今日は僕が選んだ戦争映画トップ10を紹介します。すでに第二次大戦編とそれ以外の戦争編でYOUTUBEに動画を上げてあるので、それを見せながら紹介します。
第二次大戦編の戦争映画トップ10だけど、僕は基本的に連合軍とドイツ軍が平等に描かれている映画を好むので、「プライベートライアン」「フューリー」のような連合軍側しか描かれてる映画は嫌いだ。一方で「硫黄島からの手紙」「戦争のはらわた」のようにアメリカ軍はほとんど描かれておらず、枢軸軍側である日本軍とドイツ軍が主役で話が進行する映画には、アメリカ人、ハリウッドの懐の深さを感じる。
ネタバレをすると、1位は「史上最大の作戦」、2位は「トラトラトラ!」、3位は「遠すぎた橋」である。この3作は1980年以前というまだ第二次大戦経験者が生きていた頃に作られた戦争映画なので、俳優も戦争を経験している人が多く、実によくできた戦争映画だ。特に「史上最大の作戦」については有名な映画評論家の増渕健は「この映画を越える戦争映画は、これから先も作られることは絶対にない」と著書の中で断言している。
また、「プライベートライアン」が好きというバカは、「戦争のはらわた」とベトナム戦争ものだが「プラトーン」と「ライアン」の3作を比べてみろ。3作ともに小隊、分隊の戦いを描いた映画だが、「ライアン」が勝ってる点は一つもない。
こちらは、第二次大戦以外の戦争映画のトップ10
僕が「名作映画」として選ぶ戦争映画のトップ10の特徴として、ダウンビート映画(ラストが悲劇的な話)を好む傾向がある。だから、上位には「プラトーン」「地獄の黙示録」「西部戦線異常なし」などを選んでる。一方で「トップガン」「ランボー」「コマンドー」のような、シナリオが滅茶苦茶なアメリカ人右翼が好む映画と暴力映画は選んでない。「トップガン」は確かに見ていて元気が出る映画だが、こういう映画はアメリカ軍が協力している米軍の宣伝映画であり米軍のカッコよいところしか描いてない。さらに辛口評論の映画雑誌を読むと、映画評論家、大学教授などの知識人からは「単なる米軍の宣伝映画」などと書かれて、厳しく批判されてる。
これが、僕が選んだ戦争映画トップ10ですが、とにかく、YOUTUBEの動画を時間があったら是非見てください。