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ボリビアのラパスで高山病になった

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今日のブログ記事でも、また南米のボリビアに滞在した時のことを書きます。ドイツに関する記事はまた後日に書きます。

 

 

ボリビアの首都ラパスは標高3700メートルの高地にあり、この標高は富士山の山頂と同じ高さである。このような高地に人口約100万人の大都市があり高層ビルが建ち並んでいるのである。

 

 

写真上はボリビアの首都ラパスの写真だが、この人口約100万人の都市は標高が約3700メートルの位置にある。日本でいうと富士山の山頂と同じ標高に、約人口100万人の都市があるのである。恐らく日本人でも富士山の山頂に行ったことのある人はあまりいないと思うが、標高3700メートルだと天気が変わり安くて、天気予報などあってもないようなものである。朝は晴れていたのに突然に雨やひょうが降ったり、気温が急に低くなったりするのが当たり前である。僕はこの富士山と同じ標高のラパスに約1週間滞在をした。

 

ラパスの会社事務所には、高山病対策のためにコカの葉っぱが入ったコカ茶と酸素ボンベが用意してあった。この2つは高山病対策として不可欠である。

 

 

ボリビアのラパスには飛行機で到着して、日本からの長い飛行機のフライトの後だったので、現地の事務所の寝室で10時間ほど寝ていた。「急に高い所に移動すると高山病になる」と聞いていたが、当時の僕はまだ25歳だったから別に高山病の症状はすぐには出なかった。でも、高山病対策のためにコカ茶を飲んだ。コカ茶は麻薬であるコカインの

葉っぱが入ったお茶であり、日本ではこんなお茶は違法であるが、標高が高いラパスではこのお茶を飲まないと高山病を防ぐことができないので合法になっていた。ちなみに、ボリビア土産にコカ茶を日本に持って帰ると、入国審査で麻薬所持ということで捕まってしまう。どんな理由があってもコカの葉っぱを日本に持って帰ることはできない。

 

それから、ラパスの事務所には酸素ボンベも用意してあった。これは高山にある首都のラパスは空気が薄いので、日本などから移動してきた人はラパスで空気が薄いせいで倒れてしまう人がいるので、酸素を補給するために酸素ボンベが数本用意してあるのである。僕もラパスにいた時に何度か酸素ボンベを使用した。

 

 

当時は25歳で若かったからラパスに着いてから3日間ほどは大丈夫だったが、あちこち歩き回ったので4日目の夕方に高山病になってダウンした。

 

 

それで、ラパスに着いてから3日間ほどは別に高山病にはならなかったが、色々と移動をしていると4日目の夕方にめまいがしてきてベッドに横になってしまった。すぐに現地法人の社長さんが、日本に滞在したことのあるボリビア人のお医者さんを呼んできて診察をしてくれた。診察の結果だと初めての海外滞在で、高山でたくさん移動したことなどがストレスになって疲れているとのことで、そんなに深刻な高山病の症状ではなかった。でも、高山病を治すためにコカ茶をよく飲むように言われた。

 

ラパスに滞在したのは約1週間で、すぐに第2の都市サンタクルスに移動したが、ラパスにいた時には日本には存在しない標高4000メートル以上の場所にも移動した。そこで、アルパカ、リャマなどの放牧の様子を見学したのだった。アルパカ、リャマというラクダのような動物はアンデスの高山にのみ生存する生き物で、日本には生存していない。それで珍しいので、一緒に行った30歳の日本人職員がフリーのカメラマンの仕事もしていたから、彼が撮影するために見学に行ったのだった。

 

その後、約1週間後に第2の都市サンタクルスに移動したが、サンタクルスは標高が400メートルの位置にあり、標高差が3000メートル以上もある。一気に標高が3000メートルも下がるから、1か月のうちに何度もラパスとサンタクルスの間を移動することは勧められない。日本の東京と大阪を移動するようにラパスとサンタクルスの間を移動すると体が壊れることがある。実際、現地の日本法人社長である日本人のSさんは既に61歳だったが、何度もラパスとサンタクルスの間を移動したので体を壊して左半身の一部不随になってしまって、左耳も聞こえなくなってしまっていた。

 

 

生まれた時からラパスで生活している人たちにも多くの障害があり、高山で生活する彼らが標高が低い土地に降りると「低地病」というような症状になり、体が思うように動かないのである。

 

 

それから、標高3700メートルの高山都市ラパスに暮らす人たちにとっても多くの障害がある。それは、彼らは100年以上も前からラパスに住んでいるので、高山にいるのが当たり前になっており、急に標高が低い土地に降りると「高山病」とは逆の「低地病」という症状になって体がおかしくなるのである。だから、サッカーのボリビア代表が外国と試合をする時には首都のラパスで試合をすることが多くて、ラパスでプレイをすると高山で生活するボリビア人選手の方が圧倒的に有利であり、メッシがいるアルゼンチン代表にも5-0で勝ったことがある。でも、サッカーボリビア代表がアルゼンチン、ブラジルなどに移動して低地でプレイをすると体が思うように動かなくなってしまい、それでアウェイで試合をする時は負けることが多い。だから、ボリビア代表は結局は1勝1敗という結果になって、なかなかサッカーワールドカップの本大会には出場できないのである。

 

今日の記事では標高3700メートルの高山にあるラパスについて書いたけど、ボリビアの観光名所として有名なウユニ塩湖も同じような高地にあるので、行くつもりの人はかなり覚悟をする必要がある。行く前に少しは運動などをして体を丈夫にする方がいいだろう。そうでないと、飛行機とバスを乗り継いでウユニ塩湖に着いた時に高山病で倒れる危険性がある。