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WBC優勝おめでとう!一方で時代遅れの高校野球

写真は高校野球岩手県大会で優勝した花巻東高校。見ればわかるように、髪の毛は強制された坊主頭ではなくて、選手の自由になってる。僕の住む宮城県でも仙台育英東北高校は頭髪は自由である。

 

 

仙台育英が去年の夏の大会で東北勢としては初めて優勝したが、優勝して数日間は話題になったが、その後、日本シリーズ、サッカーW杯などがあると忘れてしまう宮城県人が多かった。

 

 

まだ、WBC侍ジャパンの興奮が続いていて、今週末からはいよいよプロ野球が始まります。まさに、野球ファンとスポーツ観戦ファンにとっては楽しみな時期になりました。

 

一方で甲子園では高校球児たちに軍隊式大大会を行わせて、ペッパーミルパフォーマンスの禁止すらしている選抜高校野球が行われているけど、こちらの方には僕は全く興味がない。たとえ、宮城県代表の仙台育英高校夏春連覇をしたとしても、「95回も大会をやっていれば、1回くらいはそんなことももあるだろう」くらいにしか思わない。確かに、去年の夏に仙台育英が夏の大会で初優勝をした時は少しは感動したけど、仙台市内でも宮城県内でも、「100回以上大会をやっていれば1回くらいは優勝するのが当然だ」という雰囲気に変わった。その後、プロ野球の日本シリーズとサッカーW杯があると、僕の周りの人たちも「そういえば、夏の高校野球仙台育英が優勝したよね」という感じで、忘れていた人もいたくらいだった。

 

 

僕が小学校5年生の時に箕島対星稜の延長18回の試合があって、多くの日本人がこの試合を見て感動をした。しかし、この当時の制度では延長18回で決着がつかない場合は、次の日の第1試合で再試合という信じられない強行日程だった。

 

 

しかし、僕もよく覚えているのは小学校5年生の時にこの年の夏の大会で石川県の星稜高校和歌山県箕島高校のシーソーゲームの延長18回の試合があって、試合が始まったのが午後4時過ぎで終わったのが午後8時過ぎというゲームがあった。その時は日本国民の多くがこの熱戦に釘付けになった。この試合は今でも「高校野球ファン」の間では名勝負として語り継がれている。

 

しかし、この延長戦の最後の方に、「延長18回で決着がつかなかった場合は、明日の午前8時から再試合を行います」というアナウンスが当然のように流れた。そして、全ての日本国民がそのルールを知っていた。それで、誰も「選手に休養を与えろ。特に両チームの投手は酷使されてかわいそうだ」とは言わなかった。今のように球数制限とか、投手の肩は消耗品というような考えは全くない時代だった。2006年夏の全国大会の決勝戦駒大苫小牧早稲田実業でも延長15回の試合が行われたけど、決着がつかずに全く休養日がなくて次の日に再試合が行われた。それで、斎藤佑樹がエースの総実が勝って、田中将大のいた駒大苫小牧は負けた。しかし、その後、プロ野球で対活躍をして、あと10勝で200勝の大台に乗るところまで来ているのは負けた田中将大の方である。

 

 

早稲田実業斎藤祐樹も2006年に延長15回と翌日の再試合を投げたが、彼はこの夏の大会で肩を壊したのだと思う。このように、高校野球で肩を壊さないためにも投手の球数制限をなるべく早く導入するべきだと思う。

 

 

あくまでも僕の考えだが、斎藤佑樹高校野球で1人で投げすぎたので、高校時代に既に肩を壊したのだと思う。彼がもし準々決勝くらいで負けていたら高校野球で無理をしなかったので、すぐにプロ野球に入っても活躍したのではないかと思う。同じように、高校野球時代に1人で投げすぎて肩を壊したと思われる投手には、1990年頃の沖縄水産大野倫、2010年に同じく沖縄県興南高校の島袋は春夏連覇を果たしたが、その後中央大学からソフトバンクに入団したが、1軍ではほとんど投げないうちに引退になった。松坂大輔も引退した後に、「『平成の怪物』と言われましたが、200勝まで届きませんでした。実は言うと30歳くらいの時に既に肩と体中全体が限界に達してました」ということを言っていた。暗に春夏高校野球連投の優勝で、投げすぎだったというような発言だと思う。

 

それ以外にも高校野球で連投を経験して、現役時代に肩の痛みと戦いながら投げた投手である元PL学園の桑田と、今、メジャーで活躍をしているダルビッシュは、「高校野球で将来有望な投手たちが肩を壊さないように、球数制限を設けるべきだ」と数年前から声を高らかに言っていてメディアも彼らの声を取り上げている。

 

まず、高校野球が選手が無駄に消耗するだけの延長戦を止めて9回からタイブレーク制度になったのはとてもいいことだが、やはり、高校野球経験者の桑田とダルビッシュが言うように、高校野球には地方大会から球数制限を設けるべきだと思う。