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2月10日(金)の大雪でダイヤが混乱した仙台駅

これは、2月10日の大雪でダイヤが混乱した時の仙台駅新幹線ホームの時刻表示だが、右側の上り新幹線の表示に注目。30分の間にやまびことはやぶさが3本も発車するという何とも奇妙な時刻表になってる。これは、大雪台風などの災害の時だけに見られる珍現象。(笑)

 

大雪台風などで電車のダイヤが乱れてる時に駅で動画を撮ると、珍しいシーンが撮影できるから動画の閲覧数が伸びる。他人の不幸で珍しい動画を作ってYOUTUBEに上げるのは気が引けるが、あくまでも災害時の警告のために雪の仙台駅の混乱状況を動画に撮った。

 

 

2月10日金曜日は恐らく仙台でもこの冬一番という大雪が降って、深夜には積雪20センチほどになったので、「仙台駅は大雪で新幹線と在来線のダイヤが乱れて大混乱だろう」と思って、ビデオを撮りに駅に行きました。「他人の不幸をネタにして珍しいビデオを撮って、それでYOUTUBEの閲覧を稼ぐとはおかしいのでは?」と思う方もいるだろうけど、基本的に非日常を撮影したビデオは閲覧が伸びるから仕方がないですね。まあ、良い点としては仙台駅は大雪に弱いからこれからも注意して、何か対策を講じないといけないという警告になることですね。(苦笑)

 

 

仙台駅の新幹線ホームでは上下合わせて4つのホーム全部に新幹線が停まっていたり、下り新幹線が入線すると同時に上り新幹線が発車するなど、普段ではまず見れないような貴重なシーンを動画に収めることができた。

 

 

それで、午後4時頃にまず仙台駅新幹線ホームに行くと、色んな珍しい風景が見れた。新幹線が仙台駅に4つある全てのホームに停まっているとか、上り新幹線と下り新幹線の同時発車と同時到着などの、普通の状況では絶対に見れない貴重なシーンを動画に収めることができた。4つのホームに4つの新幹線が泊っているというのは、仙台駅は上下線合計で4つのホームがあるのだが、下りの一つの新幹線は仙台駅が終点の新幹線で折り返し東京駅になるやまびこであり、もう一つの下りの新幹線は函館行のはやぶさと秋田行のこまちである。上りホームの2つの新幹線は、一つが仙台発のやまびこで発車を待っており、もう一つは東京行のはやぶさなのだが、前の新幹線が徐行運転していて発車できないので、仙台駅に5分ほど止まってるのである。これは、大雪台風などの災害の時だけに見られる珍しい風景。

 

下りのはやぶさこまちが仙台駅に入線して来る時にほぼ同時に上りのはやぶさが仙台駅から出発するというシーンも災害の時にしか見られないシーンであり、これは新幹線という高速特急電車の運用上、ちょっと危険なのでやはり災害時のダイヤが乱れた時にしか見られない風景である。

 

 

ALFA-Xという試験用新幹線が大雪時の耐久走行テストをしていたようで、3時間の間に2回も仙台駅で見ることができた。

 

 

でも、大雪のお陰で珍しい試験新幹線ALFA-Xを、午後5時頃と8時頃に2回も見ることができた。写真に写っているALFA-Xは試験専用の10両編成の新幹線であり、一般人が乗ることはできない。それに恐らく過去の試験新幹線と同様に、この新幹線が将来に乗客を乗せて運用されることもないだろう。試験新幹線はあくまでも試験専用であり、試験から得たデータを基に次世代の新幹線を作るのである。それでは、なぜ、この日は2度も仙台駅に来たのかというと、この試験新幹線は普段は仙台北部の利府にある新幹線基地に停まってるのだが、恐らく大雪の時の耐久試験をしていたのだろう。仙台でこれだけ雪が降るのは珍しいことだから。

 

下の動画が大雪の時の午後8時頃の仙台駅で、既にダイヤがあってないような状態になっていた。

 

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在来線ホームでは大雪時に夜の奥羽山脈越えは危険と判断されて、仙山線の山形行は午後5時で打ち切りになった。また、常磐線は大雪と倒木の影響で2時間ほど全ての電車が運休になっており、仙台電車区から予備の電車を出して常磐線のダイヤ回復の努力をしていた。

 

 

次は在来線の方だが、仙台駅在来線ホームに行くと、仙山線は大雪の時に夜に奥羽山脈を越えるのは危険と判断して、午後5時の仙台発山形行の電車が最終電車だった。その後は仙台付近に住む通勤通学客のことを考えて、仙台から仙台市西部の愛子(あやし)までの電車は終電まで運転された。

 

普通は大雪が降ると仙台市北部、岩手県方面の方が大雪が降るから、東北本線下り電車の方が混乱することが多いのだが、今回は南部の方が大混乱していて、常磐線は大雪と線路に倒れた倒木のために約2時間運転がストップしていた。それで、常磐線の電車は上下線ともにストップしていたので、足止めになってる常磐線沿線の乗客を救うために仙台駅の少し北にある仙台電車区から予備の電車を回してきて、仙台から常磐線原ノ町行の電車の運行を再開させた。

 

あとは戦争空港アクセス線は4両編成の電車なのだが、4両全部が乗客で埋まるほどに混乱していた。この理由はよくわからない。最近は仙台空港アクセス線は15分に1本(東北本線は30分に1本程度)という短い感覚で電車が来るので、沿線の住民が増えてるとか、沿線に大きなショッピングモールが出来てるので、これも沿線住民が増えてる理由らしい。

 

こちらが、2月10日の大雪の時の仙台駅在来線の混雑の様子。仙台駅では珍しいほどに雪を被った電車が多かった。

 

youtu.be

以上、2月10日金曜日の大雪の時の仙台駅の様子を文章と動画でレポートしました。仙台の気候だと春の4月になる前に、もう1回くらい積雪10センチ以上でダイヤが大混乱する大雪がもう1回くらいあるかもしれません。(苦笑)