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第二次大戦に勝つ方法、第二次大戦の真の勝利者は共産主義者

 

 

 

これはもう僕が1年以上前に書いた記事の再アップですが、第二次大戦の真の勝利者共産主義であるということについてです。

 

 

第二次大戦では戦争開始前にソ連から日本とアメリカに派遣されたスパイが政府の中枢に食い込んで、両国で「アメリカと戦うように」「日本と戦うように」と政府にアドバイスをした。その結果、自由主義国とファシズム国家が戦って、共産主義ソ連は真の勝利者となった。

 

 

下の僕のYOUTUBE動画にもアップしましたが、戦後共産主義国として生き残ったソ連自由主義国家(米英)とファシズム国家(日独伊)を戦わせて、自分たちは米英から支援を受けて勝利者になった。さらに、蒋介石の国民党軍は日本軍との戦いで疲弊していたので、戦後の中国国内での国共内戦でも毛沢東共産党軍が勝って、中国も共産主義国になった。さらに、ソ連軍は東ヨーロッパも占領して、1991年にソ連が崩壊するまでは東ヨーロッパはソ連の影響下にあった。こうしてみると、第二次大戦の真の勝利者スターリンを中心とした共産主義国である。今でも中国は共産主義国であり、プーチン大統領ウクライナ戦争でロシアをソ連に戻そうとしている。共産主義は下手をすると第二次大戦で消えそうだったが、今でも強大な勢力を維持している。

 

この僕のYOUTUBE動画で、詳しく説明をしている。

 

youtu.be

 

これは自衛隊で空将にまでなった田母神さんも言っていたことであるが、「第二次大戦で米英ソの連合軍と日独伊の枢軸軍が戦ったのは、ソ連を総本山とするコミンテルンの陰謀だった」ということである。そもそも、資本主義のボスのアメリカと、共産主義のボスのソ連が同盟して連合軍を構成したこと自体が奇妙だった。 ナチスドイツが第二次大戦前にオーストリアチェコを強引に併合して、1939年9月にドイツがポーランドを侵略してポーランドという国がドイツとソ連によって分割されても、イギリス軍とフランス軍はなかなかドイツを攻撃しようとしなかった。なぜ、攻撃しなかったのか?それは英仏は真の敵は共産主義ソ連であり、ヒトラーナチスドイツが何をしようとも、少なくともドイツはソ連を止める防波堤の役目になるはずと楽観していた。その楽観が間違いであったことに気づいた時には、既にドイツ軍はフランス領内へと機甲部隊を進めており、フランスはあっという間に降伏した。

 

日本では尾崎秀実、ゾルゲというソ連共産主義に洗脳されたスパイが暗躍しており、特に尾崎は東大大学院卒で日本語と中国語がしゃべれるということから、30代の若さで朝日新聞の編集長、近衛内閣の嘱託となり、「蒋介石の中国軍と断固戦うべきだ」と近衛に進言を続けて、日本軍と蒋介石の国民党軍を泥沼の戦争に引き入れた。これで、助かったのが毛沢東中国共産党軍と、スターリンソ連である。 その後も尾崎は「南進論」を近衛に進言して日本軍と米英軍を戦わせて、毛沢東中国共産党ソ連を助けることに成功したのだった。そして、中国は今も共産党支配であり、ロシアのプーチンはまたソ連に戻そうとしている。つまり、共産主義大国こそが第二次大戦の真の勝者だった。

 

 

日本が真珠湾攻撃をして第二次大戦を始めたのはヨーロッパでナチスドイツ軍が勝つことを前提としており、日本独力で米英に勝つプランはなかった。だから、ドイツ軍が東部戦線のスターリングラードとクルスクの戦いで負けて敗色濃厚となった時点で、日本の敗戦もほぼ決まってしまった。

 

 

 

こちらは日本が第二次大戦に勝つためには、ナチスドイツ軍がヨーロッパでイギリス軍とソ連軍に勝つことを前提として戦争を始めたという動画。

 

youtu.be

 

この事実はある程度第二次大戦に詳しい軍事マニアなら、当然ながら知っているでしょう。 1940年6月にドイツ軍がたったの1ヵ月半でフランスを降伏させて、イギリス本土航空戦には負けたものの、ヨーロッパのほとんどがナチスドイツが占領しているか同盟国という状況を見て、日本は1940年9月に日独伊と軍事同盟を結んだ。 その後、ナチスドイツは1941年6月に突然ソ連を攻めたので、これには日本はびっくりしたが、10月末にはドイツ軍がモスクワ付近まで迫ったのを見て、「ナチスドイツはヨーロッパでイギリスにもソ連にも勝つ」という結論に達した。それで、「ヨーロッパではドイツが勝つから、米英と戦っても負けることはない」と信じて、米英と開戦することに決めた。

 

これが、日本が第二次大戦に枢軸国側で参戦した理由である。 つまり簡単に言えば、日本軍にはどこまで占領すれば米英に勝てるという戦争計画はなかった。ドイツがヨーロッパで勝つことを前提として第二次大戦に参戦したのだった。

 

一番初めにも書いたように、これらの記事は1年半ほど前に一度書いたことがありますが、最近僕のブログの読者になった方々もいるので、再アップしました。