- 安倍元首相が撃たれた時の警備状況をビデオで見ると、アメリカのシークレットサービスなどは呆れているだろう。安倍さんの背後ががら空きとかあまりにも警備がざるすぎる。
- 山上容疑者は2発弾丸を発射しているが、1発目を撃った後に安倍さんを倒して覆いかぶさる警備の人はおらず、2発目まで3秒も間隔があったのに誰も犯人と安倍さんの間に立ってない。
- 最近数年間で、社会生活が上手く行っていない精神異常者が社会に恨みを抱いて無差別に襲撃する事件が日本では増えてるので、平和ボケから抜け出して全国で警備を厳しくしないといけない。
参議院選挙が終わってマスコミが予想していたように、安倍首相が暗殺された直後ということでやはり自民党が大勝した。でも、ずーっと自民党支持者で自民党に投票してきた僕としては、れいわ新選組の山本太郎、水道橋博士、社民党の福嶋瑞穂が当選したのは本当に残念だった。まあ、少数政党だから大したことはできないし、そういう反自民というだけの議員を支持する人たちもいるのだろう。
安倍元首相が撃たれた時の警備状況をビデオで見ると、アメリカのシークレットサービスなどは呆れているだろう。安倍さんの背後ががら空きとかあまりにも警備がざるすぎる。
ところで、安倍首相が射殺された際の警護の様子だが、警護の担当だった奈良県警も「警備に手落ちがあったことは否定できない」とコメントしている。改めて警備の様子を動画などで見てみると、絶対に外国の警察、アメリカのシークレットサービス(SS)などは安倍首相が撃たれた時の動画を見て呆れていると思う。
まず、ほとんどの警官とSPが安倍首相が演説している時に前しか見ておらず、背後を警戒しているSPは2人しかいない。しかも、不審者である山上容疑者がゆっくりと安倍首相の背後に近づいた時も、誰も彼の動きに注意をしていない。アメリカのSSだったら不審者が要人の背後に近づいた時点で、不審者に近づいて止めるだろう。その後、5メートルという至近距離でリュックから銃を取り出して射撃するさせてしまっている。アメリカは銃社会だから、リュックから何か取り出そうとした時にSSが不審者に銃を向けるか、飛びついて取り押さえているだろう。
山上容疑者は2発弾丸を発射しているが、1発目を撃った後に安倍さんを倒して覆いかぶさる警備の人はおらず、2発目まで3秒も間隔があったのに誰も犯人と安倍さんの間に立ってない。
その後、山上容疑者が2発も銃弾を発射しているが、1981年3月のレーガン大統領暗殺未遂事件の時には犯人は6発の銃弾を至近距離から発射したが、1発目が発射された時にSSはすぐにレーガン大統領を押し倒してその上にSSが覆いかぶさって、大統領の身柄の安全を確保している。そして、その後はすぐに近くに止めてあった車の中に大統領の身体を移動させている。これが普通のプロの警備の行い方であり、要人警護の訓練を受けた警察ならこれくらいの警備活動をするのが当たり前だ。
一方で日本のSPと奈良県警は山上容疑者が1発目の銃弾を撃っても、誰も安倍さんの身体を守ろうとしておらず、2発目の発射までに2秒も間隔があったのに射撃をした山上を特定できていない。だいたい、警護をする要人の背後に不審者が立った時点で誰かが取り抑えに行くのがプロの警備なのではないか?やはり、日本の警察とSPも「平和ボケ」をしているので、「まさか奈良県の近鉄大和西大寺駅前というのどかな場所で、安倍元首相を狙撃する人などいないだろう」という前提で、警備をしていたのではいのだろうか?そうだとしたら、奈良県警とSPの責任者は全員が懲戒免職になるべき失敗である。
最近数年間で、社会生活が上手く行っていない精神異常者が社会に恨みを抱いて無差別に襲撃する事件が日本では増えてるので、平和ボケから抜け出して全国で警備を厳しくしないといけない。
だいたい、山上容疑者のような妄想に取りつかれた精神異常者による殺人事件というのは、2008年の秋葉原大量殺人事件以来、京都アニメーション放火事件、梅田の精神科クリニック放火事件、京王線刺傷事件などとたくさん起こっているので、特に選挙演説をしている時の要人警護は厳重にするべきではなかったのか?日本では最近は長引く経済低迷によって、いわゆる負け組の異常者が社会に恨みを持って他人を襲撃するようになっているので、最近は安全神話は崩壊してきているから、特に恨みを買いやすい大物政治家の警備はしっかりとやらないといけない。
市民に至近距離で選挙応援演説をしていた安倍元首相の警護はあまりにもざるであり、とてもプロの警官とシークレットポリスの仕事とはいえなかった。