- この前、電車で隣に座った若いOLが「広島で間違った新幹線に乗ってしまって、新大阪に行くはずが博多方面の新幹線に乗って新山口で降りて、新大阪行きの新幹線に乗り直したんです。旅行に行っても目的地に行くまでに、電車の乗り間違いがよくあるんです」と言っていた。
- 彼女は仙台駅でも東北本線と仙石線の上り電車と下り電車を、間違えて乗ってしまうことがたまにあると言っていた。白石方面に行くはずが、塩釜小牛田方面の電車に間違って乗ってしまうと言っていた。
- 僕は男尊女卑ではなくて、ここまで天然がひどい女性とは付き合えないと思った。新幹線に乗り間違えると間違って乗った区間の運賃も払わないといけないから、支払う金額が大きすぎる。彼女はキャリアOLは諦めてなるべく早く結婚して専業主婦になって、電車に乗る時は夫と一緒に乗るしかないと思った。
この前、電車で隣に座った若いOLが「広島で間違った新幹線に乗ってしまって、新大阪に行くはずが博多方面の新幹線に乗って新山口で降りて、新大阪行きの新幹線に乗り直したんです。旅行に行っても目的地に行くまでに、電車の乗り間違いがよくあるんです」と言っていた。
この前、北仙台から仙台駅まで仙山線に乗った時に、4人掛けのボックスシートだったが、隣に座っていた会社員と斜め前に座っていた新入社員風のOLがすごく面白い話をしていた。
OL「わたし、旅行に行っても目的地まで着けない人間なんです。大学時代に友達と広島に旅行に行って、私だけ広島にいて大阪にいる友達と合流するために広島から新幹線に乗ったら、新大阪行きの新幹線に乗るつもりが方向を間違えて博多行きの新幹線に乗ってしまって、次に止まった新山口でやっと降りれたんです。
新幹線に乗った時に指定席を取っていたから、自分の座席に行ったらおじさんが座っていて、そのおじさんに乗る新幹線を間違えていると切符を見て指摘されてやっと気づいたんです。切符を見て自分の乗る新幹線の車両と座席はわかっていてんですけど、発車時刻と新幹線の列車番号がわかっていなかったんですよね。それで、新山口から自由席特急券を買って新大阪まで行ったんですけど、もちろん、広島から新山口の往復の運賃も取られました」
こういうすごい天然なエピソードを、彼女はちょっと困った顔をして話していた。話を聞いていた先輩の男性会社員は爆笑していた。僕も「え~、嘘だろ?」と思いながら聞いてきた。
彼女は仙台駅でも東北本線と仙石線の上り電車と下り電車を、間違えて乗ってしまうことがたまにあると言っていた。白石方面に行くはずが、塩釜小牛田方面の電車に間違って乗ってしまうと言っていた。
さらに、彼女は東北本線に乗る時も上りと下りを間違えて、南の白石方面に行くつもりが北の松島、小牛田方面に行ってしまう時があるとか、松島、石巻に行くときに仙石線に乗るけれど、あの電車に乗るのも難しいと言っていた。僕は何も言わなかったが、先輩の男性会社員はずっと爆笑していた。
僕が心配に思うには、この新人OL女性はこれからどうやって仕事をしていく、それに生きていくのだろうということ。新幹線を乗り間違えてしまうというのは、例えば、仙台から東京に行くつもりが、間違えて「はやぶさ」の下りに乗ってしまうと次は盛岡まで止まらないから、盛岡で降りてJR東日本の鉄道員に話をして次の東京行き新幹線の切符を手配してもらうことになる。しかし、JRは厳しいけれど乗り間違えた仙台から盛岡間の往復の運賃も彼女に支払わせる。これは規則だから仕方がない。もし、仙台駅で東北本線に乗り間違えた場合も同様で、仙台から上り線電車に乗るつもりが下り線電車に乗ってしまったら、仙台から下り線電車で降りた駅までの往復運賃も払わないといかない。
こう考えると電車に乗る時に、例えば仙台から東京まで新幹線で行くつもりが上野で降りてしまったという間違いをする人はそんなに損害が少なくて済むが、初めに出てきたOLみたいに電車の乗る方向を間違えて逆の方向に行ってしまう人はお金をすごい金額払わなければならず、損害が大きすぎると思う。
僕は男尊女卑ではなくて、ここまで天然がひどい女性とは付き合えないと思った。新幹線に乗り間違えると間違って乗った区間の運賃も払わないといけないから、支払う金額が大きすぎる。彼女はキャリアOLは諦めてなるべく早く結婚して専業主婦になって、電車に乗る時は夫と一緒に乗るしかないと思った。
だから、そのOLはけっこう可愛い人だったが、この人とは絶対に付き合って結婚するなんて無理だと思った。僕自身は少なくとも無理である。1人で新幹線で仙台から東京まで行くことができない女性では、例えどんなに美人でも付き合えない。それに彼女はこれから社会人生活をして、男性と恋愛をして結婚をしていくというハードルを越える時に、どうやってそれらを乗り越えていくのか課題が多いと思う。新幹線を始めとして電車に間違えて乗ってしまうというハードルを克服できないなら、早めに働く社会人としての生活は諦めて、専業主婦になって常に電車に乗る時は夫と共に電車に乗るという生活を繰り返して、夫から丁寧に電車の乗り方を指導してもらわないと、子供を産んで家庭を持つという普通の幸福な生活すら送れないと思う。