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仙台駅とあおば通駅の間でずるい乗り方をする乗客がいる。

あおば通駅ホーム

この写真はJR仙石線の仙台側の終着駅のあおば通駅。ここに着いた上り電車は自動的に折り返し下り電車になる。

 

 

JR仙石線の仙台側の終着駅は仙台駅ではなくてあおば通駅ですが、この2駅の間でずるい乗り方をする乗客がいるのでその問題ついて説明します。

 

 

JR仙石線の仙台側の終着駅は仙台駅ではなくてあおば通だが、仙石線あおば通駅に着くと折り返し下り電車になるので、仙台駅から乗って座席を確保して始発のあおば通から乗ったふりをして、確実に座って下り電車に乗る乗客がいる。

 

 

JR仙石線の仙台駅と終点のあおば通駅には、全く同じ警告が乗客にわかるようにでかい文字で書いて駅の柱に貼ってある。そこには、「仙台駅~あおば通間の往復の運賃が必要です」「整列乗車に協力してください。あおば通駅では駅で並んでる乗客が優先されます。あおば通駅では乗客は必ず降りてください。」ということが書いてある。

 

つまり、仙石線の仙台側の終点は仙台駅ではなくて次のあおば通なのだが、仙台駅から乗車して終点のあおば通駅まで行って、終点のあおば通駅に着くと全ての仙石線の電車は折り返し下り電車になって、下りの塩釜、松島、石巻方面に行くから、本当は仙台駅から乗ったのにあおば通駅から乗ったふりをして、座って自分の目的地まで行くずるい乗客がかなりいるのである。

 

 

JRが電車が終点のあおば通駅に着く前に車内アナウンスで注意しているのは、「仙台からあおば通間の往復の運賃を払ってください」ということ。でも、あおば通駅で一度電車から降りて駅のベンチに座ったりすると、仙台から乗ったのかあおば通から乗ったのか見分けるのはとても難しい。

 

 

もちろん、この行為だけでもルール違反なのだが、こういう乗客は仙台~あおば通間の往復の運賃を払っていない。JRからすると金銭的にもかなりの損失になる。 それで、中には一応あおば通で降りて、トイレに行ったり自動販売機でジュースを買うなどして、あたかも本当にあおば通駅から乗った乗客のように振る舞う乗客がいる。JR東日本では仙台駅とあおば通で「あおば通に着いたら乗客の皆様は必ず降りてください。仙台~あおば通間を無賃乗車するのはおやめください」と必ず車内放送をしているが、なかなかこのずるい乗車方法をやめる人はなくならない。

 

僕が聞いた話では、首都圏のJR中央線でも東京駅に着くと自動的に折り返し下り電車になることを知っている利用者が多いので、東京の手前の神田駅から乗って東京駅では降りないで、東京から座ったまま下りの新宿、高尾方面に行くずるい乗客が多いらしい。

 

 

話はちょっと変わるがこういう大都市での電車の「キセル行為」は誰でもやっていて、僕の父も大阪支店に勤務していた時に、銀行のある大阪市内の地下鉄本町駅からJR(当時は国鉄甲子園口駅までの定期を持っていたから、神戸の三宮に家族で行った時に三宮駅には入場券で入って、甲子園口駅では定期で出ていた。(苦笑)

 

 

でも、こういう運賃500円以下の「きせる乗車」というのは、誰でもやってることだろう。このブログに書いた仙台~あおば通間のずるい乗り方とはちょっと違うケースだが、銀行員で転勤族だった父が大阪支店に勤務していた時に、神戸の三宮などに父とでかけた時に、住んでいる銀行の社宅は阪急西宮北口駅とJR(当時は国鉄甲子園口駅が最寄り駅だったのだが、父はいつも「国鉄で帰って甲子園口駅で降りよう。お父さんは銀行から甲子園口駅までの定期を持ってるから、三宮駅の入場券を買ってきせるをするから」と言って、三宮~甲子園口の正規の運賃を払わなかった。

 

もっとひどい例だと、大学時代に東京の吉祥寺に住んでいた時に横浜で遊んだ後に友達が、「俺はJRで帰るよ。俺は大学から住んでいる東中野までの定期券を持っているから、横浜駅の入場券を買って電車に乗って、定期で東中野で降りるから」という行為をした友達もいた。僕は横浜から東急東横線京王井の頭線の吉祥寺までの運賃をちゃんと払ったけど。僕の場合もきせる乗車はできたけど、鉄道マニアだから東横線を全線乗ってみたかったのだった。(苦笑)

 

でも、首都圏関西圏などではこういうきせる乗車をする人はすごく多いですね。通勤通学用の電車は検札が来ないから、いくらでもきせる乗車ができますからね。