Deutschland-Lab

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仙台でポケモンGOイベントがあったが、地方都市でも英語力が求められている。

Pokémon GO Fest 2024:仙台

 

5月30日から6月2日まで仙台では国際イベントであるポケモンGOフェスタがあったので、仙台地下鉄に昼間に乗っても観光客が多すぎて座れなかった。まるで、国際都市の東京、京都のような状態だった。

 

 

ポケモンファンなら既に知っていると思うが、先週末の5月30日(木)~6月2日(日)の間には、ポケモンGOの国際的イベントが僕の住む仙台市であった。仙台市民としてちょっと迷惑と思ったのは、僕はこの期間に外出して仙台市地下鉄に乗ったのだが、特にメイン会場である七北田公園が沿線にある地下鉄南北線ではいつもは座れるのだが、イベントの期間は座れなかった。これは、国際都市である東京、京都、大阪などでは市民がいつも体験していることだろうが、観光客が多いので地下鉄にもJRの電車にも座れないというのは、仙台では8月の七夕祭りの時と、12月の光のページェントの時くらいである。

 

これが、ポケモンGOイベント初日の地下鉄南北線仙台駅の様子で、昼の3時頃なのにあまりにも乗客が多くて珍しいので動画で撮影してみた。

 

youtu.be

 

仙台市地下鉄南北線と東西線は朝と夕方は通勤通学ラッシュでかなり混雑するものの、昼間は閑散期間なので余裕で座れるはずである。でも、ポケモンGOの期間は動画に映っているような大混雑だったので、車内で座ることはできずに立たないといけなかった。

 

しかし、ポケモGOの期間中はあいにくと仙台には台風が来ており、木曜日と金曜日は晴れたのだが、土曜日の夜から雨が降り始めて、日曜日は夕方から大雨警報が出るほどのどしゃ降りの大雨だった。だから、ポケモンGOイベントは残念だがあまり天気には恵まれなかった。

 

ポケモンGOフェスタのために仙台を訪問した外国人観光客たちの多くが、「東京に比べると英語の看板が少ない。英語をしゃべれる案内所と鉄道の職員の少なくて困ることがあった」と不満を言っていた。これからは地方都市でも、インバウンド対策のために英語力が求められるようだ。

 

 

天気以外にもポケモンGOフェスタのために海外から仙台を訪れた外国人観光客には不満があったようで、それはやはり仙台は地方都市なので、英語の看板が少なくて、ホテル、鉄道の職員にも英語がしゃべれる人が少ないということだったという。

 

でも、それは東京、京都、大阪などの国際都市を自認している自治体なら市の職員、ホテルと鉄道会社の職員も英語力のアップの努力をしているだろうが、地方都市仙台では海外からの観光客が来るのは前にも書いたように8月の七夕、12月の光のページェントと今回のポケモンGOイベントのような、仙台市が誘致に成功したイベントの時くらいなので、いかに仙台には国際的大学である東北大学があるといっても、普段から市の職員、JRの職員などが英語力アップに努力をする動機も見当たらない。僕も英語関係の仕事をしているからわかるが、仙台のような地方都市では外国語の仕事は市内在住の小数の専門家がやっている。

 

最近では仙台のような地方都市にも大勢の外国人観光客が来るが、来る季節が年末年始、夏休み時期と限られているので、中心部にある大手ホテル、仙台駅中心部の観光案内センターの職員以外には英語力をアップする動機というのがちょっと見当たらない。