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米軍横田基地の日米有効祭に行ってきた(2)。大型ジェット輸送機を見た。

1機230億円、自衛隊最大の輸送機C2に搭乗 それで何運ぶ?

 

前回の記事では横田基地友好祭で見たジェット戦闘機について書いたが、この記事では輸送機について書く。

 

 

前のブログ記事では5月18日(土)に東京都西部にある横田基地友好祭に行ってきたことを書いたけど、今日の記事でも僕がYoutubeに上げた動画を紹介しながら、横田基地友好祭について書く。前回の記事では戦闘機の展示について書いたけど、この記事では輸送機の展示について書く。

 

youtu.be

 

この動画では、プロペラ機の日米のC-130輸送機、墜落事故、部品落下事故などでお騒がせのオスプレイ、ジェットエンジンの米軍のC-17グローブマスター、航空自衛隊のC-2型輸送機の順番で映っている。

 

 

大型輸送機は軍事目的だけではなくて、ブルドーザー、クレーン、トラックなども輸送できるので、地震などの自然災害の時の救助支援活動にも使用されている。だから、自衛隊も在日米軍も絶対に日本に必要である。

 

 

注目するべきは航空自衛隊が19機しか保有していないC-2型輸送機であり、米軍のC-17と同様に戦車まで輸送することができる。写真がC-2型輸送機である。これらの大型輸送機は能登地震、東日本大震災などの自然災害の時に大活躍をしており、ブルドーザー、クレーン、トラック数台を機内に積んで、被災地へと輸送している。また、仮設住宅の材料なども大量に輸送することができる。しかも、ジェットエンジン搭載の輸送機だから、マッハ1に近い高速で輸送できる。災害救助には欠かせない大型輸送機である。しかし、1機の値段が約230億円と高額なので、一気に保有数を増やすことはできない。

 

また、日本と米軍の大型輸送機は尖閣諸島、台湾などの有事も想定して日本国内に展開しており、中国軍が尖閣諸島、台湾を脅かす時にはすぐに現地に空挺隊員を始めとする兵員を送り込む計画となっている。

 

横田基地友好祭に行って思ったのは、これだけ米軍と自衛隊は多くの日本人に愛されているのに、「憲法第九条違反だから必要ない」などと言っているのは、日本周辺の軍事情勢をよく知らないごく一部の左翼主義者だけだろう。