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昨日の仙台駅は午前から大雨洪水警報が出ていて帰宅ラッシュの時は大変だった

東北本線仙台駅 15:37

 

昨日(9月6日)は仙台では午前9時から大雨洪水警報が出ていたので、この豪雨が仙台駅の帰宅ラッシュを直撃した。東北本線は約2時間遅れで運転しており、仙山線は午後7時まで運休、仙石線は東塩釜までしか運転してなかった。

 

 

今日(9月6日)の仙台は午前9時頃から大雨洪水警報が出ていて1年に1回か2回という大雨であり、朝の通勤通学で会社員と学生が仙台市内の会社と学校に行った後に大雨となった。

 

そのしわ寄せは当然ながら午後4時以後の帰宅ラッシュ時を直撃して、午後5時には雨は小降りになっていたが、仙台始発の在来線では運休と遅延だらけとなった。 仙石線は仙台~東塩釜までしか運転できず、仙石東北ライナーは終日運休となった。仙山線は仙台~愛子間で運転を再開したのが午後7時頃となり、山形まで運転できるようになったのは午後9時だった。

 

また、午後5時頃までは何とか30分遅れ程度で東北本線は上下線ともに運転していたが、架線柱に大木が倒れるという事故が東仙台駅付近であったので、仙台~小牛田間は2時間近く運転を見合わせることになった。唯一30分程度の遅れで運転出来ていたのは仙台空港アクセス鉄道だけで、仙台市南部に住む人たちはこの電車に殺到していた。

 

結局、東北本線と常磐線がほぼ通常の運転に戻ったのは午後7時半頃だった。いつもは午後5時過ぎには乗れる電車に電車通勤通学の人たちが乗れたのは、午後7時半頃だった。

 

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僕は仙台駅から地下鉄で通える地区に住んでおり、地下鉄は動いていたから僕自身の行動には何の問題もなかったが、でも、やはり鉄道マニアの「撮り鉄」として仙台駅のダイヤが自然災害で大きく乱れるということは1年に数回しかないことなので、その様子を撮影しに仙台駅に行った。上の動画がその動画である。電車で通勤通学している人たちは仙台駅の改札口の前に集まって、「ダイヤの乱れがしばらく続くならカラオケか喫茶店に行ってしばらく時間を潰そうか」とか、「仙台駅前で夕飯を食べておこうか」とかいう話をしていた。

 

 

午後4時40分に仙台を出発する予定だった東北本線の小牛田行き電車は、1時間半遅れでやっと発車できた。電車は全てが徐行運転をしており、上下線共に1時間に1本しか電車が来ない状況だった。こんな仙台駅の大混乱状況を見て、「今日はもっと早く会社と学校は終わりにして、社員と学生を早く家に帰すべきだった」と僕は思った。

 

youtu.be

 

こちらは見ていて本当にかわいそうだった16時41分発に仙台を出発して宮城県北の小牛田に行く予定の普通電車の乗客たちで、出発する少し前に東仙台駅付近で架線に大木が倒れてきたために仙台~小牛田間で上下線ともに不通になってしまい、結局、大木が除去されてこの電車が発車できたのは午後6時半ころだった。その間、乗客は電車の中にすし詰め状態だった。

 

普段なら仙台を18時2分に出発する特急ひたちも、大雨のせいで実際に出発できたのは、19時40分ごろだった。ひたちは約6時間かけて東京駅を越えて品川まで行くから、品川まで行ったのなら着いたのは午前1時半ごろになったと思う。それとも、途中の福島県のいわき辺りで運転を中止にしたのかもしれない。

 

このような仙台駅の帰宅ラッシュのパニックの様子を見て、「日本の会社と学校は本当に融通がきかない。今日は午前9時ころから豪雨だったのだから、会社も学校も午後2時ころには終わりにして、社員と学生をなるべく早く家に帰すようにするべきだった」と、つくづく思ったのだった。