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防衛大卒の女性を女子アナで採用するべき

 

 

 

 

ウクライナ戦争開始から3か月が経ったが、戦争を伝えるテレビの報道番組に出る若い女子アナはアシスタントをしてるだけで、ほとんどコメントをしてない。単にアシスタントだけなら、別に大卒の女子アナでなくてもできる。

 

 

昨日(5月24日)でウクライナ戦争が始まって3カ月なので、3カ月の間ウクライナ戦争とロシア政府の情報がテレビの報道番組で伝えられているが、戦争の報道をしている時の若い女子アナの態度がかなり気になる。ほとんど存在感がない。美人女子アナなので人気はあるが、戦争、軍事のことはほとんどわかってない。1時間の報道番組で女子アナが映っているのは10分以下で、だいたい、メインのおじさんのアナウンサーか軍事専門家の指示で、「こちらのフリップをご覧ください。ロシア軍の進撃は・・・」などと、指示を受けてアシスタントをしてるだけだ。こんな楽な仕事なら別に有名大学で「ミス〇〇」になった美人女子アナでなくても、Fランク大学卒の女性でも務まる仕事だ。

 

 

上の写真は自衛隊の歌姫といわれてる三宅由佳莉さんだが、彼女が戦争を伝える報道番組のアシスタントをするべきである。彼女でなければ、防衛大学卒で軍隊と戦略に詳しい女性が女子アナになって戦争報道をするべきだ。

 

 

上の写真は「自衛隊の歌姫」と言われていて、たまに軍歌も歌っている、三宅由佳莉さんだが、彼女は日本大学芸術学群を出た後に海上自衛隊で訓練を受けて二等海曹として

勤務しているので、軍事のことが多少は女子アナよりもわかってる。どうせなら、軍事、軍隊のことが何もわからなくて、ウクライナ戦争の話題に入れない女子アナが「壁の花」状態になってるのなら、三宅由佳莉さんをウクライナ戦争報道の時のアシスタントにする方がよっぽどマシだと思う。

 

あるいは、まだ防衛大学卒の女子アナがいないから、これからの日本有事の際に備えて防衛大学の幹部候補生として戦争の戦略戦術をよく学んだ若い女性を、キー局の女子アナとして採用するという方法もあると思う。防衛大学卒の女子アナだったらウクライナ戦争の報道番組について軍事専門家、元自衛隊幹部と討論をしたり、積極的に自分の意見を発言することもできるだろう。これなら、「壁の花」状態にならなくてすむ。

 

 

日本で男女同権が進まないのは、女性が軍事学に弱いからである。これは敗戦国日本のアキレス腱だが、フィンランドのマリン女性首相は軍事にも詳しくて「鉄の女」と呼ばれている。

 

日本の女性がどうしても「男女平等」になれないのは、軍事学、戦争に詳しくないという致命的な欠点があるからだろう。フィンランドのマリン女性首相、モルドバのマイア・サンドゥ女性大統領などは「鉄の女」と呼ばれており、美しい女性だけど軍事学もよく勉強をしてロシアのプーチン大統領、ロシア軍の脅威などをよく理解しているので、彼女らが主導をして母国をロシア軍の侵略から守る準備を着々と進めている。

 

一方で日本ではまだ「戦争は悲惨だ。すぐにやめてほしい」などと女性が訴えても、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナに親ロシア政権を樹立するまでは戦争を止めるつもりはないようなので、いくら一般市民が死んでも「戦争反対」の声を聞くつもりはないようだ。それどころか、プーチン大統領の命令でロシア軍は民族浄化をしているようなので、「女性は子供を産む。子供は将来は反ロシア派思想の大人になる」という考えで、女子供も容赦なく殺してるようだ。

 

ここまでウクライナ戦争が泥沼化してくると、反戦を世界中で訴えてもロシア政府と軍は戦争を止めるつもりはないようである。「戦争反対を訴えれば戦争は無くなる」という非常に甘い思想を学校教育で教えてるのは世界中では特に日本とドイツである。理由は書かなくてもなぜ日本とドイツでは反戦教育だけが行われていて、戦争の戦略、戦術、戦争の歴史が教えられていないのは、第二次大戦の結果を知ってる人ならわかるだろう。

 

 

元女子アナの山本モナ半藤一利さんと会った後に、「半藤さんの著作の『ノモンハンの夏』を読みます」とブログに書いていた。女子アナたちも戦争映画、戦記などをよく読んで軍事について勉強するべきである。

 

 

しかし、学校教育で戦争の戦略、戦術を学ばなくても、学校以外の場所、インターネット、軍事学の本などを通じて戦略、戦術を学ぶことはできるだろう。まず、戦争がよくわからないで戦争報道の時に「壁の花」になってる日本の女子アナウンサーには、戦争映画を100本以上を見ることを勧める。手始めに「史上最大の作戦」「トラトラトラ!」などを見るのがいいだろう。それから、ウクライナ戦争と関係がある東部戦線を描いた戦争映画なら、1993年のドイツ制作の「スターリングラード」を見ることを勧める。ソ連の国策戦争映画である「ヨーロッパの解放」はソ連兵を善人ばかりと描いていて事実とは全く違うが、「ソ連はこんな嘘つき映画ばかり作っていた」という事実がわかるだろう。

 

一方で元女子アナの山本モナが自分のブログに、「先日、半藤一利さんとお会いして対談をしたので、半藤さんの著作である『ノモンハンの夏』を今度じっくりと読もうと思います」と書いていた山本モナはスキャンダルが多い女子アナだったが、実に素晴らしい心がけだと思う。ウクライナ戦争を報道してる女子アナも彼女を見習って、第二次大戦の東部戦線について詳しく書いている、ドイツ軍のグデ―リアン上級大将が書いた「電撃戦」、パウル・カレルの書いた「焦土作戦」などを読むべきだ。そうしないと、戦争報道の仕事はできるはずがない。