- JR仙台駅と仙台空港の間には第3セクターの仙台空港アクセス鉄道が走ってるが、運賃がJRの倍くらいに高い。理由はJR東日本はあまりこの鉄道には関わっておらず、宮城県と仙台空港会社がお金を出して作ったから。
- 空港アクセス鉄道なので電車の本数が多いから、仙台空港アクセス鉄道の沿線には最近は高層マンションと巨大ショッピングモールが建って、沿線は急速に発展して便利になっている。
JR仙台駅と仙台空港の間には第3セクターの仙台空港アクセス鉄道が走ってるが、運賃がJRの倍くらいに高い。理由はJR東日本はあまりこの鉄道には関わっておらず、宮城県と仙台空港会社がお金を出して作ったから。
7月30日は、仙台空港アクセス鉄道に乗って仙台空港に行ってきた。
僕がYOUTUBEにアップした下の動画の初めの仙台駅の料金表を見ればわかるが、JR在来線に比べると仙台空港アクセス鉄道の料金は倍くらいに割高である。仙台駅から仙台空港まで距離にすると約20キロほどで、所要時間は27分で着くが、片道の運賃が680円とすごく高い。680円払えばJRの東北本線なら南なら白石の近く、北なら小牛田の近く、仙石線なら矢本まで行ける。
なぜこんなに仙台空港アクセス鉄道の料金が高いのかというと、ウィキペディアを見ればわかるが、JR東日本はこれにはあまり関わっておらず、仙台空港と宮城県が中心となってかなり無理に作った第3セクターの鉄道だから。その証拠にJR東日本の駅である名取までは運賃は200円ほどだが、次の仙台空港アクセス鉄道の駅の杜せきのした駅までの運賃は急に400円以上に跳ね上がっている。しかも、単線、ワンマンと経費を削減しているが、それでも割高の運賃設定にせざるを得なかった。
しかし、東北六県の人たちの思いは「東北にも国際空港を。わざわざ東京まで新幹線で行かなくても、東北から海外に行ける空港が欲しい」という思いが強かったので、大量に空港利用客を運べる仙台空港アクセス鉄道を作ることになった。だから、電車の本数も20分~30分に1本というふうに東北本線の普通電車と同じくらいの本数に設定されている。 それくらいの頻度で電車を出さないと、ビジネスで仙台空港を利用する人達にとっては意味がないからである。
空港アクセス鉄道なので電車の本数が多いから、仙台空港アクセス鉄道の沿線には最近は高層マンションと巨大ショッピングモールが建って、沿線は急速に発展して便利になっている。
それで電車の本数が多くて仙台駅からも空港からもアクセスがいいから、最近は仙台アクセス空港鉄道沿線の名取駅、杜せきのした駅周辺に20階建てのマンションが数棟建ち、巨大なショッピングモール、ホテルも建っている。仙台駅と仙台空港の間だから、大きなホテルが沿線にあればとても便利だろう。最近は仙台空港アクセス鉄道沿線はかなり便利になって人口も増えてる。↓が僕が7月30日に仙台空港アクセス鉄道を撮影した動画。特に仙台空港駅を撮影した。
↓は仙台空港内部を撮影した動画。
仙台空港からはコロナ禍開けの今では台湾の台北、韓国のソウル、中国の北京と大連、タイのバンコクに国際便が出ている。2019年まではハワイ便とグアム便があったので、需要が戻ればまたこれらの便も飛ぶようになるだろう。国内便は北海道から沖縄まで各地に飛んでいる。需要がすごく多いのは名古屋便と大阪便らしい。 東北6県の願いとして、「成田羽田まで行かなくても海外に行ける国際空港を」という声が強いようだが、かつてはシンガポール便、香港便などもあったが、今ではチャーター便だけになってる。
国土交通省としては、「首都圏の成田と羽田に国内便と国際便が集中するのは好ましくない」と言っているので、東北唯一の国際空港である仙台国際空港から発着する国際便はこれからも増えると思われる。