから仕方がないのだろう。


でも、僕の場合は東北大学卒業で大手銀行に入った父の家族に生まれたという事情もあって、小学校卒業までに東京名古屋大阪に住んだけど、中学校卒業の時に「都落ち」をして政令指定都市になる前の人口70万ほどの仙台に引っ越したという人生である。大阪(正確に言うと西宮)の小学校の友達は、「仙台なんて東北のど田舎に引っ越したら、お前の人生は終わりやろ?お父さんが銀行員で給料がいいなら、なんとか大阪付近にマイホームを建てられへんのか?関西に残った方が絶対にいい人生になるで」というふうに言われて、友達数人から引き留められたことがあった。まあ、上を見ればキリがないし、下を見ればキリがないね。(笑)