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まとめ(9)ドイツの意外な事実

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ドイツの音楽といえばクラシック音楽を連想する人が多いだろうが、意外なことにドイツでもオーストリアでもクラシックはあまり人気がない。その理由についてこの記事では説明をしている。

 

 

 

今日のブログ記事でも過去にはてなブログに書いた記事の中から、是非一度はみなさんに読んでもらいたい記事をピックアップして紹介します。今日紹介するのはドイツの意外な事実について書いた記事です。

 

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この記事は恐らく、「ドイツ人はクラシック音楽という文化を誇りにしてる」と思っている人たちが読んだらびっくりするだろうが、「クラシック音楽の本場」と思われてるドイツでもオーストリアでも、クラシック音楽はあまり人気がないことについて書いている。僕にはドイツ人の友達が数人いて、さらに、ドイツ人家庭にホームステイをしたこともあるが、彼らドイツ人とクラシック音楽について話をして大いに盛り上がったということは一度もない。オーストリアのヴィーン生まれという大学教授のWですら、「子供の頃に親に連れられてクラシック音楽のコンサートに何度か行ったが、ギムナジウム(中高一貫の大学進学を目指す学校)に入った頃からクラシックのコンサートは退屈だから、一度も行ったことがない」と言っていた。写真上はドイツのクラシック音楽の楽譜。

 

クラシック音楽がドイツでもオーストリアを始めとしてヨーロッパで人気がない理由としては、クラシックのコンサートは特に若者にとっては敷居が高すぎるのである。ロック、ジャズなどのコンサートは音楽演奏中も騒いだりおしゃべりしたり気軽に楽しめるが、クラシックは一度演奏が始まると指揮者が指揮棒を止めるまで拍手すらできない。つまり、クラシックは100年以上も前の貴族の文化なので正装をする必要もあるので、コンサートを気軽に楽しむことができない。さらに、クラシックは昔の音楽だから新曲が発売されて大ヒットすることはないので、今の若者のように新発売される流行歌を追っている人たちにとっては全く魅力がない。これらがクラシック音楽が人気がない理由である。だから、僕もクラシック音楽にはほとんど興味がないから、過去にブログでは記事を書いたことがない。

 

ちょっと付け加えると、それではドイツ、オーストリアなどで何が人気があるのかというと、やはり日本と同じで米英のポップ音楽、ハリウッド映画、サッカーなどが人気がある。こういう娯楽はクラシック音楽と違って気軽に楽しめるので人気がある。

 

 

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この記事では、鉄道模型がドイツでは老若男女にとても人気があることについて書いている。鉄道模型といっても日本ではNゲージが一番人気があるが、ドイツ人に一番人気があるのはHOゲージである。ドイツ西部のゲッピンゲンに本社があるメルクリン社製のHOゲージなどは、全世界で愛されている。日本ではNゲージが、ドイツではHOゲージが人気があるというのは、これはやはり住宅事情が関係している。日本のように狭い家で楽しめる鉄道模型というと、やはり、Nゲージになってしまい、ドイツのように大きな家で楽しめる鉄道模型というと、HOゲージになる。HOゲージの方が確かに値段は高いが、ドイツでは住宅の値段はそんなに高くなくて子供の教育費もそんなにかからないので、子育てが落ち着いたら家族でHOゲージの鉄道模型を走らせて楽しむ家族が多いようだ。

 

ドイツでは日本とは違って、女子学生、OLという若い女性も鉄道模型が好きなのだが、ここにはドイツでは女性の解放がすごく進んでいるという事情がある。最近ではやっと日本でも新幹線の運転手、長距離列車の車掌、バスの運転手を女性がするようになったが、ドイツでは20年以上も前から既に女性が鉄道関係の仕事をしている。1997年9月にドイツに旅行した時に、路面電車と路線バスの運転手、長距離特急列車の車掌を多くの若くて美しい女性がやっているのを見て僕は本当にビックリした。

 

 

「ドイツのお菓子」といえばバウムクーヘンを連想する人が多いだろうが、実はいうとドイツではバウムクーヘンはあまり知られてない。ドイツ人の中には日本でバウムクーヘンが人気があることを知って驚く人が多い。日本ではなぜバウムクーヘンが人気があるのかという理由を、このブログ記事では説明している。

 

 

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この記事では日本ではとても人気があるドイツ製のお菓子であるバウムクーヘンが、実はいうとドイツではあまり知られてないという事実について書いている。ドイツ人の中には留学、仕事などで日本に来て初めてバウムクーヘンを食べたという人がいるほどである。

 

そもそも、上の記事に書いたように日本で異常にバウムクーヘンが人気が出たのは、第一次世界大戦で中国の青島で日本軍と戦い、日本軍の捕虜になったカール・ユーハイムという菓子職人が、広島県物産陳列館(今の原爆ドーム)でバウムクーヘンを作ったことからバウムクーヘンが、「ドイツの代表的なお菓子」として日本で知られるようになったのである。そして、ユーハイムは日本が気に入ったので妻と一緒に横浜と神戸でバウムクーヘンを出す喫茶店の経営を始めて、そこから「ユーハイム社」のバウムクーヘンが日本で人気が出るようになった。カール・ユーハイムは「終戦の玉音放送」がある直前の昭和20年8月14日夕方に神戸で亡くなったが、戦争遂行に協力したドイツ人だったので日本から追放されていた妻のエリーゼは、戦後しばらくすると日本の神戸に帰ってきてユーハイム社の経営を行った。このブログ記事ではユーハイム夫妻の波乱の人生について書いて、なぜバウムクーヘンが日本で異常なほどに有名になったかという事情について説明している。

 

 

以上、今日は知られざるドイツの意外な事実について過去に書いた記事をまとめて見ました。どれも長文ですが興味深い記事なので一度読んでみてください。