- 広島県の呉市に行った時に大和ミュージアムと呉港巡り以外にも、「てつのくじら艦」(海上自衛隊呉資料館)の見学もした。これは退役した潜水艦あきしおをそのまま博物館として利用しているので、潜水艦の内部などが展示されていた。
- 潜水艦内部の展示で興味をひいたのはトイレとシャワーだった。今は男女雇用機会均等が叫ばれているので、狭い潜水艦で女性自衛官も勤務している。トイレとシャワーについては女性隊員だけが使用する時間帯を設けて、セクハラにならないように配慮をしていると博物館の職員が説明してくれた。
広島県の呉市に行った時に大和ミュージアムと呉港巡り以外にも、「てつのくじら艦」(海上自衛隊呉資料館)の見学もした。これは退役した潜水艦あきしおをそのまま博物館として利用しているので、潜水艦の内部などが展示されていた。
3月上旬に広島と関西方面に1か月ほど旅行をしたことは既に過去のブログ記事に書いた。広島では主に呉に行って戦艦大和ミュージアムに行って、さらに呉港巡りの船に乗って空母化された護衛艦「かが」と、今は資材置き場になってる戦艦大和が建造されたドックを見てきた。これらのことについては既にブログに書いたが、「てつのくじら艦」(海上自衛隊呉資料館)を見てきたことについてはまだ書いていなかった。
てつのくじら艦は上に掲載した写真のように退役した海上自衛隊潜水艦あきしおの内部を博物館にしており、この内部に主に潜水艦内部が再現されて展示されている。さらによくPKFの任務としてペルシア湾、アフリカ方面で掃海艇が海上に設置された機雷爆破任務を行っているが、どのような装備を使って掃海艇が機雷除去任務を行っているかも展示されており、機雷除去の様子もビデオ動画などで説明されていた。本当に海外で危険な任務を行う海上自衛隊の隊員たちには感謝しかない。
こちらの僕のYoutubeチャンネルにアップしたのが、てつのくじら艦の内部の展示を撮影した動画。
潜水艦内部の展示で興味をひいたのはトイレとシャワーだった。今は男女雇用機会均等が叫ばれているので、狭い潜水艦で女性自衛官も勤務している。トイレとシャワーについては女性隊員だけが使用する時間帯を設けて、セクハラにならないように配慮をしていると博物館の職員が説明してくれた。
潜水艦あきしおの内部がそのまま博物館として展示されていたが、その中でも興味をひいたのがトイレとシャワーだった。最近は少数ではあるが女性海上自衛官も狭い潜水艦に勤務しており、女性隊員と男性隊員とがいかにトイレとシャワーを交互に使用するかというのは、下手をすると海上自衛隊を揺さぶるセクハラ問題となる危険性がある。特に潜水艦に勤務する女性隊員がアイドル並みにかわいい人となると、普通の男性隊員はやはりすごく気を遣うだろう。また、女性隊員の方も多くの男性隊員と一緒に狭い潜水艦で数日間一緒に過ごすのだから、すごく恥ずかしいことも我慢しないといけないだろう。
そういうことも気になったので海上自衛隊OBの方々がガイドとして説明をしてくれたのだが、「男性隊員がトイレとシャワーを使用する時間、女性隊員が使用する時間を分けて共同生活をしています。確かにおっしゃるように狭い潜水艦内での男女の共同生活は難しいということで、長年潜水艦勤務の女性隊員はいなかったのですが、最近は男女機会均等ということで、段々と潜水艦勤務の女性隊員も増えてます。まだ艦長はいませんが、将来は女性の潜水艦艦長も誕生するでしょう」というふうに説明してくれた。
でも、狭い潜水艦内で若い男女が一緒に勤務をするというのは、別に男の方としてもセクハラをする気がなくても女性にとってはセクハラと取られるケースもあるので、男女両方にとって難しいだろう。特に潜水艦の通路は1人がやっと通行できるほどのスペースしかないのですれ違う時に、どうしても女性の胸かお尻が男性の体に当たってしまうことになる。こういう狭いスペースで毎日男女が一緒に勤務をするのだから、両方がすごく気を遣うだろう。